犬と一緒に車中泊はできる?用意するグッズもご紹介

アウトドアが好きな人は、愛犬と車で旅行をしたいと考えることもあるでしょう。
また、中にはホテルではなく、愛犬と車中泊を検討する人もいるはずです。
この記事では、犬と一緒に車中泊はできるかどうかや、犬と車中泊する際のポイントなどについて解説します。 2025年02月16日作成

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犬と一緒に車中泊はできる?

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まずは本題である、犬と一緒に車中泊はできるのかという点についてご説明します。
併せて、犬と車中泊することのメリットやデメリットも見ておきましょう。

犬と車中泊はできる

結論から言うと、犬と一緒に車中泊をすることは可能です。
愛犬と車の中で一緒に過ごせることは絆を深めるだけでなく、いつもの生活から離れてリフレッシュする良い機会にもなるでしょう。
もちろん、犬と車中泊をする際は、事前に十分な準備と計画をすることが大切です。
犬の性格や健康状態に応じて、無理のない範囲で楽しむことで問題なく車中泊ができるでしょう。
犬と一緒に車中泊を楽しむためには、犬の安心感を優先しながら計画を立てる必要がありそうです。

犬と車中泊をするメリット

犬と車中泊をする最大のメリットは、愛犬といつでも一緒にいられる点です。
旅行中やキャンプなどで、家族の一員である犬と時間を共有できるのは、飼い主にとって最高の思い出になるでしょう。
また、ペットホテルの宿泊やペットシッターを頼む必要がないため、それらの費用を抑えることができます。
さらには、犬と一緒に旅をすることで、新しい場所での体験がより新鮮な気持ちになるはずです。
犬が自然と触れ合ったり新しいにおいや景色を楽しんだりする姿を見ることで、飼い主自身も癒されるでしょう。
また、愛犬がそばにいることで、安心感を得られるというメリットもあります。
特に一人で旅をする場合は、犬がパートナーとして寄り添ってくれることで心強さを感じることができるでしょう。

犬と車中泊をするデメリット

犬と車中泊をするメリットがたくさんある反面、デメリットもあります。
はじめに挙げられるのは、車内という限られたスペースで過ごすことの難しさです。
犬のサイズや性格によっては、車内の狭さがストレスになる場合があります。
特に大型犬や活発な犬にとって、長時間過ごすのは不快に感じることがあるでしょう。
また、車中泊中の気温管理も課題のひとつです。
暑さや寒さは、犬にとって健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
車内の温度調整が難しい場合は、犬が体調を崩すリスクも考慮しなければなりません。
さらには、犬が吠えるなどの行動が近隣の人たちに迷惑をかける可能性もあります。
車中泊を行う場所によっては、周囲の環境に配慮する必要がありそうです。

犬と車中泊する際のポイント

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次に、犬と車中泊をする際のポイントを解説します。
これらのポイントを押さえておくことで、安心して車中泊を楽しむことができるでしょう。

犬を動き回らせない

犬との車中泊でもっとも大切なポイントは、安全管理です。
車での移動中に犬が自由に動き回ると、事故やケガの原因になるだけでなく、運転手の注意を散らす危険性もあります。
そのため、ドライブボックスやクレートを使用して、犬がある程度、固定された安全な状態を保つことが重要です。
クレートに入れる場合には、犬が十分にリラックスできるスペースを確保しましょう。
また、犬が車内で誤ってボタンやレバーに触れることを防ぐため、運転席と後部座席を分ける仕切りを設けることも効果的です。
これにより、車内環境をより安全に保つことができます。

車内環境を快適に整える

犬が快適に過ごせるように、車内環境を整えることも大切です。
車内の温度管理は特に注意が必要で、夏場には熱中症を防ぐために窓を少し開けたり冷房を使用したりしましょう。
一方で、寒い時期には保温シートや毛布を活用して、寒さから犬を守ります。
寝る時は犬専用のスペースを確保すると、お互いが車内で安心して寝ることができるはずです。
普段使っているマットや毛布を持参することで、犬が慣れ親しんだにおいに包まれながら落ち着いて休むことできるでしょう。

こまめに休憩を取る

犬にとって車中泊をするまでの長時間の移動は、ストレスや疲労の原因になります。
そのため、約1~2時間ごとに休憩を取って、トイレタイムや軽い散歩を行いましょう。
休憩時には犬に新鮮な空気を吸わせて、身体を動かせるようにすると良いです。
また、休憩中に水分補給を行って、熱中症や脱水症状を予防することも大切です。

犬用トイレの準備をする

車中泊では、犬の排泄の管理が大切です。
トイレシートや携帯用トイレを用意して、犬が用を足す際にすぐに対応できるようにしておきましょう。
また、消臭スプレーやゴミ袋を持参して、周囲の環境を清潔に保つ努力も必要です。
犬との車中泊ではにおいの問題が付きまといますが、においが外に漏れないように必要以上のエチケット袋の持参をおすすめします。

緊急時の備えを準備しておく

犬との旅行中は何が起こるかわからないため、緊急時の備えが欠かせません。
犬用の応急処置キットを用意して、必要な薬や包帯などを揃えておきましょう。
また、旅行先周辺の動物病院の情報を事前に調べておくと、いざというときに迅速な対応が可能です。
さらに、GPS付き首輪や名札を使用して迷子対策を行うことで、万が一の事態にも備えることができます。

犬との車中泊で用意するグッズ

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最後に、犬との車中泊で用意するグッズをご紹介します。
首輪などの必要最低限のものは当然なので説明しませんが、これらのグッズがあるとより快適に車中泊を楽しむことができるでしょう。

犬用の寝具

犬が車中泊で快適に過ごすためには、犬のための寝具が欠かせません。
柔らかいマットや犬用ベッドを用意して、犬がリラックスできるスペースを作ってあげましょう。
また、犬が普段使っている寝具を持参すると、安心感を高められます。

携帯用食器

旅行中でも犬の食事の質を保つために、携帯用食器や水飲み用ボトルを用意すると良いでしょう。
また、ドッグフードを新鮮に保つための密閉容器や、犬の好きなおやつを少量持参することもおすすめです。

クレート・キャリーケース

クレートやキャリーケースは、犬の安全と快適性を確保するためにとても重要なグッズです。
クレートやキャリーケースは移動中だけでなく、車中泊中も犬専用のスペースとして活用できます。
耐久性のある製品を選び、犬が中で自由に身体を動かせるサイズを選ぶようにしましょう。


クレート・キャリーケース

トイレ関連用品

車内や滞在先での犬の排泄に備えて、トイレシートや携帯用トイレを持参しましょう。
人間は滞在先のトイレを使用すれば解決することも、犬であればそうはいきません。
使用済のトイレシートのにおいが外に漏れないように、エチケット袋を大量に持参するなどの工夫が大切になります。


トイレ関連用品

温度調整グッズ

携帯用のクーラーやヒーターなど、車内の温度を調整できるアイテムを用意しましょう。
特に夏場は犬が熱中症になりやすいため、十分な対策が必要です。
また、冬場には毛布やホットカーペットなどを利用して、寒さから犬を守る工夫が求められます。
しかし、車内に熱がこもるのも不衛生のため、少し窓を開けて換気を行ったほうが良いでしょう。


温度調整グッズ

犬用おもちゃ

長時間の移動や待ち時間で犬が飽きないように、お気に入りのおもちゃや噛むためのグッズを用意しましょう。
犬は、長い時間退屈な時間が続くと、強いストレスを感じてしまいます。
おもちゃや噛むためのグッズがあれば、いくらかは暇つぶしになるはずです。
また、遊ぶのに時間がかかりそうな犬用知育玩具を与えるのも良いでしょう。

事前準備をしっかりとして愛犬と車中泊を楽しもう

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犬との車中泊は、愛犬との絆を深めて特別な時間を共有することができます。
ただし、安全で快適な旅行を実現するためには、事前の計画や準備が欠かせません。
今回ご紹介したポイントやグッズを参考にすることで、愛犬との最高の思い出が作れるはずです。
特に旅行先でのトイレ問題や車内の温度など、犬の健康のことに直結することは事前にしっかりと用意しておくことをおすすめします。

参考サイト

BONBON(参照日:2024-12-20)
https://item.rakuten.co.jp/bon-kagu/etc001609/

plusnao(参照日:2024-12-20)
https://item.rakuten.co.jp/plusnao/pet-74736/

PET-KAN(参照日:2024-12-20)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/201497/

AMICAL Schlaf for DOG(参照日:2024-12-20)
https://item.rakuten.co.jp/schlaf/p009/

neDOGko(参照日:2024-12-20)
https://item.rakuten.co.jp/emoor-nedogko/hi-emhp-pet/

BACKYARD FAMILY(参照日:2024-12-20)
https://item.rakuten.co.jp/backyard-1/b21421/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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