犬のフードの切り替え方法
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犬のフードの切り替え方法についてご説明します。
愛犬により食事の時間が好きになってもらえるように、スムーズな切り替えを心がけましょう。
新しいフードを2~3割程度混ぜて与える
犬のフードを切り替えるときは、徐々に新しいフードに慣らすことが大切です。
そのため、まずはいままで与えていたフードを7~8割、新しいフードを2~3割程度の割合で混ぜて与えます。
これは最初の2日程度行い、犬の身体に新しいフードを馴染ませていきましょう。
新しいフードを5割混ぜて与える
犬が新しいフードを2割程度混ぜたものを与えても身体に異常が見られなかった場合は、次のステップに進みましょう。
次は、いままで与えていたフードと新しいフードを5割ずつ与えてみます。
これも同様に2日程度行い、その後下痢や嘔吐などが見られないかをチェックしていきます。
新しいフードを7~8割混ぜて与える
ここまでくればもう問題はないでしょうが、念のため新しいフードを7~8割程度混ぜて与えます。
これも2日程度続け、犬が体調不良にならないかを観察していきましょう。
さらにここでも問題がないようであれば、次回からはすべて新しいフードを与えても問題はないといえます。
このように、犬のフードの切り替えは約一週間をかけて慎重に行いましょう。
胃腸が弱い犬は整腸剤を与える
胃腸が弱い犬は、フードを切り替えることですぐに下痢をしてしまうことがあります。
そういった場合は、フードの切り替えのタイミングと合わせて整腸剤を与えながら切り替えを行いましょう。
ただし、整腸剤は獣医師と相談した上で与えるようにしてください。
犬のフードの切り替えを行う際の注意点
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コロコロとフードを切り替えると、犬の胃腸に負担がかかってしまうので、慎重に行う必要があります。
犬のフードの切り替えを行う際の注意点についてご紹介します。
切り替えに失敗したときはフードを変える
犬のフードの切り替えに失敗したときは、フード自体が犬の身体に合っていない可能性があります。
そのため、別のフードを与えるようにすると良いかもしれません。
別のフードに変えることで、スムーズに切り替えができることもあります。
何度も切り替えに失敗する場合は、一度獣医師に相談してみましょう。
たんぱく質をチェックする
犬のフードを切り替えるときは、基本的にいま与えているものよりも良いフードを与えるはずです。
特にチェックしたいのが、たんぱく質です。
たんぱく質の含有量はもちろん、たんぱく質の原材料が変わる場合には注意しなければなりません。
例えば肉類のものから魚類ものに変えて体調が悪くなってしまった場合には、それが身体に合わない可能性もあります。
逆にいままでの原材料が身体に合っておらず、原材料を変えたら体調が良くなることもあるでしょう。
一度でも下痢や嘔吐が見られたら時間をかける
もしもフードの切り替え時に、一度でも下痢や嘔吐が見られた場合には、さらに時間をかけて切り替えを行いましょう。
2日ごとに新しいフードを切り替えて体調不良が見られるのであれば、その期間を4~5日に延ばします。
2~3週間の期間でフードの切り替えを行うことで、下痢や嘔吐の可能性は低くなるでしょう。
切り替え時におすすめのドッグフード4選
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犬のフードの切り替えを検討するときは、犬が成長したときや、より良いフードを与えたくなったときでしょう。
そこで、切り替え時におすすめするドッグフードをご紹介します。
切り替え時におすすめのドッグフード(1)Kia Ora ビーフ サーモン
犬の健康に必要な原材料のみの配合にこだわって作られたドッグフードです。
良質な肉や魚を、多く配合しています。
肉原料は自然放牧で育ち、薬剤を使用していないため安心して犬に与えることができるでしょう。
また、穀物類を使用していないため、アレルギーに悩んでいる犬にもおすすめです。
切り替え時におすすめのドッグフード(2)ドッグフード工房
人が食べる食材のみを使用した、無添加のドッグフードです。
新鮮な生の食材をドッグフードにしているため、犬の食いつきが良くなることが期待できます。
鶏肉、馬肉、鹿肉、そして野菜の4種類から選ぶことができるため、フードの切り替えを試してみたい人には特におすすめのドッグフードといえるでしょう。
切り替え時におすすめのドッグフード(3)無添加ドッグフード安心
犬の栄養学を基に、理想的な栄養バランスを追求したドッグフードです。
一般的なドッグフードよりも少量の給餌量で済むため、犬の身体にも負担がかかりにくいでしょう。
人が食べられる食用生肉を牛肉や豚肉、魚などを多種に使用することで、フードローテーションをする手間も省けます。
さまざまなたんぱく質を摂取できるため、アレルギーに強い身体を目指すことができるでしょう。
切り替え時におすすめのドッグフード(4)ブリスミックス ラム肉
フレッシュ原料を使用しているため、素材本来の味やにおいを損なうことなく犬は食事を楽しむことができます。
また、アレルギーの原因になりやすい肉副産物や人口保存料、着色料は使用していません。
消化が苦手な小麦、大豆、とうもろこしも不使用であるため、犬に安心して与えることができるでしょう。
犬の負担にならないようなフードの切り替えをしよう
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フードの切り替えは、犬の身体に少なからず負担がかかります。
私たち飼い主のできることは、なるべく犬の負担にならないようなフードの切り替えです。
そのため、時間をかけて切り替えを行い、もし下痢や嘔吐などの体調不良が見られる場合には、切り替えをやめたり、病院につれていくようにしましょう。
わんぱく(参照日:2020-09-03)
https://item.rakuten.co.jp/wanpaku-izukougen/kiao-b900/
https://item.rakuten.co.jp/wanpaku-izukougen/bm-r-m13/
ドッグフード工房(参照日:2020-09-03)
https://item.rakuten.co.jp/dogfood-koubou/10000037/
無添加ペットフード安心(参照日:2020-09-03)
https://item.rakuten.co.jp/anshin-pet/d-s/
著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。