犬の寝相からわかること
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まずは、犬の寝相からわかることをご紹介します。
言葉を話すことができない犬だからこそ、寝相についてもチェックしてみましょう。
犬の気持ちがわかる
これは確実というわけではありませんが、犬の寝相である程度いま考えている気持ちがわかると言われています。
犬は1日の半分以上を寝て過ごす動物で、子犬やシニア犬ともなれば、1日18時間以上寝ることもあります。
そのときに犬がリラックスしているのか、ストレスが溜まっているのか、現在の犬の気持ちがわかる目安としてチェックしてみるのも良いでしょう。
犬の体調がわかる
寝相は、現在の体調もわかると考えられます。
言葉を話すことができない犬だからこそ、寝相で体調管理をしてみるのも良いかもしれません。
特に病気の場合は、早期発見が完治に繋がることも多いため、シニア犬を飼っている人は愛犬の寝相をこまめにチェックすることをおすすめします。
犬が苦しそうな姿勢で寝ているのは大丈夫?
犬は、「そんな寝相で苦しくないの?」と飼い主が感じる姿勢で寝ていることもあります。
当然ながら何かに挟まっているなど、身体を自由に動かせない姿勢であれば苦しいでしょうが、そうでない場合は特に苦しさは感じていないはずです。
犬が犬用ベッドなど広々とした場所で苦しそうな姿勢で寝ていても、心配する必要はありません。
寝相別でわかる犬の気持ち・体調
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次に、犬の寝相でわかる気持ちや体調を解説します。
ひとつの目安として、愛犬の寝相もチェックしてみましょう。
丸まって寝る
犬が丸まって寝るのは、もっともオーソドックスな寝相です。
丸まって寝ることで、外敵から内臓を守りつつしっかりと身体を温めることができます。
この寝相は、犬がリラックスしているときに見せるでしょう。
しかし、犬が暖かい環境でも寒そうに丸まって寝ているときは、緊張しているのかもしれません。
脱力している
犬が足をだらんと投げ出して寝ているときは、リラックスしている証拠です。
寝ている環境が気温や湿度ともにちょうど良く、きちんと身体を休ませることができているのでしょう。
特に横向きで脱力して寝ているときは、熟睡していることが考えられます。
仰向けで寝ている、いわゆるへそ天と呼ばれる寝相も、まわりにまったく警戒心を抱いておらずに、安心しているのでしょう。
しかし、一見リラックスしているように見えても、脱力しながら足を開いていたり呼吸が荒くなったりしている場合には、暑さで体調不良を起こしているサインかもしれません。
室温が高くなっていないかを確認して、クーラーなどで適温といわれる26℃前後に湿度を調節してあげる必要があります。
うつ伏せ
犬の寝相でうつ伏せになっているのは、警戒のサインです。
うつ伏せはいつでも起き上がって動ける姿勢であるため、生活環境に不安を感じているのかもしれません。
引っ越しをしたばかりで環境に慣れていない、近所で工事など大きな音が聞こえるなど、何か不安に感じているときは、うつ伏せで寝ることがあります。
特に、伏せの姿勢で寝ているときは、犬がまったくリラックスできていないサインなので、早めに安心できる環境づくりをしてあげなければなりません。
祈りのポーズ
犬が前足を伸ばして腰を上げた、祈っているような姿勢で寝ている場合は要注意です。
祈りのポーズは犬が腹痛を感じているときにみられ、膵炎などの病気が疑われます。
万が一のことも踏まえて、少しでも早く動物病院へ連れて行くと良いでしょう。
冬におすすめの犬用ベッド4選
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最後に、おすすめの犬用ベッドをご紹介します。
特に、寒くなる冬には温かいベッドを用意してあげましょう。
ふんわりとろける 可愛いペットベッド
犬がリラックスできる、丸型の犬用ベッドです。
柔らかいシャギー素材で、長時間寝ても快適でしょう。
底面は滑り止め加工がされているため、安定感も抜群です。
EMME ペットベッド
大人が座っても床づきしないほど、しっかりとした素材と製法で作られている犬用ベッドです。
リバーシブル素材になっているため、季節や犬種によって使い分けることができます。
さまざまなカラーが用意されているため、部屋のインテリアに合わせて選ぶと良いでしょう。
冬におすすめの犬用ベッド(3)ドーム型ベッド
犬が安心して寝ることができる、ドーム型のベッドです。
中にはふわふわのクッションが敷かれており、リラックスできます。
表面はボア生地、内側はフランネル生地を使用した、温かいベッドです。
ペット用ラージマット
PP綿がたっぷりと入った、ふわふわの犬用ベッドです。
起毛生地とベロア生地のリバーシブルになっており、寒い時期に使い分けができます。
カバーは取り外して洗濯することが可能なので、いつでも清潔なベッドで犬に寝てもらうことができるでしょう。
犬の寝相で気持ちと体調がわかる
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犬の寝相で、ある程度は気持ちや体調がわかります。
脱力していればリラックスしている証拠ですし、緊張しているときはうつ伏せでいつでも身体を動かせる姿勢になっているはずです。
もちろん寝相はひとつの目安にしかなりませんが、いつもと違う寝相になっているときは、少し気を付けて犬のことを観察してみると良いでしょう。
1日の大半を寝て過ごす犬だからこそ、寝相で気が付くこともあります。
KKHOME(参照日:2022-10-18)
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life choice 寝具厳選館(参照日:2022-10-18)
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地球問屋(参照日:2022-10-18)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。