猫が外に出たがる時はどうすれば良い?対処方法を解説

猫が外に出たがる時は、猫の希望どおり外に出してあげたほうが良いのでしょうか?
また、いままで外に出たことがない猫でも、外に出たがるのはなぜなのでしょう。
この記事では、猫が外に出たがる理由や対処方法について解説します。 2023年06月19日作成

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猫が外に出たがる理由

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まずは、猫が外に出たがる理由を解説します。
理由を知ることで、さらに愛猫のことを知るきっかけになるでしょう。

外に興味があるから

猫は、好奇心旺盛な動物です。
はじめて見たものを、興味津々で目で追う姿を見たことがある人もいるでしょう。
完全室内飼いは安全ですが、猫にとって刺激が少ないともいえます。
そのため、「外にはいろいろ楽しいものがあるのではないか」と、外に興味を持っていることから、猫は外に出たがるのかもしれません。

ストレス解消

狭い室内で猫を飼っている場合は、ストレスが溜まっている可能性があります。
猫は、外にストレス解消をしに行こうと考えているのかもしれません。
猫はマイペースな動物のため、行きたい場所に自由に行こうとします。
もちろん自由に外に出ることはできませんが、外に出て新しい場所を探して遊びたいという欲求があるのでしょう。

運動不足解消

猫は、運動不足になると室内をバタバタと走りまわり、ひとり運動会を始めます。
しかし、室内の広さが十分でなければ、ひとり運動会をしても運動不足は解消されません。
そこで、猫は外で思い切り走り回ろうと、外に出たがっている可能性があります。

縄張り意識

猫は、縄張り意識が強い動物です。
猫にとっては、家の窓から見える景色すべてが縄張りといえます。
毎日家の窓から外を眺めていた猫は、自分の縄張りを守るために外に出たがるのかもしれません。
特に、自分の縄張りにほかの野良猫が見えた時には、どうにかして追い払おうと努力するでしょう。

獲物が見えたから

猫は、ネズミや小鳥などの小動物を見つけると、本能的に追いかけてしまいます。
もしかしたら、家の窓から獲物を見つけてしまったのかもしれません。
猫は、自分の狩猟本能を満たすために、外に出たがっているのでしょう。

発情期のため

猫は、発情期になると外に出たがる傾向にあります。
なぜ発情期になると外に出たがるのかというと、当然ながら交尾をするためです。
これは、去勢や避妊手術をしていない猫がほとんどでしょう。

猫が外に出たがる時の対処方法

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それでは本題である、猫が外に出たがる時の対処方法についてご説明します。
これらの対処をすることで、猫がストレスを感じずに危険から守ることができるでしょう。

絶対に外に出してはいけない

結論から言うと、猫が外に出たがっていたとしても、絶対に外に出してはいけません。
外には、猫にとって危険がたくさんあります。
ほかの野良猫との縄張り争いや、車、外敵などから身を守る術を持っていない猫が突然外に出てしまうと、命に関わることもあるでしょう。
ダニやノミなどに寄生されたり、道端に落ちている物を食べてしまう危険もあります。
また、猫は一度外に出てしまうと、縄張りが広がってしまい、今後も外に出たがるようになります。
そのため、猫がどれだけしつこく外に出たがっていたとしても、それを許さないようにしましょう。

室内で遊ぶ

猫がストレスや運動不足なのであれば、室内で解消してあげましょう。
猫じゃらしなどでいっしょに遊ぶことで、飼い主とのコミュニケーションになりますし、運動不足も解消されるはずです。
また、室内にキャットタワーを設置するのも良いでしょう。
キャットタワーを設置することで、上下運動ができるようになり、気分転換にも繋がります。

去勢・避妊手術をする

猫の去勢や避妊手術をすることで、外に出たがることがなくなる場合もあります。
当然ながら去勢や避妊手術をすると、交尾をしたいという欲求がなくなり、発情期も迎えません。
もしかしたら、外に出たがる猫へのもっとも効果的な対処方法かもしれません。
しかし、猫の去勢や避妊手術をする時期は、性別によって適切な時期を見極める必要があります。
もしも猫の去勢や避妊手術を検討しているのであれば、一度獣医師に相談すると良いでしょう。

猫の脱走対策におすすめのグッズ4選

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活発な猫であれば、外に興味を持ちすぎて脱走してしまうこともあります。
最後に、猫の脱走対策におすすめのグッズをご紹介します。

のぼれんニャン バリアフリー3

猫の脱走対策には、玄関ドアの前にこのグッズを設置しておくと良いでしょう。
ドアタイプの柵になっており、突っ張り棒で固定をするタイプなので、猫が登って飛び越えてしまう心配もありません。
組み立てには工具も必要なく、簡単に設置することができます。


のぼれんニャン バリアフリー3

RAKU 脱走防止 ゲート ハイタイプ

柵の間隔が3.5cmしかないため、子猫の脱走も予防してくれるグッズです。
155cmと高さがあり、ジャンプ力がある猫であっても飛び越える心配はないでしょう。
シンプルなデザインは、どんな家にも取り付けることが可能です。


RAKU 脱走防止 ゲート ハイタイプ

猫通り抜け防止 ぺットゲート

両開きタイプの、猫の脱走防止グッズです。
頑丈な突っ張り棒タイプになっているため、ベランダ近くに設置するのも良いでしょう。
また、3つのカラーから選ぶことができるのも嬉しいポイントです。


猫通り抜け防止 ぺットゲート

リッチェル キャットセーフティゲート

ワンタッチでロックができる、扉タイプの猫の脱走防止グッズです。
ロック部分は、可愛らしい肉球がデザインされています。
人が通りやすく猫が通りにくい、実用性が人気です。


リッチェル キャットセーフティゲート

猫が外に出たがっても出さないようにしましょう

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猫が外に出たがるのは、さまざまな理由があります。
しかし、どんな理由であっても猫を外に出してはいけません。
外は猫にとって危険がたくさんありますし、一度外に出てしまった猫は何度も外に出たがるようになります。
そのため、猫が外に出たがる時はいっしょに遊んであげるなど、気をそらしてあげることが大切です。

参考サイト
PET SELECT(参照日:2023-05-12)
https://item.rakuten.co.jp/petselect/1400006400/

MIKI TOMO(参照日:2023-05-12)
https://item.rakuten.co.jp/miki-tomo/ck1050/

YUMEKA(参照日:2023-05-12)
https://item.rakuten.co.jp/yumekatokyo/tx289429-1/

RECOMMEND(参照日:2023-05-12)
https://item.rakuten.co.jp/rcmdse/lp-4945680561488/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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