犬が運動不足の時にみられる症状とは？運動不足の解消法やおすすめのおもちゃ4選

犬は犬種ごとに適切な運動量が異なります。運動時間が30分程度でも問題ない犬もいれば1時間以上連れ出す必要がある犬もいます。そのため、気が付かないうちに運動不足の状態になっていることがあります。
ここでは、犬が運動不足の時の症状についてご紹介します。

犬は運動不足になると、ストレスによって問題行動が増えるようになります。例えば、攻撃的な性格になったり、家具や壁などを傷つけたり、排泄の失敗が増えるなどです。これらがみられる原因は運動不足だけではなく、生活環境の変化や睡眠不足、不規則な生活などもあげられます。
攻撃的な性格ではないけれど、クッションやティッシュなどをビリビリにする行動も、体力が有り余ってるからみられる行動ということもあります。普段から犬の様子をしっかり観察することがおすすめです。

犬は運動不足になると、ストレスが溜まります。ストレスは犬にとって健康の敵です。ストレスが溜まると、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなります。さらに、ストレスが溜まることにより自分の体を攻撃してしまうこともあり、皮膚病を引き起こすことがあります。
犬がどれだけストレスを感じているかは、目に見えることではありません。そのため、しっかり運動時間を確保し、散歩に連れ出しましょう。

犬は運動不足になると、肥満や筋肉量の低下を引き起こします。肥満になると、体を動かすことが億劫になるだけでなく、関節や骨に負担をかけてしまいます。筋肉量の低下により、体を支えることが難しくなり、さらに運動量が減っていくという連鎖に陥ってしまう可能性が考えられます。

犬が運動不足になると、周りだけでなく飼い主にも被害が及ぶことがあります。さらに、運動不足は犬の健康の敵でもあります。適切な運動量を取ることが犬の健康のためにも大切です。
ここでは、犬の運動不足解消方法についてご紹介します。

まず、普段の散歩時間の見直しが必要です。犬の適切な散歩時間は、犬種・年齢・体格などにより異なります。
だいたいの目安として、小型犬は30分～1時間半、中型犬は1時間～2時間、大型犬は1時間半～3時間程度がおすすめです。散歩の時間は犬の体調をみながら、調節していきましょう。シニア期は運動時間を徐々に少なくしていきます。

おもちゃで遊ぶことも、運動不足の解消におすすめです。
おもちゃは室内でも自由に遊ぶことが可能です。犬と一緒に遊ぶ時間がある時はボール投げや引っ張り合い、時間がない場合はボールの中におやつを入れるなどして犬だけで遊ぶことができます。おもちゃは体を動かすだけでなく、頭を使うものもあり、ストレス発散には効果的です。

ドッグランでは犬が自由に駆け回ることができます。施設によってはしっかりリードを付けなければいけないこともありますが、散歩より自由に動き回れます。運動不足やストレス解消に最適な施設です。

犬の運動不足解消にはおもちゃがおすすめです。ボール投げのように飼い主の補助が必要なものもあれば、自由に遊ぶことができるものもあります。
ここでは、運動不足解消におすすめなおもちゃについてご紹介します。

音のなるぬいぐるみが16点セットになった商品です。思い切り遊んで楽しむことができ、壊れても他のおもちゃで代用できます。天然のコットンを編んで作られているので安心安全素材です。小型犬や子犬向きのおもちゃとなっています。

ロープのおもちゃです。室内でも室外でも遊ぶことができ、しっかり噛むためデンタルケアの効果が期待できます。ボール遊びや知育おもちゃとして遊ぶことが可能です。水洗いも可能なので、清潔に使用することができます。

にんじんの下におやつを入れて犬に探させることによって、知育効果が期待できるおもちゃです。10分の訓練で、1時間の散歩に匹敵することになるため、外で運動ができない時に最適です。1つ1つ丁寧に縫製しているため、とても丈夫です。柔らかい生地で無臭無毒で安心して使用することができます。

おやつを隠して、嗅覚を使って探して遊ぶおもちゃです。運動不足解消やストレス解消などに効果が期待できます。このマット一枚でいろんな種類の探索スポットがあり、夢中になって遊んでくれるはずです。

ここでは、運動不足の時の症状、解消法、おすすめおもちゃをご紹介しました。
運動不足は犬にとって健康の敵です。ストレスが溜まり、精神的にも肉体的にも犬を追い詰めていきます。
犬の適切な運動時間は犬種・年齢・体格などにもより異なります。そのため、愛犬にぴったりな運動時間は犬と一緒に探していくことがおすすめです。