フェレットには何を与えれば良い？食べてはいけないものは？おすすめの専用フード4選

フェレットとはイタチ科に分類される、肉食性の哺乳小動物です。

起源はヨーロッパで狩猟、実験、毛皮採取、愛玩用として育てられていたものが、今では家族の一員として世界中で飼育されています。

体の大きさは35～55cmほどで、メスのほうがやや小さいです。
嗅覚と聴覚が優れていますが視力はよくありません。
寿命は約6～12年ほどと言われています。

日本でフェレットが認知され始めたのは、1993年に米国からペットとして紹介されてからとされています。
国際フェレット協会が飼育のためのガイドブックを執筆したり、テレビ番組で紹介したところ、1995年頃から日本国内でも広く知られるようになりました。

フェレットは「成長しない子猫」と言われるほど、活発で好奇心が強い動物です。
一般的には猫よりも飼い主に懐き、一緒に遊びたがります。
しっかりしつけることで、トイレはもちろん、ちょっとしたアクションを覚えることもできます。

フェレットはあまり大きな声では鳴きません。機嫌がいい時は「クックックッ」、怒っているときは「シャー」と鳴きますが、声量は小さいため集合住宅でも飼育しやすいです。
幼少期の頃は寂しさから「ブエブエブエ」というベビ鳴きと呼ばれる鳴き方をします。

フェレットは暗くて狭いところを好むため、棚の後ろや隙間、穴などを見つけると潜ってしまい出てこなくなってしまうこともあります。また配線などをかじってしうこともあるので注意が必要です。

フェレット飼育するのに適した室温は、15～22℃といわれています。フェレットは汗腺がないため、汗をかいて体温を自力で下げることができません。室温が28℃を超えると熱中症になるリスクが上がってしまいます。適宜室温を調整して、快適に過ごせるようにしてあげましょう。

フェレットには専用のフードが販売されています。フェレットは肉食動物なので、動物性のたんぱく質を摂取する必要があります。また、フェレットに穀物や繊維質の炭水化物は必要ありません。「フェレット用」と表記があっても、粗悪品の場合もあるので、あまりにも安価なものを購入するのは避けましょう。

フェレットに食べさせてはいけないものは、犬や猫とほとんど変わりません。チョコレート、ぶどう、ネギ類や甲殻類、ナッツ類などは、下痢や嘔吐などの中毒症状をもたらします。重度の症状が出る可能性もあるので、決して食べさせないようにしましょう。

良質なチキンのたんぱく質がしっかり含まれている国産のフェレット専用フードです。オールステージ対応なので、どの年齢のフェレットにも与えることができます。

安心の国産の原料を使用しているフードです。牛肉粉末、ビーフエキス、魚粉、玄米など良質なたんぱく質がフードの50％以上と、とても多く含まれているフードです。

成長期用のフェレット専用フードです。原料は国産のチキンで、無添加、無着色でビタミン、ミネラルを強化した栄養設計となっています。成長期からシニアへ向けて健康維持を目的としたフードです。

チキンミール、ポークミールを主原料としたフェレット専用フードです。人口着色料、香料、保存料が無添加のため、安心して与えられるでしょう。ビタミンやミネラル類、葉酸も多く含んでいるので健康維持に役立ちます。

今回はフェレットについて、フェレットへのおすすめのフードについて紹介してきました。
かわいらしい容姿のフェレットは、意外にも肉食動物です。犬や猫と同じように食べてはいけないものがあるので、普段の生活から気を付けてあげましょう。

フードの種類はそんなに多くはないですが、含まれている原料をしっかり見て、良質なたんぱく質や脂質が多く含まれているものを選んであげましょう。