犬がトイレを我慢している時の仕草とは?我慢するリスクも解説

犬は人間と同じく、トイレを我慢することができます。
しかし、トイレを我慢し続けることは、健康に悪影響を及ぼすこともあるでしょう。
犬がトイレを我慢しているサインに気付いて、適切に対処することが大切です。
この記事では、犬がトイレを我慢しているときに見られる仕草や、犬がトイレを我慢しないための工夫などを解説します。 2025年03月11日作成

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犬がトイレを我慢している時の仕草

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まずは本題である、犬がトイレを我慢している時の仕草をご説明します。
愛犬にこれらの行動がみられたら、すぐにトイレをさせてあげましょう。

そわそわと部屋を歩き回る

犬がトイレを我慢している場合、部屋の中を落ち着きなく歩き回ることがあります。
この行動はトイレの場所を探しているサインで、トイレシートがあれば問題なく排泄をしますが、トイレシートがなければお漏らしをしてしまう可能性もあります。
また、しつけにより外でのみトイレをさせている犬も、トイレを我慢することが多くなりそわそわと部屋を歩き回る機会が増えるでしょう。

後ろ足が不自然な動きをする

トイレを我慢している犬は、後ろ足をぎこちなく動かす行為が見られます。
犬の中には、綺麗好きな犬もいて、トイレシートが一度使われ、シートの交換がなされていないと、それを理由に、トイレに足を踏み入れたくないという気持ちから、トイレを我慢しまうケースもあります。

飼い主の目を見つめる

犬が飼い主に目を見つめて何かを訴えているような視線を送っている場合は、トイレに行きたいというサインかもしれません。
特に、静かに見つめるだけでなく、「クンクン」と短く寂しそうな鳴き声を出す時はトイレに行きたいのでしょう。

においを嗅ぎながら地面を掘る

犬が床や地面をクンクン嗅ぎ回り掘るような動きをする場合は、トイレを探していることが考えられます。
この仕草はすぐにでもトイレをしたいというサインなので、早急にトイレに連れて行ってあげましょう。

犬がトイレを我慢しないための工夫

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犬がトイレを我慢すると、当然ながら身体に良くありません。
そのため、犬がトイレを我慢しないためにさまざまな工夫を考えてあげる必要があります。

定期的にトイレの時間を設ける

犬がトイレを我慢しないためには、定期的なトイレタイムを設けることが大切です。
朝起きた直後や食事後、散歩前後など、ある程度ルーティンに組み込むことで、犬もトイレのタイミングを覚えやすくなります。

トイレの場所をわかりやすくする

犬がトイレを我慢しないようにするために、トイレの場所を明確にしておくことが大切です。
トイレカバーやトイレシートなどわかりやすくしてあげることで、犬が迷わずトイレに行ける環境を整えることができます。
もちろん、トイレの場所をころころと変えることなく、一ヶ所にトイレシートを置き続ける必要があります。

長時間の留守番を避ける

犬が長時間ひとりでいると、トイレを我慢せざるを得ない状況になってしまいます。
これを防ぐために、ペットシッターの利用や短時間での外出を心がけると良いでしょう。
また、留守中に自由にトイレができる環境を整えておくことも大切です。
やはり室内にひとつでもトイレシートがあれば犬が自由にトイレをすることができるため、おすすめです。

外だけでトイレをさせる習慣をつけさせない

人によっては、犬に外だけでトイレをさせるようにしつけをしている場合があります。
外だけでトイレをさせることで室内は清潔を保てるかもしれませんが、犬のトイレの我慢を強いる可能性も出てきます。
また、外だけでトイレをさせるようにしつけをしていると、シニア犬になって自由に外出できなくなった時に大変な思いをするでしょう。
そのため、犬がトイレをいつでもできるような環境を整えてあげることが大切です。

外出先で必要となる犬のトイレグッズ

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外出先でいつでも犬がトイレをできるように、さまざまなグッズを用意しておくことをおすすめします。
これらのトイレグッズがあれば、まわりの人や犬への配慮にも繋がるでしょう。

エチケット袋

外出時に必須なのが、犬の排泄物を処理するためのエチケット袋です。
エチケット袋はにおいを防ぐための密閉型や、環境に配慮した生分解性の素材の袋などが人気です。
また、エチケット袋は犬用おやつや犬用品を入れることができるため、たくさん持ち歩いておくことをおすすめします。

給水ボトル

犬の排泄後に、周囲を清潔に保つための水は欠かせません。
排泄後の水は、特におしっこをした場所を軽く流すために使います。
もちろん、うんちをした後に水を多めにして流すことも大切です。
排泄用の水は、携帯しやすい小型ボトルを選ぶと良いでしょう。
また、飲み水と併用できるような給水ボトルを使用するのもおすすめです。

マナーベルト

犬との外出時には、マナーベルトが便利です。
マナーベルトは、室内や他人の家、公共の場でのマーキングを防ぐ効果があります。
使い捨てタイプや再利用可能な布タイプがあるので、シーンに合わせて選ぶと良いでしょう。

トイレシート

外出先での犬の急なトイレにも対応できるように、携帯用のトイレシートを持っておくと安心です。
携帯用だからといっても小さなものを選ぶ必要はなく、普段から使用しているトイレシートを持ち歩くと良いでしょう。
また、犬のマナーを意識している人であれば、外出先であっても地面にトイレシートを敷いて、そこにトイレをさせる人もいます。
そうすることで、近隣住人などとのトラブルも予防することができるでしょう。

犬にトイレを我慢させないようにしよう

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犬がトイレを我慢せずに快適に過ごせる環境を整えることは、健康を守るだけでなく、愛犬との信頼関係を深めることにもつながります。
愛犬のトイレをしたいサインを見逃さないことで、我慢せずに毎日を過ごすことができるでしょう。
また、外出時にはトイレに必要なグッズを揃えて、犬が安心してトイレできるように配慮することも大切です。

参考サイト

MorePets(参照日:2025-01-15)
https://item.rakuten.co.jp/morepets/31014/

K-DIGITAL(参照日:2025-01-15)
https://item.rakuten.co.jp/k-digital/inb-wbt-550/

snoqdropPlus(参照日:2025-01-15)
https://item.rakuten.co.jp/snowdrop/sd144/

GARAGE COLLECTION(参照日:2025-01-15)
https://item.rakuten.co.jp/weiwei/psa/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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