犬に鹿肉を与えても大丈夫?
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まずは、犬に鹿肉を与えても大丈夫かどうかについて解説します。
また、与える際の注意点についても見ていきましょう。
犬は鹿肉を食べられる!
結論から言うと、犬は鹿肉を食べても大丈夫です。
むしろ、鹿肉は脂質が少ないため、ヘルシーで動物性たんぱく質も摂ることができる、効率の良い食材といえます。
しかし、鹿肉は野生であることが多く、与えるには注意しなければならない点もあることを覚えておきましょう。
鹿肉を与えても良い量は?
犬は肉食動物であるため、いくらでも肉を与えても良いかというと、そうではありません。
なぜなら、犬は肉食でありながら雑食である側面も持ち合わせているからです。
特に鹿肉は嗜好性が高い肉なので、与えすぎると普段食べているドッグフードを食べなくなってしまう可能性が考えられます。
そのため、目安としては、鹿肉を1~2切れ程度細かくカットしたものを与えると良いでしょう。
生肉はNG
肉の栄養素を無駄なく摂取するには、生食が一番効率的です。
しかし、生肉はO157やサルモネラ属菌などの食中毒やE型肝炎のリスクが高まります。
そのため、犬に鹿肉を与える際は、必ず火を通して与えましょう。
また、火を通す手段としては、味付けをせずに茹でることをおすすめします。
臭い鹿肉は犬に与えない
鹿肉は、狩猟した後に血抜きを行いますが、血抜きのタイミングが遅れると肉が硬くなったり臭くなったりします。
臭みのある鹿肉は、鮮度に保証ができないため、犬に与えるのはやめましょう。
腎臓疾患のある犬には与えない
鹿肉にはリンが含まれていますが、リンの含有量に対してカルシウムが少ないため、腎臓疾患のある犬には与えないほうが無難です。
もしも病気がちな犬を飼っているのであれば、一度獣医師に相談してみると良いでしょう。
鹿肉に含まれる栄養素
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次に、鹿肉に含まれる栄養素についてご紹介します。
それらの栄養素が、犬にどのようなメリットを与えるかについても解説します。
たんぱく質
どんな肉類にもたんぱく質は含まれていますが、鹿肉は低脂肪高たんぱくなのが特徴です。
たんぱく質の含有量は、鶏ささみと同様であるため、ダイエット中の犬にも効果的な食材といえます。
また、シニア犬にも良いでしょう。
ミネラル
鉄分や亜鉛、リンなどのミネラルも鹿肉には多く含まれています。
鉄分は言わずもがな、貧血対策に繋がりますし、亜鉛は皮膚や被毛の健康維持に必要な栄養素です。
また、先述もしたリンは、骨や歯を作るのに効果が期待できるため、犬には大切な栄養素です。
肉ばかりを与えていなければ腎臓に悪影響を及ぼすこともないはずなので、そこまで気にする必要もないでしょう。
カルニチン
鹿肉には、機能性成分であるカルニチンも含まれています。
L-カルニチンにはダイエット中の犬に嬉しい働きも期待できるため、効果的にダイエットに励むことができるでしょう。
ちなみに、L-カルニチンは水溶性なので、生の鹿肉を茹でた後のゆで汁もいっしょに与えることをおすすめします。
鹿肉を使用した犬用商品4選
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最後に、鹿肉を使用したドッグフードや犬用おやつをご紹介します。
生の鹿肉から調理するのに抵抗がある人は、これらの商品を与えてみてはいかがでしょうか?
DOG STANCE 鹿肉
国産の野生の鹿肉を使用した、ドッグフードです。
低温で調理しているため、鹿肉の栄養素を余すことなく摂取することができます。
また、着色料や香料、保存料は使用しておらず、安心して犬に与えることができるでしょう。

犬用 エゾ鹿生肉
鹿肉は、生肉で与えないようにしましょうと先述しましたが、このように市販で販売されているものはその限りではありません。
しっかりと鮮度や温度の管理がされているため、生肉のまま与えても問題はないでしょう。
手作りご飯やドッグフードのトッピングなど、幅広い使い方ができそうです。

ミユドラ 鹿肉ジャーキー
出来立てをすぐに出荷してくれるため、美味しさをそのまま味わうことができる鹿肉ジャーキーです。
ジャーキータイプであれば、しつけのご褒美にも使用しやすいでしょう。
また、400gの大容量タイプなので、多頭飼いをしている家庭にもおすすめです。

犬用 肉付きあばら骨
職人が、獲れたての鹿のあばら骨をひとつひとつ取り外して作っています。
鹿肉も付いているため、犬は喜んで骨を食べてくれるでしょう。
オーブントースターで5分程加熱をすることで、犬が喜ぶ乾燥スペアリブをすぐに作ることができます。

鹿肉は肉類の中でも犬にメリットが多い!
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鹿肉は、低脂肪高たんぱくであるため、犬にメリットの多い食材であるといえます。
特にダイエット中の犬は、L-カルニチンもしっかりと摂取することで、効率良くダイエットに励むことができるでしょう。
しかし、与え方には少なからず注意点があります。
生肉を与えるのは、市販で犬用として販売されているもの以外では避けたほうが良いでしょう。
菌や温度帯の管理に自信のない人は、市販の鹿肉を使用したドッグフードや犬用おやつを購入することをおすすめします。
イマココ・ストア(参照日:2022-03-12)
https://item.rakuten.co.jp/ima-coco/dsf01/
帝塚山ハウンドカム(参照日:2022-03-12)
https://item.rakuten.co.jp/ashu/tge-090826tst/
miyudora pet(参照日:2022-03-12)
https://item.rakuten.co.jp/miyudora-pet/300/
https://item.rakuten.co.jp/miyudora-pet/000109/
著者情報

けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。