ハムスターのおやつは何をあげたらいい？頻度や量について解説

ハムスターはひまわりの種を食べているイメージが強いですが、カロリーが高いため注意が必要です。では、実際はどんなおやつを食べることが望ましいのでしょうか。
ここでは、ハムスターのおやつに与えるものについてご紹介します。

ハムスターのおやつとして、野菜や果実がおすすめです。

野菜はキャベツ、ブロッコリー、小松菜、チンゲン菜、シロナ、水菜、にんじんなどを与えましょう。
与えるときは流水でしっかり洗い流し、水気を拭きとり与えます。
野菜の中には水分が多く含まれている食材があります。それらの野菜は過剰に与えると下痢をしてしまう可能性があるため、与える量には注意しましょう。

果物はいちご、みかん、メロン、スイカなどを与えましょう。
ハムスターが食べやすいように小さくカットし、種や皮などを取り除き与えます。
過剰に与えると1日分の摂取カロリーをオーバーしてしまったり、水分量が多く下痢などの体調不良を引き起こす可能性があるため、注意が必要です。

ハムスターや小動物専用のドライフルーツも販売されており、こちらもおやつとしておすすめです。ハムスターに果物を与えたいけれど、鮮度が気になる場合や痛みやすい夏場などにも、乾燥させたフルーツであれば安心です。

市販のおやつであればハムスターや小動物が食べることを想定して作られているため、安心して与えることができるでしょう。
おやつの中には特定の栄養が重点的に含まれているものもあるため、ハムスターの栄養の補強も期待できるでしょう。

おやつを食べることはハムスターにとっても嬉しい時間となります。しかし、頻度や量などはとても大切で、過剰に与えると肥満などのトラブルを引き起こす可能性があります。
ここでは、与える頻度や量についてご紹介します。

ハムスターに与える頻度は、1日に2〜3回程度がおすすめです。
野菜や果物などの鮮度が関わる食材を与えている場合は、ハムスターが食べなければすぐに片付けるようにしましょう。特に、夏場の時期は放置してしまうと腐ってしまうことがあるため注意が必要です。

おやつを与える頻度はハムスターの食欲などにもあわせてあげることがおすすめです。肥満が心配なハムスターの場合は、満腹感を得るために回数を増やしてあげましょう。

ハムスターに与えるおやつの量は、体重5～10％の食事量の内の1割以下にしましょう。

ハムスターは体が小さいため、少し量をオーバーしただけで1日の摂取カロリーがオーバーする可能性があります。そのため、ハムスターの体重を測定しておき、食事量の1割以下に抑えるようにしましょう。

ハムスターはひまわりの種が食べているイメージですが、意外にもひまわりの種はカロリーが高く、2〜3粒程度で1日のおやつの量を満たしてしまいます。おやつのカロリーはどれくらいなのかしっかり頭に入れておきましょう。

ハムスターは体が小さいため、少しの量でカロリーオーバーになってしまう可能性があります。おやつごとにカロリーも異なるため、おやつに含まれるカロリーを確認してから与えることが望ましいでしょう。

さらに、生の野菜や果物を与えるときには鮮度に注意しましょう。新鮮かつ安心できるおやつですが、鮮度がすぐに落ちてしまうため、こまめに取り替えてハムスターが体調を崩さないように配慮しましょう。

ハムスターに与えるおやつはどれを与えればいいのか迷ってしまいますよね。
ここでは、おすすめのハムスター用のおやつをご紹介します。

自然派の野菜のおやつです。キャベツやえんどう豆、にんじんなどを乾燥させローラーなどの処理を行った歯ごたえたっぷりの野菜チップとなっています。
ハムスターだけでなくうさぎやチンチラ、モルモットなどにも副食として与えることができます。

良質のいちごを乾燥させたドライフルーツのおやつです。小動物が食べやすいサイズのダイスカットにされており与えやすいのが特徴です。

栄養満点のバナナを乾燥させたバナナチップです。バナナには食物繊維やオリゴ糖、カリウムなどの様々な栄養が含まれています。体内で効率よく分解、消化されるためお手軽に栄養補給が期待できます。

小動物用のビスケットです。ミルクを配合したビスケットを適度な硬さに焼き上げており、かじることで歯の伸び過ぎ対策になります。

ここではハムスターのおやつはどんなものがいいのか、与える頻度や量について解説しました。

ハムスターのおやつは野菜や果実、ドライフルーツなどがおすすめです。
他にも市販のハムスター専用のおやつも検討してみましょう。

おやつを与えるときには与える量や頻度などには注意しましょう。過剰に与えることで肥満などのトラブルを引き起こしてしまいます。ハムスターのためにも給与量はしっかり守るようにしましょう。