耳掃除というと、難しそう・耳を傷つけてしまわないか心配・やり方がわからないというマイナスなイメージが先行してしまって、ついつい後回しにしてしまう、プロに任せて終わりになってしまうという飼い主さんは少なくないかと思います。
愛犬を大事に思うあまり、不安になってしまう気持ちもわかりますが、神経質な子の場合、知らない人にやられるよりも飼い主さんがやってあげた方が安心するという子も多いものです。ぜひ覚えてやってみましょう!
愛犬の耳掃除、どれくらいの頻度でやってあげると良い?
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まず耳掃除の頻度ですが、週に1回くらいが理想と言われており、汚れていない状態であれば、もっと間隔をあけても構いません。基準としては臭いです。耳の中を嗅いでみて臭いな・・・と思ったらやってあげましょう。
ただしあまりにも臭いが酷い場合は、何かの病気にかかっていることも疑われます。耳の中の状態を日頃から確認しましょう。子犬であればもっとこまめに見ていてあげて下さいね。忙しい飼い主さんでもそのぐらいならやれそうな気がしてきませんか?
心配な場合はプロに頼もう
やはりそうは言っても向き不向きがあるとは思います。それに緊張してやると、愛犬もそれを感じて一緒に緊張してしまうかもしれません。心配な場合はプロに頼むということも別に悪いことではありません。
もし本当に日頃時間をとれない場合、心配になってしまってやることが怖い場合などはプロに頼みましょう!安心をお金で買うのです。費用も1000円以内に収まるかと思いますので、そこまで負担にはならないかと思います。
耳掃除のやり方
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では具体的に耳掃除のやり方をお伝えします。
まずは耳の中の汚れをチェックすることから始めましょう!チェックポイントとしては、汚れ・臭い・赤みがないかの3点です。この時愛犬が暴れないように注意です。
そして次に耳掃除専用液をコットンなどに付けて優しく掃除します。この時ごしごしこすらないように注意して下さい。そしてしみるようなしぐさを見せたときには、作業をやめ、強行突破しないようにしましょう。
人間の綿棒は使わないで!
人間用の綿棒を使うと耳垢をかえって奥の方にぐっと押していってしまい、病院で耳垢を除去してもらうという事態になりかねません。そして犬猫用の綿棒もありますが、少し難易度が高いように思います。
犬の耳の中は犬の心と同じでとってもデリケート。安全に行うためには、コットンや脱脂綿を使用した方が良いかと思います。
ちなみにこの綿棒。犬が食べてしまうというアクシデントもあるそうです。考えられない話かと思いますが、食べてしまった場合は何本食べたのか、また紙の綿棒であれば急は要さないかと思われますが、その他の場合は病院に連絡しましょう。
普段からいかに耳掃除に慣れさせられるか
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やはり人間でもそうですが、いきなり耳に異物を入れられるのは怖いものです。愛犬がパニックを起こしてしまうと大変危険です。なるべく子犬のうちから、耳に触ることに慣れさせておくと良いでしょう。
あとは耳掃除の前や後におやつをあげたり、最中も優しく声をかけながらやることでとにかく安心させること。そしてダメだなと思ったら潔くやめること。愛犬に何かあってからでは遅いので、そこは飼い主さんが様子を見てあげて下さいね。
一番は「耳掃除をしてもらうと気持ちいい・良いことがある!」と愛犬に思ってもらうことが大事です。リラックスして愛犬が身をゆだねてくれるように、信頼関係を築いていきましょう!
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UCHINOCO編集部
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