猫が急に粗相をする原因とは?
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猫はトイレトレーニングをあまり必要とせず、トイレの成功率も高い傾向があります。しかし、猫が急にトイレを失敗してしまうこともあります。その粗相にはいろんな原因が隠されています。
ストレス
猫は自由気ままに生活しているように見えますが、いろんなことにストレスを感じます。飼い主の生活スタイルの変化、新しい家族が増えた、運動不足などは猫にとってストレスの原因となります。
不衛生なトイレ
猫は不衛生なトイレでは排泄を嫌がることが多いです。そのため、汚れているトイレでは排泄をしなくなります。トイレが汚れていると猫は別の場所で排泄をします。家の中で安心して排泄できる場所を探し、粗相をします。
病気や老化
猫は病気や老化が原因で粗相を引き起こすことがあります。泌尿器トラブルによりトイレで排泄ができなるのです。泌尿器トラブルは悪化すると腎臓などの臓器にも悪影響を及ぼす可能性があるため早めに動物病院を受診しましょう。
また、老化によってトイレに間に合わなくなることや、トイレを認識できなくなるなどでも粗相を引き起こします。中には運動機能の低下により、段差のあるトイレを使用することができないこともあります。
猫が急に粗相をしたときの対処方法とは?
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猫が急に粗相をしてしまうと掃除も大変で困ってしまいます。猫が粗相をしたときには、飼い主はどのように対処すればいいのでしょうか。
トイレの清潔を保つ
トイレを清潔な状態を保つことにより猫の粗相が減ることがあります。トイレは月に1度しっかり洗いましょう。猫砂を使用している場合は、猫砂もすべて入れ替えることをおすすめします。
猫は足の感触によりトイレの場所を認識します。そのため猫砂を変更する場合は慎重に行いましょう。
ストレスを解消させる
猫がストレスを解消できるよう配慮してあげましょう。ストレス解消法としては、生活環境を整えること、高品質な食事、十分な睡眠、十分な運動などがあげられます。他にも、一緒に遊べるおもちゃや一人で遊ぶことができるキャットタワーなどを用意してあげることもおすすめです。
必要に応じて動物病院を受診する
猫が粗相を起こすことには病気が原因として隠れていることがあります。泌尿器トラブルは進行すると病状が悪化し、腎臓などの病気を引き起こすこともあります。病気は早く対処することにより完治も早くなります。愛猫が粗相を繰り返すときには早めに動物病院を受診しましょう。
おすすめの猫用トイレをご紹介
猫用トイレにはオープンタイプ、ドームタイプ、システムトイレなど色んな種類があります。そのためどれを選んでいいのか迷ってしまうことも多いでしょう。
ここでは、おすすめの猫用トイレをご紹介します。
アイリスオーヤマ 脱臭ネコトイレ SN-620
ニオイもしっかり防ぐことができる猫用トイレです。大きめサイズになっているため体が大きい猫でもゆったりと使用することができます。フルカバータイプになっているため猫砂が飛び散ることを防いでくれます。
ユニ・チャーム デオトイレ フード付き
ドームタイプのシステムトイレです。排泄スペースが広く、ゆったりと排泄することができます。
アイリスオーヤマ ネコのトイレ NE-550
体が大きな猫でもすっぽり入るベーシックタイプの猫トイレです。排泄時の猫の状態もしっかり確認できます。掃除がしやすいため清潔に使用することが可能です。
iCat オリジナル 大きなネコ型トイレット
猫の頭部を模した猫用のトイレです。猫耳がついておりとても可愛らしいデザインとなっています。トイレの中も広々としているためゆったりと排泄することができます。カバーは分解することができるため丸洗いも可能です。
気になったときは動物病院を受診しよう
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猫がトイレを失敗することは少ないですが、ストレスや病気、環境が原因で粗相をしてしまうこともあります。粗相をしてしまうと掃除も大変になるだけでなく、泌尿器トラブルを引き起こす可能性もあります。そのため、できるだけ早く対処してあげることをおすすめします。
・キャットランド (参照日:2023-06-08)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/312551/
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/311358/
・コーナンeショップ 楽天市場店 (参照日:2023-06-08)
https://item.rakuten.co.jp/kohnan-eshop/4520699619780/
・iCat【猫首輪&猫グッズ】 (参照日:2023-06-08)
https://item.rakuten.co.jp/icat/li-057-/
著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。