外出した猫が帰ってこない!原因や対処方法を解説

猫の外飼いをしている人であれば、「愛猫が帰ってこない…」と心配になった経験が一度はあるのではないでしょうか?
猫が帰ってこないのは、さまざまな原因が考えられます。
この記事では、外出した猫が帰ってこない原因や対処方法を解説します。 2022年08月17日作成

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外出した猫が帰ってこない原因

出典:https://www.shutterstock.com

まずは本題である、外出した猫が帰ってこない原因を解説します。
ほぼ何らかの原因があるとみて良いでしょうが、考えられる原因を探ってみましょう。

迷子

猫は方向感覚に優れており帰巣本能も備わっているため、基本的には迷子になることはありません。
しかし、近隣の大規模な工事やイベントにより家のまわりの風景が変わってしまったときは、迷子になってしまう可能性があります。
毎日自分の縄張りを隅まで散歩している猫であれば迷子になることはないでしょうが、外に出たいときに気まぐれに散歩するような猫の場合は、迷子になることもあるでしょう。
また、猫同士のトラブルなどで不意に縄張りの外に出てしまったときには、土地勘がなく迷子になってしまうことも考えられます。

怪我・体調不良

もしかしたら、猫は外出先で怪我や体調不良になってしまったのかもしれません。
外出している猫が怪我をすることは多々あり、主な原因は事故や猫同士の喧嘩によるものです。
また、熱中症などで体調不良になり、その場から動けなくなっている可能性も考えられます。

外が楽しい

単純な理由で、猫は外が楽しいから家に帰ってこないのかもしれません。
特に、いままでずっと家の中で過ごしていた猫であれば、外界の刺激が猫にとっては面白く、夢中で遊んでいるのでしょう。
この場合には放っておいたら帰ってくるでしょうが、外の空気に慣れていない猫は交通量の多い場所やほかの猫の縄張りなどがわかっていないため、事故に遭う可能性が高くなることに注意が必要です。

外出した猫が帰ってこないときの対処方法

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猫が帰ってこないときには、なるべく早めに対処しなければなりません。
次に、外出した猫が帰ってこないときの対処方法をご説明します。

家の近辺を探す

猫が家に帰ってこないのであれば、なるべく早めに探し出しましょう。
一般的に猫の行動範囲は、家から半径50~200m程度だと言われています。
そのため、家の近隣を重点的に探してみましょう。
ちなみに、猫は犬と違って名前を呼びながら探しても出てくることはありません。
大切なのは、猫がどこにいるかを考えることです。
おそらく、慎重な性格が多い猫であれば木の上や車の下、家と家の間などの人目のつきにくい場所でじっと身を潜めているでしょう。
猫の目線になって探し続けることで、猫が見つかる可能性が高くなるはずです。

SNSなどで呼びかける

SNSなどインターネットを利用して、愛猫を探す手段もあります。
SNSに愛猫の写真や特徴、名前などを記載して拡散してもらいましょう。
インターネットを利用することで、自宅近辺以外の広い範囲に呼びかけることができます。
もちろん、自宅近辺の了承を得た上で張り紙を利用するのも効果的です。

交番や保護施設に問い合わせる

もしかしたら、猫はすでに近所の誰かが保護してくれている可能性があります。
そのため、近くの交番や保護施設に問い合わせをしてみましょう。
また、問い合わせをする際は猫が何日帰ってきていないか、身体的な特徴、連絡先もしっかりと伝える必要があります。

猫の迷子・脱走対策に役立つ商品4選

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基本的に、猫は完全室内飼いが安全です。
完全室内飼いの猫であれば迷子になる心配はありませんが、脱走してしまわないような対策をする必要があります。
最後に、猫の迷子や脱走対策に役立つ商品をご紹介します。

のぼれんにゃん バリアフリー 2

壁や天井に固定することで、猫が玄関から脱走しないようにする柵です。
玄関はもちろん、ベランダなどにも設置できます。
突っ張りタイプになっているため、工具を必要とせずに簡単に設置できるのもポイントです。


のぼれんにゃん バリアフリー 2

木ののぼれんにゃん

先述した柵の、素材が木になったタイプの商品です。
使い勝手の良さは変わらず、和風な家にも合うデザインになっています。
床や天井を傷つけないソケットが付いているため、賃貸住宅にも取り付けることができるでしょう。


木ののぼれんにゃん

ステンレス製 オーダーメイド迷子札

重さわずか4gの、猫の首に負担のかかりにくい迷子札です。
誰かが迷子になった愛猫を見つけたときに、すぐに飼い主の連絡先を知ることができます。
完全室内飼いの猫であっても、万が一の脱走のために装着しておくことをおすすめします。


ステンレス製 オーダーメイド迷子札

エアタグ専用首輪

アップル社のAirTAGを取り付けられる、猫用首輪です。
AirTAGによるGPSで、万が一猫が迷子になっても、ピンポイントで居場所を特定できるでしょう。
また、ライトに当たることで反射するリフレクターが付いているため、夜間に懐中電灯を使用しながら愛猫を探しても見つかりやすいはずです。
AirTAGはスマホアプリで操作することで音を鳴らすことも可能なため、早期発見の手がかりになるでしょう。


エアタグ専用首輪

猫の外飼いは十分に注意しましょう

出典:https://www.shutterstock.com/

猫の外飼いをするときは、いつ猫が家に帰ってこないことがあっても良いように、事前に準備をする必要があります。
迷子札の装着はもちろん、GPS付の首輪や保護施設の連絡先の確認など、できる限りのことはしておきましょう。
また、外出した猫が帰ってこない原因の多くは、迷子や怪我によるものです。
帰巣本能がある猫は、基本的に1日の終わりには家に帰ってくるはずです。
もしも愛猫が帰ってこないようなことがあれば、なるべく早めに対処することをおすすめします。

参考サイト

PET SELECT(参照日:2022-08-09)
https://item.rakuten.co.jp/petselect/1400006400/
https://item.rakuten.co.jp/petselect/1920113001/

Watch-ch Online Store(参照日:2022-08-09)
https://item.rakuten.co.jp/watch-ch/watch-item015/

IVROGNE(参照日:2022-08-09)
https://item.rakuten.co.jp/ivrogne/airtag_pet/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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