ダルメシアンってどんな犬？性格や特徴についてご紹介

ダルメシアンは、ディズニー映画「101匹ワンちゃん」の主人公としても人気の高い犬種です。白と黒のまだら模様をもった大型犬ですが、どんな性格や特徴があるのでしょうか。

ダルメシアンは、クロアチアのダルメシア地方原産の大型犬で、白い被毛に黒い斑点が特徴的な犬種です。斑点のパターンは個体により異なり、大小や配置が異なることがあります。斑点模様はこの犬種の最も特徴的な特徴で、非常に目立ちますよね。白地にブラックの斑点のほかに、白地にブラウンの斑点を持つ個体もいます。

毛質は滑らかな短毛のシングルコートで、抜け毛が多い傾向にあります。

体はバランスよく引き締まっており、丸い瞳を持っています。尻尾は先になるにつれて細くなっています。耳は垂れ耳で、高い位置についています。体の筋肉が発達していることから、多くの運動量が必要な犬種です。

ダルメシアンは、明るく元気な性格をしています。体を動かすことを好み活発です。散歩時間も2時間以上連れ出してあげることがおすすめです。可能であればドッグランにも連れて行きましょう。
明るい一方で人見知りな一面もあり、慣れている家族以外には気を許すまで時間がかかることがあります。

ダルメシアンは活発で陽気な性格を持つ犬種ですが、飼育をする上ではいくつかポイントがあります。以下はダルメシアンを飼う際に考慮すべきポイントとなります。

ダルメシアンを飼う際、十分な運動が必要になります。ダルメシアンは非常に活発な犬種で、日常的に体を動かすことが必要です。最低でも1日に2時間は散歩に連れて行きましょう。

また、中には2時間の散歩だけでは不十分な場合もあるでしょう。そのような場合には、室内での遊びを取り入れることがおすすめです。おもちゃを活用した遊びや、知育玩具を使用することで、犬の運動量を補うことができます。

ダルメシアンは知的で遊び好きな犬種でもあるので、新しいトリックやゲームを学ぶことで彼らの頭も活性化させることができます。運動と知的刺激を組み合わせることで、ダルメシアンが健康的な生活を送るのに役立ちます。

ダルメシアンを飼育する際、体を活動的にさせるスポーツを取り入れることもおすすめです。この犬種は散歩だけでは物足りない場合があります。そのため、ドッグスポーツへの参加を検討してみてもいいかもしれません。

ダルメシアンを飼う際に注意が必要なのは室内での怪我です。この犬種は床がフローリングの場合、滑りやすく怪我をしやすいことがあります。したがって、ダルメシアンが怪我をしないように、カーペットを敷いたり滑りにくい床材にするなどの配慮が必要になります。

活発な犬種であるダルメシアンは、日常的にしっかり体を動かして遊ぶことが必要です。ダルメシアンがたくさん動いて遊べるような犬用おもちゃをご紹介します。

大きめのボールに太いロープが通された犬用のおもちゃです。噛んでも害のない天然ゴムと塗料を使用しているため、安心して遊ばせることができるでしょう。でロープ部分を犬同士や飼い主と引っ張り合いをしたりできます。ロープが付いているので投げやすく、噛みやすいので、持って来い遊びにもおすすめです。

投げても痛くないフライングディスクです。飼い主さんが投げて犬が取りに行くことで遊ぶことができます。フライングディスクはたくさんの運動量が必要となるため、運動不足解消にも期待できるでしょう。

室内でアジリティを楽しむことができるハードルです。大型犬が飼育できる広さがあるいえであれば設置も可能でしょう。ハードルの高さは好きな位置にできるため、愛犬の様子を見ながら調節ができます。

ドーナツ型のドッグトレーニングおもちゃです。犬が思い切り噛んで引っ張っても壊れにくい頑丈な素材ながら、弾力性にも優れているため、犬の歯や歯ぐきを傷つけにくいです。水に浮く素材なので、川辺や海などの水場でも遊ぶことができます。

ダルメシアンは活発で体を動かすことを好む性格をしていますが、警戒心が強い一面もあります。多くの運動量が必要となるため、犬との時間をしっかり確保することが大切です。飼育するときにはたくさん散歩に連れて行ってあげることや、ドッグスポーツなどの参加も検討することをおすすめします。犬の性格を知り、ストレスを溜めないようにしてあげましょう。