犬を抱きしめるとどのような効果がある?犬と飼い主への効果

愛犬のことを、毎日抱きしめている人は少なくないでしょう。
人間の子どもを抱きしめることは子どもの成長のためにも良いことだと言われていますが、犬を抱きしめることはどのような効果があるのでしょうか?
この記事では、犬を抱きしめることで飼い主や犬にもたらされる効果について解説します。 2023年11月25日作成

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犬を抱きしめると飼い主にどのような効果がある?

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まずは、犬を抱きしめると飼い主にどのような効果があるのかをご説明します。
大好きな犬を抱きしめると心が満たされる気持ちになりますが、実際にはどのような効果をもたらしてくれるのでしょうか?

ストレス解消

犬を抱きしめることで、飼い主のストレスが軽減されることが期待できます。
これは人間同士のハグでも同様で、犬を抱きしめることでオキシトシンというホルモンが分泌されます。
オキシトシンはマッサージやダンス、性行為をした時に分泌されるホルモンで、通常時に分泌されることはほとんどありません。
オキシトシンが分泌されることで免疫力が高まるといわれており、同時にストレスも軽減されることが期待できるでしょう。
おそらく、犬を抱きしめることで飼い主が得られる、もっとも大きなメリットといえます。

気分が高揚する

犬を抱きしめることで、βエンドルフィンという物質が分泌されることがあります。
βエンドルフィンは鎮痛作用や幸福感が得られる物質で、いわゆる脳内麻薬といわれるものです。
また、βエンドルフィンの量が増えることで、快楽を感じるドーパミンも分泌されやすくなります。

犬の身体の異常を見つけやすくなる

犬を抱きしめると、犬の身体にある腫瘍や怪我などが発見しやすくなります。
犬を抱きしめる際は、普段は触らないような部位を触ることもあるでしょう。
そのため、特定の部位を触った時に犬が痛がるような素振りをみせるなど、日常生活では見つけにくい犬の異変にも気が付きやすくなるというメリットがあります。

犬を抱きしめると犬にどのような効果がある?

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次に、犬を抱きしめると犬にどのような効果があるのかを解説します。
犬も同様に、大好きな飼い主から抱きしめられることで何らかのメリットがあるのでしょうか?

飼い主とのコミュニケーション

飼い主に抱きしめられることで、犬は飼い主とコミュニケーションをとることができます。
犬は大好きな飼い主に撫でられることが好きなため、軽くハグをされることも嫌がることは少ないでしょう。

ストレス

実は、犬を抱きしめることは犬のストレスにも繋がります。
犬は自由に動き回ることが好きな動物なので、飼い主に抱きしめられた時に身動きができなくなると、大きなストレスと感じるでしょう。
また、犬によっては自分のパーソナルスペースに侵入されたことで、不愉快に感じることもあります。

怪我のリスク

飼い主に抱きしめられることに慣れていない犬であれば、その場で暴れてしまうこともあるかもしれません。
暴れた際に、手足を痛めてしまう可能性もあります。
飼い主に抱きしめられることで、少なからず怪我のリスクがあることも、飼い主として覚えておきましょう。

犬はあまり嬉しくないのかも……?

愛犬は、どのようなことをしている時に嬉しそうな素振りをするでしょうか?
おそらく、食事やおやつを与えられている時や、いっしょに遊んでいる時に尻尾を振ったり嬉しそうな表情をしたりするでしょう。
しかし、飼い主に抱きしめられて嬉しそうに尻尾をぶんぶんと振っている犬はあまり見ません。
もちろん飼い主に抱きしめられるのが好きな犬もいますが、全ての犬が飼い主に抱きしめられること嬉しく感じるとは限らないでしょう。
むしろ、我慢している犬のほうが多いかもしれません。

犬を抱きしめる際の注意点

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最後に、犬を抱きしめる際の注意点をご紹介します。
これらの注意点を守り、犬との信頼関係が崩れないようにしましょう。

強く抱きしめない

先述したように、犬は飼い主に抱きしめられることをストレスに感じる可能性があります。
特に身動きが取れない状態が続くことで、犬は大きなストレスを感じるでしょう。
そのため、犬を抱きしめる際は強く抱きしめないように気を付ける必要があります。
なるべく優しく抱きしめて、犬に「大好きだよ」などと優しく声をかけてあげましょう。

犬が嫌がるようであれば止める

犬を抱きしめた時に抵抗するような素振りをみせた場合は、抱きしめるのを速やかに止めましょう。
無理やり犬を抱きしめると、ストレスや怪我の原因になります。
また、嫌な気持ちを飼い主に伝えるために噛む犬もいるでしょう。
飼い主と犬との信頼関係を崩さないように、犬が嫌がることはしないほうが無難です。
もちろんしつけの際は犬が嫌がることをしなければならない時がありますが、犬を抱きしめるのはほとんど飼い主の都合なので、無理やり抱きしめる必要はありません。

抱きしめ終わったらご褒美を与える

犬が飼い主に抱きしめられることが好きになるように、抱きしめ終わったら犬用おやつなどのご褒美を与えましょう。
何事もご褒美があることで、「飼い主に抱きしめられたらご褒美がもらえる!」と犬が学習して、後々抱きしめられることが好きになる犬もいます。

犬を抱きしめるのは飼い主にしかメリットがない?

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犬を抱きしめると、飼い主にはストレス軽減や気分の高揚など、たくさんのメリットがあります。
また、愛犬の身体の異変にもいち早く気が付くことができるというのも、大きなメリットでしょう。
しかし、犬は抱きしめられることがあまり好きではないため、逆にストレスが溜まってしまう原因になる可能性があります。
もしも犬が抱きしめられることを嫌がるようであれば、無理やり抱きしめることは止めましょう。
あくまで飼い主と犬とのコミュニケーションの手段であるため、犬が嫌がらないようであれば優しく抱きしめてあげると、飼い主と犬の双方にメリットがあるかもしれません。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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