キンクマハムスターと小型ハムスターの違いとは?
https://www.shutterstock.com
キンクマハムスターの特徴は、ジャンガリアンジャムスターなどのドワーフハムスターと比べて圧倒的に体が大きいこと。
しかし、意外にも体が小さなジャンガリアンなどのドワーフハムスターよりタンパク質や脂質の摂取量は少なめでOKです。 なるべく植物性の成分が多い餌を選んであげましょう。
また、キンクマハムスターはジャンガリアンと違ってトイレを覚えます。ケージの隅に砂入りのトイレを設置してあげるとほぼ必ずそこで排尿するようになり、掃除が楽という特徴も。
大きなフードを両手で持ってガリガリ囓ったり、植物の種の皮をうまく割って中を食べたりするなど、食べる姿もかわいいキンクマハムスターは、ジャンガリアンよりも人に懐きやすいハムスターです。餌をうまく使って絆を深めていきましょう。
キンクマハムスターにオススメの餌5選!
残念なことに、エキゾチックアニマルに分類されるハムスターを診てくれる獣医師は犬猫ほど多くありません。
そのため、質の良いフードを食べさせてあげて日常的に健康に気を配りましょう。
ここでは、キンクマハムスターにおすすめのフードを紹介します。
キンクマハムスターにオススメの餌(1) ハムスタープレミアムフード
画像出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/aeonpet/
キンクマハムスターが両手で持ってガリガリと囓るのにちょうどいい大きさの丸いドライフードです。
日本製で、着色料や保存料が使われていない点もおすすめポイントです。
ハムスターというと、ついつい植物の種子を与えてしまいがちですが、肥満の原因になるので与えすぎは厳禁です。このドライフードはタンパク質や脂質、ミネラル類がバランス良く含まれているので、日常的に食べさせる餌に適しています。
キンクマハムスターにオススメの餌(2) GEX 彩食健美 ハムスターブレンド
画像出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/chanet/
こちらの餌は日本産のドライタイプで、着色料や保存料が使われていない点もおすすめのポイントです。
キンクマハムスターは歯が一生伸び続けるため、日常的に物を囓って歯を磨り減らす必要があります。こちらの餌は、その特性をフォローするのにちょうどいい形状・固さになっています。食欲をそそる香りに仕上がっていて、キンクマハムスターの食いつきがいいのも特徴。
栄養バランスもいいので、日常的に与えておけばおやつは不要です。
キンクマハムスターにオススメの餌(3) ハムスタープラス ダイエットメンテナンス
画像出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/aquapet/
ハムスターといえば、ひまわりの種。そう思って植物の種子をメインで食べさせる方も多いでしょう。
しかし、植物の種子には脂質が多く含まれていて、肥満の原因になることも。「ちょっと体重が気になるなぁ」と思ったら、こちらのダイエットフードを試してみてください。
極端にカロリーが低い訳ではありませんが、脂質が少なめの種子を利用し、昆虫類をタンパク源としたバランスの良い餌です。脂質の多い美味しい種子を食べ慣れたキンクマハムスターだと、最初は食いつきが良くないかもしれませんが、少しずつ与える量を増やし、徐々に置き換えていくようにしてください。
キンクマハムスターにオススメの餌(4) ハッピーホリデイ NEWナチュラルラックス
画像出典:https://www.rakuten.co.jp/fujix/
たくさんの種類の種が入った商品で、種が大好きなキンクマハムスター向けのドライフードです。
野生で生きているときのように皮を剥いて食べる楽しみが存分に味わえます。
ただ、植物の種が多い分、食べさせすぎると肥満の心配が。キンクマハムスターは美味しい食べ物を覚えると、そればかり欲しがることがあります。
そのため、ペレットタイプの餌に混ぜたり、数日に一度食べさせたりするのがおすすめ。この餌だけを毎日大量に食べさせるのは避けた方が良さそうです。
キンクマハムスターにオススメの餌(5) ニッパイ ハムスターヘルシープレミアムハード
画像出典:https://www.rakuten.ne.jp/gold/aquapet/
こちらは粒が小さめで、ガリガリ囓るのに適した固さの餌です。
大きめのキンクマハムスターには、粒が小さく感じられるかもしれませんが、子どもやシニアのハムスターにはちょうどいいサイズ。
種ばかり食べていたキンクマハムスターだと物足りない気がして、なかなか食いつかないこともありますが、根気よく置き換えていくと徐々に食べるようになります。
キンクマハムスターをよく観察して選んであげよう
キンクマハムスターは体が大きく、パワフルでよく動くハムスターですが、比較的タンパク質や脂質の摂取量は抑えめで大丈夫。植物由来のフードをメインに食べさせてあげましょう。
大きなものをガリガリと囓るのが好きなタイプ、低脂質の種子をたくさん食べたいタイプ、小さなペレットを囓りたいタイプなど、キンクマハムスターによって好みが違います。
ダイエットをしたり、便の状態を見て消化吸収がいいものを選んだり、食いつきの良さで選んだりするなど、体型や好みに合わせてドライフードを選んであげてくださいね。
イオンペット楽天市場店 (参照日:2019-02-06)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/aeonpet/
charm 楽天市場店 (参照日:2019-02-06)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/chanet/
アクアペットサービス (参照日:2019-02-06)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/aquapet/
フジックス (参照日:2019-02-06)
https://www.rakuten.co.jp/fujix/
著者情報
須永智尋
ペットフードや動物の輸出入の仕事に獣医師と共に10年以上従事。
小動物看護士、小動物介護士、ドッグシッターの資格を持っており、ペットの飼養管理、しつけ、介護などに関するアドバイザーをしています。