食後にお皿を舐める気持ちとは?
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食後にも関わらず、お皿をずっと舐めている犬は、どんな思いで皿を舐めているのでしょうか?答えは至って簡単です。お皿のご飯の量が足りないということです。せっかく適量のご飯を与えていても、お腹が空いているというは紛れもない事実なのです。お皿を舐めても、ご飯は出てこないのにいつまでも舐めるのは、空腹が満たされていないという気持ちなのです。
そんなときに、飼い主さんの判断でお皿を下げてしまうと、いきなり唸ってしまう犬もいます。それでも食事が一旦終わればお皿を下げてごちそうさまというのは、しつけの一環でもあります。飼い主さんの気持ちの中で、それを潔く実行するかどうか?は個人の価値観によります。舐めても出てこないので、これでおしまい!というのは犬に対しての思いやりではないでしょうか。
足りてないご飯の量を考える
年齢や運動量にもよりますが、毎回の食後にお皿を舐めてるというのは、絶対的にご飯の量が足りていないということです。そのまま同じ量を続行していると、いつまでもお皿を舐める日が続きます。これは、精神衛生上よろしくない!と判断した方が良いでしょう。お腹が空いている状態がいつまでも続くと、今度は異食に繋がってしまう場合もあります。早く改善できるように食事の量をよく考えてあげましょう。
それよりも適量をもう一度見直して、少しご飯を増やすなど犬にストレスを与えることなく、お皿を舐めるのを辞めさせる方法を考える方が健全でしょう。犬は言葉を話せないので、お皿を舐める=もっと食べたいということを示していることになるのです。ほんの少しご飯の量を増やして様子をみてあげてください。お皿を舐めなくなったとすれば、食事の量が足りなかったといういことになります。食事の量を改善しても何も変わらない場合には、舐めることがただ好き、ということになります。それ以上の追及は必要ないのではないでしょうか?
お腹が空いているから舐めるというのが正論
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食べても食べてもお腹が空いているのは、良くない状況です。せっかくご飯を食べたばかりなのに、またお皿を舐めるのは飼い主さんへの小さなサインを出していることと同じです。「足りていない」ことは舐め続けることで、知らせようとしているのです。
あまりにもそのご飯が美味しすぎて!という場合にもお皿を舐め続けます。それでも、次の回には舐めないということであれば、あまり心配をする必要はありません。毎回、お皿を舐めるのであればそれは問題です。食事の量がその犬にとっては足りていないということになるのです。
癖と言うこともある?
犬によってはお腹は一杯になっているのに、いつまでもお皿を舐める癖のある子がいます。何の悪気もなく、ただ本能に従って舐めているだけなのです。特に意味はありません。お皿を舐めるのが好き、という少し変わった癖がある場合には、いつまでも舐めてしまうのは仕方がありません。
他のことに気を逸らしてお皿をそっと下げると犬も気にせずに次の遊びなどに興じます。あまりにも長い時間、お皿を舐め続けるのは避けた方が良いでしょう。癖であっても、辞めさせる方が良い場合もあるのです。
舐めるのが好きな犬
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どこでも舐め続ける犬がいます。これには深い意味がありません。何でも舐めるのが、癖になっていることもあります。床を舐めるのと同じように、お皿をいつまでも舐めるのです。最終的には遊び半分で舐めているだけという結論に至ります。飼い主さんによっては、いろいろと原因を探りたくもなるようですが、それは犬がただ舐めたいという気持ちになっているだけだと、解釈をしてあげてください。
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UCHINOCO編集部
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