犬は飼い主に似ると言われる理由とは?
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犬と一緒に過ごしていると、犬の性格が自分と似ているのではないかと感じたり、他人からそのように言われることはありませんか?
ここでは、犬が飼い主に似る理由についてご紹介します。
人は無意識に自分と似たものを好む
人は犬を迎え入れる時に、無意識的に自分と同じような顔の子を選ぶと言われています。犬を選ぶ時に、飼い主(自分)に似た行動をとる犬に対して親近感を持ちます。そのため、犬を迎え入れてから自分に似ていると感じるのかもしれません。
飼い主と同じ生活環境のため
飼い主の生活環境も飼い犬に影響を与えます。落ち着いた環境であれば犬も落ち着くこともあり、子供がいる家庭では犬はやんちゃになる場合もあります。落ち着いて休むことができなかったり、睡眠がしっかり取れない環境で過ごしていると、性格が攻撃的になることもあります。犬にとって生活環境はとても大切なのです。
飼い主の気持ちに同調するため
犬には人の気持ちを感じ取り、その気持ちに同調する能力があります。飼い犬は飼い主のことを常に観察しています。飼い主が嬉しい時には犬も気分が良くなり、飼い主が不安を感じていると犬もソワソワすることがあります。
飼い主に性格が似ない場合もある
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犬は飼い主に性格が似ることが多いですが、必ずしもそうなるとは限りません。
ここでは、飼い主に性格が似ない理由をご紹介します。
元々の性格による
犬は飼い主の性格に影響を受けると先述しましたが、犬にもそれぞれ性格があります。犬が飼い主に似るかどうかは、犬の性格や個体差も関係してくるでしょう。
多少は飼い主に同調することがあるかもしれませんが、犬が元々持っている性格を大きく変えることはできません。いつまで経ってもやんちゃなままの犬もいれば、ゆったりとした落ち着きを好む犬もいるでしょう。
犬の性格に合わせた生活スタイルを考える
犬が飼い主の性格に似ていない場合は、犬の性格に合わせてあげることも大切です。
飼い主が外に出ることが好きで犬が外に出ることが苦手な時や、逆に飼い主が外に出ず犬が外に出ることが好きな場合もあります。この場合、犬も無理して飼い主に付き合うことになるためストレスが溜まることがあります。
犬が嫌がっている時に無理やり外に出すことはストレスが溜まってしまいます。犬がストレスを感じることがないよう、犬の性格を考慮した接し方をすることが大切です。
病気により性格が変わることもある
犬は病気により性格が変わることもあります。病気にかかると、犬の身体には大きなストレスがかかります。このような状態が続くと、性格が攻撃的になったり、物を壊すなどの行動に出ることがあります。犬の性格が急に変わったと感じる時は、ストレスや病気が関係している可能性もあることを理解しておきましょう。
犬と仲良くなる方法とは?
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犬は飼い主に似ることもあれば、似ないこともあります。犬の個体差によるため、似ていなくても気にすることはないでしょう。大事なのは、共に生活する犬と仲良く暮らせるかどうかです。
ここでは、犬と仲良くなる方法についてご紹介します。
犬と接する時間を増やす
犬と接する時間を増やすことで、その犬のことを深く知ることができるでしょう。犬が好きなものやお気に入りのおもちゃ、食べ物など、多くのことを知ることにより犬の性格をより知ることができます。
また、体調の変化にもいち早く気付くことができます。犬との時間を増やすことで小さな体調変化や、病気の早期発見にもつなげることができます。
一緒に遊ぶ
犬と一緒に遊ぶことで、犬と仲良くなることができます。さらに、犬が好きな遊びを知ることができます。犬は体を動かすことにより運動不足を解消できます。
犬はストレスが溜まると性格が攻撃的になることがあります。他にも物を壊すことや無駄吠えなどの問題行動を起こします。一緒に遊びこまめにストレス解消できるようにしてあげましょう。
犬とお出かけをする
犬と仲良くなる方法として、犬とお出かけをすることがおすすめです。犬とお出かけをすることは犬との時間を増やすことができ、犬と接する時間を増やすことができます。
犬の性格に合わせて接してあげて!
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ここでは、犬は飼い主に似ると言われる理由についてご紹介しました。犬は飼い主に似るという話を聞いたことはありませんか。犬の元々の性格にもよりますが、飼い主と同じ環境で生活し、飼い主に同調することで似てくることがあります。しかし、逆に性格が全く異なるケースもあるため、あまり気にしすぎないようにしましょう。
著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。