子猫は遊びたい盛り！子猫におもちゃが必要な理由とは？

ペットショップなどでも子猫同士でじゃれ合う姿を見かけることも多く、子猫はやんちゃでたくさん遊ぶイメージが強いですよね。
では、子猫におもちゃが必要な理由はあるのでしょうか。
ここでは「子猫におもちゃが必要な理由」についてご紹介します。

子猫は基本的に室内で生活を送ります。家の中の生活で必要な運動量を確保する必要があり、運動量が足りなければ運動不足になり肥満になることもあります。

運動不足はストレスの原因にもなります。ストレスがたまると攻撃的な性格になったり、免疫力も低下するため病気を引き起こしやすくなります。また、麻酔や手術のリスクも上がるため、できるだけストレスは発散させてあげることが望ましいです。

子猫のときは、乳歯から永久歯への生え変わりがあります。歯が生え変わるときは歯がゆい状態になるため何でも噛みつきます。人の手や体にも頻繁に噛むこともあります。噛み癖がつく原因にもなってしまうため、子猫の時期の歯がゆさを軽減させるためにも、噛み心地の良いおもちゃを用意してあげることがおすすめです。

おもちゃは猫とのコミュニケーションの手段にもなります。おもちゃの中には飼い主が使って遊ばせるものも多くあります。猫と一緒に遊ぶことにより、猫の体調などを観察する時間にもなります。猫の性格や好みを知るきっかけにもなるので、1日に1回は遊ぶ時間を確保するとよいでしょう。

猫用のおもちゃはたくさんの種類やタイプがあり、子猫も性格によって遊ぶおもちゃや遊ばないおもちゃが異なります。そのため、どのおもちゃが愛猫に合うのか、どれを購入すればいいのか迷うこともありますよね。そんなときには、まずは猫用のおもちゃがどのようなタイプがあるかを知ることから始めましょう。ここでは、猫用のおもちゃの種類について解説します。

猫じゃらしのおもちゃは、不規則に動かすことで猫の狩猟本能を刺激することができます。猫と飼い主が一緒に遊ぶことができ、猫の体調や様子を観察することもできます。また、釣り竿のような商品であれば、片手間でも簡単に猫と遊ぶことができます。

おもちゃの中には、鈴などの音が鳴るものがあり、猫が噛むたびに音が鳴って猫が夢中になって遊ぶことができます。一緒に遊ぶことができるおもちゃもあれば、猫が一人で遊ぶことができるものもあります。忙しい方には、家事や仕事中でも猫が遊べるおもちゃがおすすめです。

猫用のおもちゃには、1匹でも遊べるものがあります。このようなおもちゃはバッテリー駆動で自動で動き、飼い主が動かさなくても猫が夢中になって遊ぶことができます。電池を入れて簡単に設定できる商品が多く、忙しい飼い主や一人遊びが大好きな猫におすすめです。
しかし、1匹で遊べるとはいえ、子猫が誤飲や危険な遊び方をしないとも限りません。自動で動くおもちゃを使用する際には、飼い主の目の届く範囲で子猫を遊ばせるようにしましょう。

猫用のおもちゃにはたくさんの種類がありますが、どんなおもちゃが子猫におすすめなのでしょうか？ここでは、おすすめの子猫用おもちゃを紹介します。

据え置きタイプのキャットタワーです。高さが低いため子猫でも安心して使用することができます。ハンモックがあるため猫がゆっくりとリラックスできるスペースにもなります。ポール部分には麻紐が巻いてあり、爪とぎをすることもできます。

自動で回転し動き回るおもちゃです。障害物を自動的に回避することができ、猫も夢中になって遊ぶことができます。動きに緩急があり不規則に動くため、猫の興味を誘います。

トンネル型のおもちゃです。カサカサと音がする素材で作られているため、猫も夢中になって遊ぶことができます。途中で顔を出す場所もあるため、猫と一緒に楽しむことも可能です。使用しないときには畳んでコンパクトに収納することもできます。

釣り竿タイプの猫じゃらしです。伸び縮み自由自在で猫も夢中になって遊ぶことができます。紐の先端にはふわふわのカラフルなフェザーが付いており、不規則に動かすことによって猫の狩猟本能を刺激します。

ここでは子猫に必要なおもちゃについて紹介しました。子猫にとっておもちゃはストレス発散や歯がゆさの軽減、噛み癖防止、運動不足解消、コミュニケーションの手段となります。室内で生活する猫にとって退屈な時間が多く、ストレスを抱える可能性があります。おもちゃで遊ぶことで問題行動も防げます。子猫との時間を大切にし、遊びながら健康管理をしてあげましょう。