【日本でも大人気なあの犬種も!?】イギリスを原産国とする犬種6選

近年、日本のペットショップでもさまざまな犬種を目にする機会が多くなりました。そのなかでも、私たち日本人の間で高い人気を誇るのがイギリス原産の犬種です。そこで今回は、イギリス原産の人気犬種を6種類ご紹介します。 2022年09月19日作成

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日本で人気なあの犬種も実はイギリス出身!

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イギリスを原産とする犬種には、日本でも大人気なあのワンちゃんたちが含まれています。どんな犬種がイギリスから日本にやってきたのか、この機会に覚えていってくださいね!

イギリス原産の犬種① コーギー

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【基本データ】
原産国:イギリス
体高:雄雌ともに20~30cm
体重:8~12kg
毛色:レッド、セーブル、フォーン、ブラック&タン など
   単色のほかに、足や胸、額にホワイトの模様が入っていることもある

コーギーの歴史

日本でも人気の高いコーギーですが、正式名称は「ウェルシュ・コーギー・ペングローブ」です。
ウェルシュ・コーギー・ペングローブの他に、ウェルシュ・コーギー・カーディガンという犬種も存在します。

コーギーの正確な出自ははっきりとしていませんが、およそ12世紀ごろに当時のイングランド王ヘンリー1世に招かれたチャンネル諸島の島民が連れてきた犬が起源として有力だそうです。
牧畜犬として活躍し、ヘンリー2世のペットになった後も繁殖、改良が加えられ、現在のペンブローク種の原型となりました。

現代に至るまで英国王室の人々に愛され、『王室の犬』とも呼ばれ親しまれています。
あのエリザベス女王もコーギー好きとして知られており、在位70年間の中で30匹以上のコーギーと共に暮らしていました。

コーギーの特徴・性格

コーギーはもともとは牧畜犬なので、多くの運動量を必要とします。散歩やドッグランなど、積極的に外に連れ出して一緒に遊んであげると良いでしょう。

短毛種ですが、厚いダブルコートをしているので、こまめなブラッシングやシャンプーが必要となります。

性格は好奇心旺盛で活発な個体が多く、フレンドリーで人間も大好きなので、たくさんコミュニケーションをとってあげましょう。

イギリス原産の犬種② ボーダー・コリー

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【基本データ】
原産国:イギリス
体高:雄雌ともに53cm程度
体重:14~22kg
毛色:ホワイト、ブラック、ブルー、レッド、ブルーマール、ライラック、ブリンドル、チョコレート、栃栗毛、セーブル・マール、ゴールド など

ボーダー・コリーの歴史

ボーダー・コリーは、スコットランドのボーダー地方を原産とする牧羊犬です。その祖先犬は8世紀後半から11世紀にかけて活動していたバイキングがイギリスに持ち込んだ牧畜犬だといわれています。

その後、スコットランドに土着していた牧羊犬との交配が進み、スタンダード(犬種標準)が確立したのは1906年です。そこから少しずつ時間をかけ、1915年に正式名称としてのボーダー・コリーが採用され、1976年になってようやくイギリス原産の犬種として認定されました。

ボーダー・コリーの名前の由来は、スコットランドとイングランドの辺境を意味する「ボーダー」と、スコットランドの方言である「コリー(牧羊犬の意味)」からきているようです。

ボーダー・コリーの特徴・性格

全犬種のなかで最も賢いとされ、1000個以上の単語を理解できるよう訓練された個体もいます。

聡明でおとなしく飼い主の指示に忠実な性格をしており、人間との活動を好む傾向にあります。

行動的な個体が多いため日頃の運動量がそれなりに必要です。また、被毛ケアの観点からブラッシングは毎日するのがおすすめです。

イギリス原産の犬種③ ゴールデン・レトリーバー

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【基本データ】
原産国:イギリス
体高:雄:56~61cm 雌:51~56cm
体重:29kg~34kg
毛色:ゴールデン、ダーク・ゴールド、クリーム、ライト・ゴールド など

ゴールデン・レトリーバーの歴史

19世紀に入るまでのゴールデン・レトリーバーに関する詳しい歴史は現在でも不明です。一説によると、ニューファンドランドとウェイビー・コーテッドレトリバーから誕生した長毛の犬を基礎とし、そこからさまざまな交配を重ね現在の姿になったと考えられています。

もとは水鳥猟のお供として、ハンターが撃ち落とした獲物を回収する役割を担っていました。

ゴールデン・レトリーバーという名前の由来は、黄金に輝く被毛を意味する「ゴールデン」と、水鳥を回収する役割を担っていた点から、回収するという意味を持つ英語の「レトリーブ(retrieve)」を足してできています。

ゴールデン・レトリーバーの特徴・性格

大柄でたくましい体型をしており、防水性の高い密集した被毛で体が覆われています。かわいらしいたれ耳とアーモンドの形をした瞳が特徴的な犬種です。

穏やかで洞察力があり、人間だけでなくほかの動物に対してもフレンドリーな性格をしています。少し子供っぽいところがあるため、はしゃぎすぎないようしつけできれば、子供の良き遊び相手になってくれます。

イギリス原産の犬種④ ラブラドール・レトリバー

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【基本データ】
原産国:イギリス
体高:雄:56~57cm 雌:54~56cm
体重:29kg~34kg
毛色:黒、チョコレート、イエロー など

ラブラドール・レトリバーの歴史

ラブラドール・レトリバーはイギリスで発展した犬種ですが、もとはカナダのラブラドール地方が原点にあると考えられています。

16世紀になると、イングランドからニューファンドランド島へ移住した人々が飼育していた使役犬と、土着のフィンランド犬とが交配し、ラブラドール・レトリバーの祖先にあたるセント・ジョンズ・レトリバーが創出されました。

その後、セント・ジョンズ・レトリバーの高い能力に目をつけたイングランドの貴族によって改良が施され現在の姿の基礎となりました。

ラブラドール・レトリバーという名前の由来は、カナダのラブラドール地方から移入して改良されたことをあらわす「ラブラドール」と、猟犬として獲物の回収を担当していた点から、回収を意味する「レトリーブ(retrieve)」を取って命名されたといわれています。

ラブラドール・レトリバーの特徴・性格

「カワウソの尻尾」と呼ばれる根元から太い尻尾を持っており、全体的に筋肉質な体型をしています。

盲導犬や聴導犬など、人間を補佐する立場として用いられるほど穏やかで優しい性格のため、家庭での飼育にも適した犬種です。

イギリス原産の犬種⑤ ヨークシャー・テリア

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【基本データ】
原産国:イギリス
体高:雌雄ともに15~18cm程度
体重:3.2kgまで
毛色:ブラック&タン、ブラック&ゴールド、ブルー&タン、ブルー&ゴールド など

ヨークシャー・テリアの歴史

ヨークシャー・テリアは犬種としての歴史が浅く、その起源は19世紀ごろのことです。イギリスの工業地帯であるヨークシャー地方でネズミを捕獲するために創出された犬種であり、当時は現在のような小柄な体型ではなく、5kgを超える個体もいたようです。

その後、スカイテリア、マンチェスターテリア、ウォーターサイドテリア、マルチーズといった犬種との交配が行われ、現在の小型化された姿が定着していきました。

ヨークシャー・テリアは「ブロークン・ヘアード・スコッチ・オア・ヨークシャー・テリア」という名称で呼ばれていましたが、あまりにも長すぎるため、のちに「ヨークシャー・テリア」へ変更されました。

ヨークシャー・テリアの特徴・性格

「ヨーキー」という愛称で世界的に人気の高い愛玩犬の一種であり、小柄な体型と美しい長毛を持ち、キラキラと光る丸い瞳が特徴的です。

活発で用心深い性格をしており、縄張り意識が強い個体が多いようです。甘やかしてしまうと、吠え癖などがついてしまうため、日頃からしっかりとしたしつけが必要です。

イギリス原産の犬種⑥ ビーグル

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【基本データ】
原産国:イギリス
体高:雄:36~40 cm 雌:33~38 cm
体重:7kg~12kg
毛色:レモン&ホワイト、トライカラー、ホワイト&タン、ブラウン&ホワイト、オレンジ&ホワイト、レッド&ホワイト など

ビーグルの歴史

ビーグルは紀元前からギリシアでウサギ狩りに用いられていたハウンド犬を祖先に持つ犬種だといわれています。

その後、イギリスにわたったビーグルの祖先犬はエリザベス一世やヘンリー7世などに愛されるようになり、そこから品種改良が急速に進んでいきました。

1890年、正式にイギリス原産の犬種として登録され現在に至っています。

ビーグルの名前の由来には諸説あり、フランス語で口を大きく開けたという意味を持つ「bégueule」や、ケルト語で小さいを表す「Beag」など、さまざまな説がささやかれています。

ビーグルの特徴・性格

世界的に有名なキャラクターである「スヌーピー」のモデルとなった犬種であり、大きな垂れ耳が特徴的です。

好奇心旺盛で活発な性格をしており、もともと集団で狩りを行っていたことから、協調性に優れた側面も持っています。

短毛種かつ小柄であるため飼育しやすい犬種といわれるビーグルですが、体に似合わず想像以上に大きな声で吠えます。飼育する際は、騒音による近隣トラブルが発生しないよう工夫が求められます。

あなたの愛犬もイギリスにルーツを持っているかも!

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今回ご紹介した犬種は日本でも知名度の高いものばかりでしたが、それ以外にもイギリス原産の犬種はたくさんいます。

あなたの愛犬はどこの国のルーツを持っているのでしょうか?もしかするとイギリス原産の犬種かもしれませんので、この機会にぜひ調べてみてくださいね!

著者情報

U.SHOHEI

父親が犬のブリーダーをしていたこともあり子どもの頃から犬に囲まれた生活を送る。

現在は趣味の動物園・水族館めぐりから得た知識をもとに幅広く動物に関する記事の執筆をおこなっている。

得意な生物は、犬・猫・海洋生物・エキゾチックアニマル。

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