好きなフルーツ上位に位置するいちご!露地栽培の場合の旬は6月、ハウス栽培では12月~3月が旬です。ちょうどクリスマスの時期が一番おいしいといわれています。そんなおいしいいちごを愛犬に食べさせたいと思っている飼い主さんは多いのではないでしょうか。しかし犬にいちごを食べさせても大丈夫?と不安に思う飼い主さんのためにこの記事では、いちごの栄養や与え方、注意点を解説します。
いちごの栄養やメリットは?
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大変おいしいいちごですが犬はいちごを食べても大丈夫なのでしょうか。そもそもいちごに含まれる栄養素は何なのでしょうか?ここではいちごの栄養やいちごを与えた時のメリットを解説します。
いちごの栄養素
いちごは成分としては「ビタミンC」や「葉酸」が多く含まれています。そのほかには「炭水化物」「食物繊維」「カリウム」「ミネラル」などです。
いちごを与えた時のメリット
いちごに多く含まれている「ビタミンC」は体の成長を助け、健康な皮膚を維持してくれます。また、いちごに含まれている「カリウム」は体内にある余分な「ナトリウム」を排出する効能があります。可溶性食物繊維のペクチンは腸内環境を整えるといわれています。
いちごを与える際に気を付けなければいけない点
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いちごは栄養もあり甘酸っぱく嗜好性も強いので、犬も好んで食べるようになると思われます。しかしいちごを与えるにはきを付けなければいけない注意点があります。ここではいちごを犬に与える際の注意点や、与える量、与え方を解説します。
注意点
いちごの成分の炭水化物にはキシリトールが含まれていますが、このキシリトールが問題となります。キシリトールは大量に摂取すると、犬の体内で大量にインスリンが分泌されます。そのことにより低血糖を引き起こし、肝機能の異常になる危険性があります。間機能不全になると嘔吐、下痢、けいれんなど中毒症状が現れます。しかし危険なのは大量に摂取した場合なので、摂取量さえ守れば犬にいちごを与えても問題はありません。
いちごには食物繊維が多く含まれています。そのために食べ過ぎてしまうと犬によっては下痢になってしまう場合もあります。
果実や野菜全般にいえるのですが犬によってはいちごにアレルギーがある場合があります。症状は嘔吐や皮膚の痒みなどです。症状が出た場合は動物病院に受診しましょう。
与える量の目安
いちごを犬に与える際の量の目安ですが、体重が5kgの犬にいちご半個分でしたら問題ないでしょう。しかし小型犬や超小型犬ですと体が小さい分キシリトールの影響が強いことがありますので注意が必要です。
与え方
やはり与える量に気を付けなければいけません。へたは取って与えるようにします。また無添加のフリーズドライであれば持ち運べて保存もできるので与えても問題ありません。
甘酸っぱくておいしいいちご!愛犬とともに食べる
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好きなフルーツ上位のいちごですが犬が食べても大丈夫です。栄養もビタミンCやカリウム、炭水化物、食物繊維など含まれています。カリウム、ビタミンCなどは摂取するとメリットのある栄養素です。
しかし炭水化物にはキシリトールがふくまれており、キシリトールは大量に摂取すると低血糖を引き起こす危険性があります。いちごを与える際には与える量も気を付けなければいけません。与え方もおやつとしてやごはんのトッピングとして与えましょう。
上記を参考にしておいしいいちごを愛犬と一緒に食べてみませんか。きっととてもおいしく感じられると思います。
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UCHINOCO編集部
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