猫にまつわる英語の表現をご紹介!

猫用品には海外製品が多く、パッケージや商品説明に聞きなれないカタカナや英単語がそのまま使われていることもありますよね。購入時に迷わないように、猫にまつわる英語の表現は覚えておいても損はありません。また、猫にまつわる英語のことわざもご紹介します。 2021年02月02日作成

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猫の英語表現とは?

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猫を英語で表現すると、Catですよね。これはほとんどの方が知っているのではないでしょうか。しかし、猫を表す英語表現は他にもあります。

国産で作られたキャットフードはほぼ日本語で記載されているため、英語表現で悩むことはありません。しかし、海外で作られたキャットフードを購入するか迷った際に、これはうちの猫に対応しているの?と不安になったことはありませんか。動物病院で処方される特別療法食でもカタカナ表記のものが多く、迷ってしまうこともありますよね。

慣れてしまえば、なんてことはないかもしれませんが、初めて猫を飼育した時に戸惑うこともあります。ここでは、猫にまつわる英語表現についてご紹介します。

基本的に猫はCat 

猫を英語で表現すると、基本的にはcatとなります。生物学的・医療用語ではfelineという単語が使われます。他にもpussという単語がありますが、猫ちゃん、若い娘、女、顔、口といった意味があるため、猫を英語で表現したい時にはcatの単語を利用したほうがいいかもしれませんね。

さらに、猫をライフステージ別に分ける表現があります。子猫はkitten、成猫はadult cat、シニア猫はsenior catと表現します。子猫はkitten以外にも、kittyという単語があり、kittyは猫ちゃんというような可愛らしい表現になります。

子猫はkitten、成猫はadult、シニアはseniorという表現はキャットフードでも多く見られることがあるので、とくに覚えておいたほうが良い表現です。

オス猫はmale、メス猫はfemale

キャットフードにも多い表現として、オス猫はmale(メール)、メス猫はfemale(フィメール)という単語を使用します。有名なキャットフードの中には避妊去勢が済んだあとの食事の名前に採用されています。

キャットフードで多く見られるのがdiet(ダイエット)の記載です。ダイエットと聞くと、痩せる、減量用なのかと勘違いしてしまいそうですが、キャットフードのdietは食事のことです。

体重を減少させるためのキャットフードには、メタボコントロール、体重管理用、減量用などの記載があります。間違えて購入しないように注意しましょう。

猫の体や行動にまつわる英語

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猫の体や模様、鳴き声にもたくさんの英語表記があります。ここでは、猫の体や行動にまつわる英語についてご紹介します。

猫の体の英語表現

猫の体の英語表現は人間とほとんど変わりありません。

顔はface、目はeyes、耳はears、眉はbrow、頬はcheek、鼻はnose、口はmouth、ひげはwhiskers、舌はtongue、歯はteethと表現されます。

これらの英語は、犬も猫もほとんど変わりありません。

目の色は、緑はgreen、ヘーゼルはhazel、金色はgold、カッパーはcopper、ブルーはkitten blueです。

猫の模様の英語表現

猫の模様の英語表現はたくさんあります。

トラ柄やブチ柄をtabbyと言います。茶トラはred tabby、キジトラはbrown tabby、サバトラはsilver tabby、三毛猫はtortoiseshell catと言われています。

濃いオレンジ系の茶トラはmarmalade catと表現されることもあります。

猫の鳴き声の英語表現

猫の鳴き声と一言で言っても、たくさんの鳴き声があります。ニャーという鳴き声、喉をゴロゴロ鳴らす音、唸る声などです。

ニャーという鳴き声は、meow、mew、miaow、mewlなどです。喉をゴロゴロと鳴らす音はpurr、シャーという威嚇はhissです。
猫が唸る声はyowlです。遠吠えや悲しそうな泣き声の意味もあります。
猫がギャーギャーと鳴くことは、caterwaulと英語で表現します。発情期で大きく鳴く時などに使われます。

猫にまつわることわざ英語

借りてきた猫、窮鼠猫を噛む、猫に小判、猫かぶりなど猫にまつわることわざ、故事成語はたくさんあります。探してみると、それと同じほど、猫にまつわる英語のことわざも多く見ることができます。ここでは、猫にまつわる英語のことわざについてご紹介します。

A cat may look at a king.

直訳すると、「猫でも王様を見てもいい」という意味です。これは、社会的地位や身分、性別などは関係なく、人はみな平等であるという意味も含まれています。

素敵な言葉に猫が使われているのを見ると嬉しくなりますね。

Who'll bell the cat?

直訳すると「誰が猫の首に鈴をつける?」という意味です。

これはネズミを捕まえようとする猫がいつ襲ってくるかわからず不安だけれど、猫に鈴のついた首輪をつけたのであればいつでも逃げることができるようになる。けれども、誰が猫の首に鈴をつけるの?という、大変なことをする人が誰もいない、という状況を言います。

日本では、言うは易く行うは難し、ということわざで、ほとんど同じ意味です。

A cat has nine lives.

このことわざは、猫に九生あり、という意味がありまります。日本にも同様のことわざがあり、猫には命が9回あり、何度も生まれ変わることができるという迷信から、猫はなかなか死なないという意味があります。

また、”Curiosity killed the cat.”というものもあります。直訳すると「好奇心は猫を殺す」です。命が多い好奇心旺盛な猫でも、その好奇心から命を落とすことがある、という意味で、戒めとして使われることもあります。

猫にまつわる表現はたくさんある

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ここでは、猫にまつわる英語の表現やことわざについてご紹介しました。猫にまつわる英語はキャットフードやグッズを購入する時にも見かけることがありますよね。とくに、猫の表記、成長ステージ、性別などは、覚えておくと商品を選ぶ時にも便利です。

さらに、猫の体、模様、鳴き声にもたくさんの表現があります。それだけ、人間が猫とともに暮らしてきたとも言えるでしょう。日本のことわざだけでなく、猫にまつわる英語のことわざもとても面白いため、知ってみるのも楽しいかもしれませんよ。

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

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