猫におやつを与える頻度や与える際の注意点とおすすめの猫用おやつ5選

そもそも、猫におやつは必要でしょうか。
結論から言うときちんとご飯で栄養が取れている場合、おやつは必要ありません。
ですが、猫にとっておやつはこの上ない喜びであることは確かです。

人間と同じようにおやつを食べることで、幸せを感じたり、気分転換になっていることでしょう。

長時間留守番させてしまったときや、病院や爪切りなど嫌な思いをしたあとに、ご褒美としておやつをあげるのも猫にとってストレスを軽減させるきっかけになります。

さらに、おやつを通して飼い主とコミュニケーションを図ることもできるのです。

ですので、一概におやつはあげない方がいいと決めつけるのも良くありません。また、食欲がなくご飯をあまり食べないときは、栄養をおやつで補足することが有効的です。

ウェット系のおやつは水分補給にもなるので、上手くおやつを摂り入れて健康を維持してあげましょう。

猫におやつをあげる頻度に決まりはありません。先に述べたように、ご飯で栄養が摂れていればそもそもおやつは必ずあげる必要は全くありません。ですので、毎日あげる必要もありませんし、逆に1日に何回もおやつをあげてしまうと健康を害することになってしまうかもしれないのです。

そこでおやつをあげる条件を決めておくといいでしょう。ご褒美としてあげてもいいですし、3日に一度の楽しみとしておやつをあげてもいいですね。また、おやつをあげるときの注意点としては、一度にたくさんあげないようにしましょう。

適正なおやつの量は、猫が1日に必要とするエネルギー量の約20%です。ちなみに猫の1日にカロリー計算方法は以下に記載しています。おやつをあげ過ぎてしまうと、肥満の原因になり糖尿病や心臓病などさまざまな病気のリスクが高くなります。

それだけでなく体重が重いと足腰にかかる負担も増えて、歩けなくなってしまう恐れもあるのです。また、人間の食べ物は猫にとって不要な栄養がたくさん含まれているので、絶対に避けるようにしましょう。

2ヶ月　210キロカロリー×体重
3ヶ月　200キロカロリー×体重
4ヶ月　175キロカロリー×体重
6ヶ月　135キロカロリー×体重
9ヶ月　100キロカロリー×体重

1歳以上　80キロカロリー×体重
運動量が多い猫　85キロカロリー×体重
運動量が少ない　70キロカロリー×体重

7歳以上　60キロカロリー×体重
運動量の少ない猫　40キロカロリー×体重

販売されている猫のおやつの種類には「ドライタイプ」「ウェットタイプ」「ガムタイプ」「ジャーキー」「フリーズドライ」などがあります。

子猫から成猫までの元気な猫にはどんなタイプのおやつをあげても問題はありませんが、カロリーが気になるときは低カロリータイプを選んだり、健康面に気を使った保存料や着色料を使用していないおやつを選ぶといいでしょう。

さらに猫の体質に合わせて「毛玉ケア」や「口腔ケア」などの機能性が備わったおやつを選ぶこともできます。また、7歳以降のシニア猫には、状態に合わせたおやつを選ぶようにしましょう。歯が弱っている猫におすすめなのがペーストタイプのおやつです。

また、煮干しや鰹節などを使用したものも猫のおやつによく使用されています。これらは猫の食いつきもよく、日々のコミュニケーションに役立つでしょう。

牛乳をあげている人もいるかもしれませんが、牛乳は猫の体質にあまりあっているとは言えません。猫がお腹を下してしまう恐れがあるため、猫用の表記がされているミルクや乳製品をあげるようにしましょう。

ニュートロのとろけるシリーズはペーストタイプのおやつで、自然素材を使用しているので素材の美味しさをそのまま味わうことができます。着色料、香料、発色剤を使用していません。滑らかな食感にこだわり食べやすさを重視しています。水分不足が気になるときにもおすすめのおやつです。

新鮮な高原但馬鶏を使用した低脂質、高タンパクなドライフードです。さらに調味料や保存料、添加物は一切使用していないので、安心してあげられますね。さばきたてを瞬間凍結してフリーズドライにしているので、猫は鶏肉の旨味をそのまま楽しむことができます。
どんな猫でも大好きな味なので、ご飯の食いつきが悪いときに、ふりかけとして使うのもおすすめです。

星やハートなど可愛い型が特徴的で、見た目でも楽しいおやつです。カリカリ粒としっとり粒の2タイプが選べるだけでなく、シーフードやシーフード&チキン、チキン&チーズなどさまざまな味が展開されています。

デンタルケアに特化したドライフードです。自然素材を使っていますし、食物アレルギーになりにくい原料を使用しているので安心してあげることができます。おやつを食べるだけで、お口の中が綺麗になるなんて、猫も飼い主さんも笑顔になること間違いなしでしょう。

国内で水揚げされたイワシを2時間以内に釜茹でして乾燥さているため、天然素材を丸ごと味わうことができます。天然のイワシをそのまま使っているため、食品添加物や保存料ももちろん使用していませんし、原料もイワシと塩のみです。

猫にとっておやつを食べているときは、人間と同じように心が元気になる至福の時間なのかもしれません。あげ過ぎは良くありませんが、決まりを守って猫におやつをあげてみましょう。たくさんおやつの種類があるので、猫の好みにあったものを選んであげたいですね。