キャットフードの総合栄養食って?ドライタイプの総合栄養食について

キャットフードのパッケージに、総合栄養食と記載されていることがあります。
特にドライタイプに多く見られますが、総合栄養食とは何なのでしょうか?
この記事では、キャットフードに表示されている総合栄養食についてご説明します。 2021年01月15日作成

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キャットフードに表示されている総合栄養食とは?

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まずは、キャットフードに表示されている総合栄養食という意味についてご説明します。
意味を理解した上で、愛猫に与えるキャットフード選びをしましょう。

1日に必要な栄養素がすべて含まれている

総合栄養食とは、1日に必要な栄養素がすべて含まれているキャットフードのことです。
つまり、総合栄養食と水だけを与えていれば、猫の健康を維持できるということになります。
逆に総合栄養食ではないキャットフードは一般食と呼ばれ、ウェットタイプやスープタイプのものが多いです。
そのため、愛猫に与えるのであれば基本的にドライタイプであれば問題ないでしょう。

ウェットタイプよりもにおいが弱い

総合栄養食でドライタイプのキャットフードは、ウェットタイプに比べてにおいが弱いことが多いです。
なぜなら、ウェットタイプはドライタイプよりも嗜好性が高いため、味やにおいを重視しているからです。
もちろんそれで十分な栄養素が含まれていれば良いですが、残念ながら総合栄養食でなければ健康の維持の保証はできなくなってしまいます。

総合栄養食でドライタイプのキャットフードの選び方

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メインとして与えるキャットフードは、総合栄養食であることが前提です。
その上で、たくさんの種類がある中でも、どのようなものを与えれば良いのでしょうか?

ドライタイプのすべてが総合栄養食ではない

ドライタイプのキャットフードの多くは総合栄養食として販売されていますが、すべてがそうであるとは限りません。
ドライタイプのキャットフードでもスナックやクッキーなどのように、おやつとして販売されているものもあります。
そのため、ドライタイプのものを選ぶ際はかならず総合栄養食と表示されたものを選ぶようにしましょう。

良質なものを選ぶ

総合栄養食のすべてが良質なものではありません。
安価で販売されているドライタイプのキャットフードは、粗悪な原材料が使用されている可能性があります。
特にとうもろこしなどの穀物類が原材料の先頭に表示されているものには、注意が必要です。
猫は肉食動物であるため、肉を主食として食べなければ健康な身体を維持することはできません。
安価なキャットフードは、穀物類を多く使用することで原価を下げています。
たしかに穀物類が多く含まれているものであっても、満腹になりますし健康被害がないこともあるでしょう。
しかし、穀物類が多く使用されているものよりも、原材料の多くに肉や魚などの動物性たんぱくを使用しているもののほうが良質です。
健康を維持するためにも、良質なキャットフードを選ぶようにしましょう。

なるべく添加物が含まれていないものを選ぶ

キャットフードの品質を維持するために、保存料や酸化防止剤などの添加物が使用されているものがあります。
もちろん添加物のすべてが悪いわけではありませんが、添加物が猫の目ヤニなどの原因となることもあるでしょう。
そのため、可能な限り添加物を使用していないものをおすすめします。

総合栄養食でドライタイプのキャットフードのおすすめ4選

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最後に、総合栄養食でドライタイプのキャットフードのおすすめをご紹介します。
たくさんの種類があってどれを選べば良いかわからないと迷っている人は、購入時の参考にしてみてはいかがでしょうか?

ナチュラルバランス ウルトラプレミアムリデュースカロリーフォーミュラ

シニア猫や肥満気味などのカロリーコントロールが必要な猫におすすめの総合栄養食が、このキャットフードです。
味やにおいなどの嗜好性を保ちつつ脂肪分を減らすことで、体重をベストな状態に導いてくれます。
ダイエットのためのキャットフードですが、総合栄養食として健康維持に必要な栄養素をしっかりとカバーしてくれるでしょう。


ナチュラルバランス ウルトラプレミアムリデュースカロリーフォーミュラ

HALO エイジングケア7+ 天然サーモン グレインフリー

アレルギーに悩む猫に配慮されたキャットフードです。
穀物類や小麦は一切使用しておらず、良質なたんぱく質をしっかりと摂取することができます。
天然サーモンをふんだんに使用しているため、食いつきも良いはずです。


HALO エイジングケア7+ 天然サーモン グレインフリー

ハッピーキャット ドライフード センシティブ

あっさりとした味でありながら、コクも感じられるキャットフードです。
新鮮な魚や鶏肉、ポテトやいちじくなどをバランス良く配合しています。
このキャットフードも穀物類を一切使用していないため、アレルギーに悩む猫にもおすすめです。


ハッピーキャット ドライフード センシティブ

ナチュラルバランス ホールボディヘルス キャットフード

猫の生涯の健康を願い開発された、プレミアムフードです。
さまざまな食材をバランス良く配合しているため、健康的な筋肉や骨の発達をサポートしてくれます。
また、大豆や卵、乳製品やとうもろこしなどのアレルギーの原因となる食材は一切使用していないため、いままでアレルギーに悩まされてきた猫にも問題なく与えることができるかもしれません。


ナチュラルバランス ホールボディヘルス キャットフード

猫の健康維持は総合栄養食のキャットフードで!

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キャットフードは、ドライタイプの総合栄養食を与えることが一番オーソドックスです。
ウェットフードでも総合栄養食はありますが、品質維持が難しいため、ドライタイプのものをおすすめします。
愛猫の健康を維持するためにも、かならず総合栄養食と表示されたものを選ぶようにしましょう。

参考サイト

アムリット動物長生き研究所(参照日:2020-12-15)
https://item.rakuten.co.jp/nickswan/cd081/

わんにゃんStyle(参照日:2020-12-15)
https://item.rakuten.co.jp/higopet/02500852/

56nyan(参照日:2020-12-15)
https://item.rakuten.co.jp/56nyan/7u011-002/

Join us(参照日:2020-12-15)
https://item.rakuten.co.jp/joinus/10000039/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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