猫が猫じゃらしで遊んでくれない？おすすめおもちゃもご紹介

まずは本題である、猫が猫じゃらしで遊んでくれない理由について解説します。
理由がわかれば、猫が喜んで遊ぶようになってくれるかもしれません。

もしかしたら、猫は飼い主以外の場所でしっかりと遊べているのかもしれません。
完全室内飼いをしていない猫であれば、外でほかの猫と遊んだり小動物を狩ったりして、遊びたいという欲求が満たされているのでしょう。
遊びたい欲求が満たされていると、猫は猫じゃらしで遊んでくれなくなるはずです。
外で本物の狩猟ができるのに、わざわざ飼い主と偽物の狩猟遊びはしないのでしょう。

引っ越しや新たに猫を迎え入れた時など、生活環境が大きく変化した時に猫は遊ばなくなります。
猫じゃらしで遊ぶことよりも、生活環境に慣れることを優先させたいのでしょう。
遊び好きの子猫であれば多少はマシですが、成猫の場合は環境に順応するのに時間がかかります。
当然ながら、生活環境に慣れたら猫は猫じゃらしでも遊ぶようになるでしょう。

そもそも、猫じゃらしに興味がない猫もいます。
大人しい性格の猫であれば、猫じゃらしはもちろん、遊ぶことも好まないことがあるでしょう。

高齢になりシニア猫と呼ばれる年齢になったら、猫は猫じゃらしで遊ばなくなることがあります。
遊んだとしても、若い頃のように夢中で猫じゃらしを追いかけるのではなく、軽く手で触ろうとするくらいでしょう。
人間もそうですが、猫も高齢になると動くことや遊ぶことが億劫になります。

猫が猫じゃらしで遊んでくれないのは、体調不良が原因かもしれません。
そもそも、猫は多少の体調不良でも元気で食欲もあります。
しかし、病気などが悪化すると、動かなくなったり食欲不振になったりするなど、日頃から猫といっしょに生活している飼い主であれば、すぐに異変に気が付くことができるほどの変化がみられます。
もしも、いつもは猫じゃらしに夢中で遊んでいる猫が急に遊ばなくなった場合は、体調不良を疑いましょう。

次に、猫と猫じゃらしで遊ぶ時のコツをご説明します。
コツをしっかりと抑えることで、猫が猫じゃらし好きになるかもしれません。

猫じゃらしは、猫の狩猟本能を満たすことを目的としたおもちゃです。
そのため、猫が飽きないようにいろいろな動かし方をしましょう。
床や空中で左右に振ることはもちろん、細かく振る、どこかに隠れて一瞬だけ姿を見せるなど、動かし方を工夫します。
動かし方やスピードを変えることで、猫が猫じゃらし好きになることが期待できるでしょう。

猫じゃらしは、さまざまなタイプのものが販売されています。
主に先端部分に違いがあり、羽や光沢のあるテープなどの種類が挙げられます。
また、形も釣り竿のようになっており急な動きに対応できるなど、ペットショップやホームセンターなどでは猫じゃらしを見ているだけでも楽しめるでしょう。

猫と猫じゃらしで遊んでいる時は、たまに捕まってあげることがおすすめです。
猫じゃらしが捕まりそうで捕まらないのは、たしかに猫の狩猟本能をかき立てます。
しかし、まったく猫じゃらしを捕まえることができないと、猫は諦めて飽きてしまうでしょう。
狩猟本能を満たすには、成功させることが大切です。
そのため、20秒に1回は捕まってあげるようにしましょう。

猫じゃらしには、さまざまな種類があります。
最後に、おすすめの猫じゃらしをご紹介します。

先端部分が10種類セットになった猫じゃらしです。
いろいろな種類があるため、猫が飽きずに遊べるでしょう。
また、釣り竿タイプで俊敏な動きをさせることができます。

どことなく気品を感じるデザインの猫じゃらしです。
一見猫じゃらしには見えないため、部屋のインテリアとしても良いでしょう。
猫と遊ぶ時も、優雅でおしゃれに楽しみたいという人におすすめです。

定番の形の猫じゃらしです。
シンプルなものが、猫が一番喜ぶかもしれません。
安価なので、壊れてもすぐに買い替えられる手軽さがポイントです。

天然の牛革を使用した猫じゃらしです。
おしゃれなデザインは、インテリアとしても使用できるでしょう。
先端部分は長さがまちまちになっており、猫が飽きずに遊んでくれることが期待できます。
本革でできているため、丈夫なのも特徴です。

猫が猫じゃらしで遊んでくれない理由は、さまざまです。
もともと遊ぶことが好きではないのかもしれませんし、外など飼い主以外で遊びたい欲求が満たされていることも考えられます。
高齢になって、動くことが億劫になっていることもあるでしょう。
もしも猫と猫じゃらしで遊びたいのであれば、動かし方などに工夫が必要です。
たまに捕まってあげることで、狩猟本能を満たすこともできるでしょう。