フレンチブルドッグに必要な栄養とは?
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犬は犬種ごとに体の構造が異なります。小型犬であっても、犬種によってはアクティブに体を動かすことが好きな犬もいれば、家でゆっくり過ごすことを好む犬もいます。そのため、犬それぞれに必要な栄養も異なります。
ここでは、フレンチブルドッグの栄養に焦点を当てて解説いたします。
高タンパク
フレンチブルドッグは全身にしっかりとした筋肉を持っています。筋肉を維持するためには豊富なタンパク質が重要です。タンパク質は犬の健康的な生活に必要不可欠であり、被毛や爪の形成にも関係しています。タンパク質が不足すると被毛がパサパサになったり、爪がボロボロになることがあります。
ただし、タンパク質を過剰に摂取してしまうと肝臓や腎臓などの臓器に負担をかけることがあります。そのため、炭水化物や脂質、ビタミン、ミネラルなどの栄養もバランスよく配合されていることが望ましいです。総合的な栄養バランスを考慮することが、フレンチブルドッグの健康を保つ上で大切となります。
関節サポート成分
関節をサポートしてくれる成分としてはグルコサミン、コンドロイチン、コラーゲン、ヒアルロン酸などがあげられます。原材料の欄を確認し、これらの成分が含まれているかどうか確認しましょう。
オメガ3脂肪酸
オメガ3脂肪酸とは、亜麻仁油や魚油などに多く含まれている成分です。オメガ3脂肪酸は抗炎症効果が期待できます。さらに、オメガ6脂肪酸は皮膚のバリア機能を高める効果も期待できます。そのため、これらの成分が配合されているフードを選びましょう。
フードの選び方のポイント
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フレンチブルドッグは体にしっかりと筋肉がついているため、筋肉を維持することが必要となります。さらに、関節炎や皮膚炎を引き起こしやすい傾向もあるため、これらのサポートもできるフードを選ぶことが望ましいです。
主要原材料にはタンパク源となる食材が使われているフード
タンパク源とは牛肉、豚肉、鶏肉、鹿肉、鴨肉、サーモンなどの食材です。原材料の一番目にタンパク源以外の食材が使われているものは控えたほうがいいでしょう。
成分でもタンパク質量を確認することが可能です。粗タンパクの項目で「子犬期で22.5%以上」「成犬期で18.0%以上」となっていることを確認しましょう。
低脂肪・低カロリーのフード
フレンチブルドッグは筋肉量が多いですが、その分脂肪も付きやすい傾向にあります。そのため、フレンチブルドッグは低脂肪・低カロリーのフードが望ましいです。目安として「脂肪量10%前後」「代謝エネルギー340~370kcalあたり」がおすすめです。
低アレルゲンのフード
フレンチブルドッグは皮膚や被毛が弱い傾向があります。アレルギーから皮膚炎を引き起こすこともあるため、低アレルゲンのフードを選ぶことをおすすめします。
フレブルにおすすめのドッグフードをご紹介
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フレンチブルドッグを飼育するときには、タンパク源となる食材が主要原材料に使われているフードを選ぶことが望ましいです。ドッグフードはたくさんの種類があるため、その中から1つのものを選ぶことは難しいですよね。ここでは、フレンチブルドッグにおすすめのドッグフードをご紹介します。
プロマネージ 成犬用 フレンチブルドッグ専用
フレブルが食べやすいように粒の形状がXの形をしており、噛むことで歯垢や歯石の蓄積を抑える効果が期待できるでしょう。目の健康をサポートしてくれるブルーベリーやビタミンAやBなども配合されています。
ロイヤルカナン ブリードヘルスニュートリション フレンチブルドッグ 子犬用
子犬期のフレブルの健康維持を目的とした専用のドッグフードです。生後12ヶ月以下の子犬は免疫機能や消化器官が未成熟のため、腸内細菌バランスを保ち健康的な消化を維持するために消化性の高いタンパク質を配合しています。フレブルが食べやすいよう、独特な形状の粒に設計されているのも特徴です。
ロイヤルカナン フレンチブルドッグ 成犬・高齢犬用
成犬のフレンチブルドッグの筋肉質な体型を維持するのに必要な成分が配合されています。また、フレブルはよくオナラをするのですが、消化率の良いタンパク質を配合することにより健康的な消化と腸内環境を保つことで、腸内ガスや糞便の臭いを軽減することが期待できます。
ウェルケア フレンチブルドッグ専用 オールステージ
口や鼻の形が特徴的なフレブルに合わせて設計された専用フードです。関節や被毛、お腹の健康など、フレブルの健康維持に配慮した栄養バランスの総合栄養食です。安全の国内生産、オールステージ対応となっているため、どの年齢でも安心して食べさせることができるでしょう。
フレブルには専用フードも検討してみましょう!
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フレンチブルドッグは体にしっかりとした筋肉がついており、それを維持するためにはさまざまな栄養が必要となります。タンパク質や炭水化物、脂質などがバランスよく配合されているフードを与えることが望ましいです。
他にも体重が重くなることが多いため骨や関節などに負担をかけることが多くあります。そのためサポートできる成分が含まれているフレブル専用のフードもおすすめでしょう。
・楽天24 ペット館(参照日:2023-07-11)
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著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。