猫を新幹線に乗せることはできる?注意点も解説

猫といっしょにお出かけをするとなれば、移動手段として新幹線が選択肢に上がることもあるでしょう。
そもそも、猫を新幹線に乗せることはできるのでしょうか?
この記事では、猫を新幹線に乗せることが可能かどうかや注意点について解説します。 2024年07月14日作成

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猫を新幹線に乗せることはできる?

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まずは本題である、猫を新幹線に乗せることはできるのかどうかを解説します。
もしも猫とお出かけをするのであれば、チェックしておきましょう。

猫を新幹線に乗せることは可能

結論から言うと、猫を新幹線に乗せることは可能です。
猫は規定上、荷物となります。
そのため、規定の手回り品料金を支払うことで、猫に限らずすべてのペットを新幹線に乗せることができます。
ちなみに、手回り品切符の料金は荷物1個につき290円なので、猫1匹あたり290円を支払えば良いです。

※2024年6月時点

ルールを守る必要がある

猫を新幹線に乗せる際は、ルールを守る必要があります。
これはマナーではなくルールなので、守ることができなければ猫を新幹線に乗せることはできません。

まずは、ペットキャリーのサイズです。
縦、横、高さの合計が120cm以内となっているため、そこまで大きなペットキャリーを持ち込むことはできないでしょう。

また、猫を合わせて10kg以内という規定もあることから、ペットキャリーの素材は何でも良いのですが金属製などの重めのキャリーは避けたほうが良いのかもしれません。

※2024年6月時点

猫と移動する時は飛行機と新幹線どちらが良い?

猫と移動する時は、新幹線だけではなく飛行機という選択肢もあるでしょう。
飛行機であれば新幹線よりも早く目的地に到着できますが、搭乗までの待ち時間もありますし移動中に大きな音がすることから猫が怖がることも考えられます。
また、新幹線のように飼い主と同乗することはできないため、飛行機の移動のほうが猫にストレスがかかりやすくなるでしょう。

猫を新幹線に乗せる際の注意点

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次に、猫を新幹線に乗せる際の注意点を解説します。
猫といっしょに快適なお出かけができるように、注意点もしっかりとチェックしましょう。

事前にキャリーに慣れさせておく

猫は環境の変化に大きなストレスを感じる動物です。
飼い主が同伴していても、新幹線での移動や慣れないキャリーの中にいると、かなりのストレスになるでしょう。

そのため、猫には事前にキャリーに慣れておいてもらう必要があります。
キャリーの中では安全が確保できるということがわかっていれば、多少ですが猫のストレスは軽減されるはずです。

キャリーにトイレシートを敷いておく

猫は基本的に猫砂の上でトイレをしますが、新幹線の中に猫砂を持ち込むことはできません。
そのため、猫が粗相してしまった時のためにペットキャリーにトイレシートを敷いておくと良いでしょう。
替えのシートを何枚か準備しておくと、安心です。

食事はできない

猫に、新幹線の中で食事をさせることはできません。
しかし、水を飲ませることはできるため、飲み水の用意はしておきましょう。
ペットキャリーに取り付けることができる給水器やスポイトなどを事前に用意しておく必要がありますが、スティック型のウェットタイプのおやつで水分補給させるのもおすすめです。

猫用の席を購入することはできない

新幹線の乗車券は、人間一人に対して1枚しか使用することができません。
猫のために席を確保しようとしても、旅客営業規則に違反することになります。
あくまで猫は手回り品のため、必ず飼い主の膝の上や足元に置くようにしましょう。
ちなみに、座席の下に冷房や暖房などがある可能性もあることから、暑さや寒さにも注意しなければなりません。

お出かけ用のペットキャリー4選

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最後に、お出かけ用のペットキャリーをご紹介します。
これらのペットキャリーを使用して、猫に安心してもらいましょう。

お出かけ用のペットキャリー(1)ペットキャリーリュック

猫を持ち運びしやすい、リュックタイプのペットキャリーです。
内部は広々とした空間になっているため、猫も落ち着いて過ごすことができるでしょう。
また、窓がたくさんついており、飼い主がいつでも猫の様子を見ることができます。


ペットキャリーリュック

お出かけ用のペットキャリー(2)キャリーケース

オーソドックスなタイプのペットキャリーです。
前面と天面に扉が付いており、猫の出し入れもかんたんです。
また、プラスチック製なので丸洗いが可能で、いつでも清潔を保つことができます。


キャリーケース

お出かけ用のペットキャリー(3)ポータブルキャリー

軽くて、持ち運びのしやすい猫用のペットキャリーです。
肩掛けもできるため、飼い主の負担も軽減されるでしょう。
また、使用しない時はコンパクトにたたんで保管できるのも、嬉しいポイントです。


ポータブルキャリー

お出かけ用のペットキャリー(4)2WAYタイプ キャリーケース

猫用ハウスとしても使用できるペットキャリーです。
普段からハウスとして使用していることで、キャリーとして使用した際も猫の負担になりにくいでしょう。
また、給水器を装着する穴が付いており、使い勝手も抜群です。


2WAYタイプ キャリーケース

猫を新幹線に乗せる時はルールを守りましょう

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猫を新幹線に乗せることは可能ですが、ルールを守る必要があります。
新幹線は飛行機よりも猫にかかる負担が少ないため、ルールやマナーを守れば飼い主と猫が快適に移動することができるでしょう。
今回ご紹介したペットキャリーを使用して、愛猫と楽しい旅をしてみてはいかがでしょうか?

参考サイト
新幹線のペット料金 | JR新幹線ネット(参照日:2024-06-20)
https://jr-shinkansen.net/articles/animal-fee/

a+Rise(参照日:2024-05-08)
https://item.rakuten.co.jp/auc-risecreation/y0722/

快適ペットライフ(参照日:2024-05-08)
https://item.rakuten.co.jp/petworldone/251123/
https://item.rakuten.co.jp/petworldone/226404/

Rakuten24(参照日:2024-05-08)
https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/4580471863756/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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