犬の筋肉維持のメリットとは?
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筋肉には内蔵筋と骨格筋があります。内蔵筋は心臓や他の臓器に付いている筋肉で、意識的に動かすことができません。骨格筋は骨格に付いている筋肉で体を動かす筋肉です。
筋肉量は犬種により異なりますが、内蔵筋と骨格筋はどの犬にも付いています。筋肉は、生きるためには大事です。ここでは、筋肉維持のメリットについてご紹介します。
基礎代謝の向上
筋肉維持をすることにより、基礎代謝が向上します。基礎代謝は生きるだけで消費するエネルギーのことです。ダイエット効果も期待できるだけでなく、体温が上昇し、免疫力も向上すると言われています。
逆に基礎代謝が低下すると、冷え性、低血圧、低体温、便秘が起きやすくなったり、免疫力が低くなることで、病気を引き起こす可能性もあります。
体をサポートしてくれる
筋肉は体を動かすことだけでなく、心臓や他の内臓の保護、姿勢を維持、排泄のサポート、衝撃の吸収など犬が健康的な生活を送るために動いています。
筋肉量が低下すると、関節に負担がかかり、ヘルニアなどの病気を引き起こしてしまう可能性があります。
筋肉を維持するだけで健康的な生活を送れるというわけではありませんが、体を動かすためのサポートをしてくれます。
おすすめの運動って?
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犬の筋肉には、健康的な生活を送る、基礎代謝を向上させるなどの効果が期待できます。しかし、筋肉を維持するためには、単発的に運動するだけではできません。持続的に体を動かすことが大事です。
毎日の散歩
犬の筋肉を維持するためには、毎日運動することが大切です。急に長時間運動することは犬の体に負担をかけてしまうので、犬にあった散歩をしてあげましょう。
ジョギングでもいいですが、ウォーキングでも効果が期待できます。やってはいけないことは、犬の体力に見合っていない運動量を行うことです。必ず、犬の年齢、犬種、性格に合わせて、犬の様子を見ながら行いましょう。過剰な運動は、逆に、筋肉や関節を傷つけてしまい、運動ができなくなる可能性もありますので注意しましょう。
アジリティなどの運動
犬の筋肉を維持するためには、アジリティなどの体を動かす運動を取り入れることもおすすめです。
アジリティとは、犬と飼い主さんが協力してコースの障害物をクリアし、ゴールする競技です。この競技には、トンネルやハードル、ポール、シーソーなどの障害物を飼い主さんの指示でくぐり抜け、バランス良く歩く、飛び越えるなどして乗り越えていきます。全身を使うので、体を動かすことが好きな犬におすすめの競技です。
アジリティが少し難しい場合は、スワレ、マテ、フセ、タテなどのコマンドを使ってのトレーニングがおすすめです。比較的簡単にできますが、実際に連続でコマンドを出すことにより足腰を鍛えることができます。単調な運動に飽きてしまう犬もいるので、最後に大好きなおもちゃを与えるなどして工夫してあげるといいかもしれません。
スイミングエクササイズ
犬の筋肉を維持するためには、スイミングエクササイズがおすすめです。プールで泳ぐことで全身の筋肉を鍛えることができます。水中運動は関節に負担をかけることなくできる運動なので、高齢犬や関節が弱い犬にも最適です。
スイミングエクササイズは、できる場所が限られていますが、中には動物病院で取り入れていることもあります。近くのプールを探してみましょう。
犬が運動するためのアイテムご紹介
犬が運動するためのグッズはたくさん販売されています。中には、簡単にドッグランのようなものを作ることができるものもあります。
ドッグランセット
ドアとドッグランセットがセットになっているので初めて作る方におすすめの商品です。誰でも簡単に設置することができ、しっかり頑丈設計になっているので安心です。ドアからの出入りもラクラクなのも特徴の1つです。
思い切りかつ自由に運動することができるので、運動不足解消だけではなく筋肉維持にも役立ちます。自宅の庭の形状に合わせて設置することができるのでとても便利です。
ドッグアジリティ スラローム
芝生やコンクリート、カーペットでも利用することができる自立式のスラロームです。足場の支え板は交互にセットすることができ、走行の邪魔をすることはありません。ポールの角度を自由に変えることも可能なので、初めて使用する犬にも優しい作りになっています。
ドッグアジリティ ジャンプバー
どこでも使えるジャンプバーです。バーの高さは20~110cmまで自由に設定することができ、目盛り付きなのですぐに確認することができます。スラロームやトンネルなどと合わせて利用することでアジリティの練習をすることもできます。
プラー スタンダード
ヨーロッパやアメリカで人気の高いおもちゃです。レトリーブ、引っ張り合い、ジャンプ&キャッチ、水遊びなどたくさんの遊び方ができます。2個セットになっているので、壊れても安心です。
犬の筋肉はしっかり維持してあげよう
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ここでは、犬の筋肉維持のための運動やアイテムについてご紹介しました。
犬は年齢を重ねていくと筋肉量が落ちていき、そのために引き起こされる病気もあります。筋肉をしっかり維持していくことで防ぐことのできる病気もあります。
犬と一緒に運動すれば、犬とコミュニケーションを取れるだけでなく、飼い主さんの体も鍛えることができます。運動不足だと感じた時には、犬と一緒にできる運動を始めてみてはいかがでしょうか。
・メーカー直販 第一ビニール(株) (参照日:2021-02-19)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/saien-factory/
・ペッツビレッジクロス~ペット通販 (参照日:2021-02-19)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kurosu/
・雑貨のワールドピグ (参照日:2021-02-19)
https://www.rakuten.co.jp/global-wd/
著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。