犬との遊びはおもちゃの引っ張り合いがおすすめ!方法や注意点

犬といっしょに遊ぶときには、おもちゃの引っ張り合いをするのがおすすめです。
おもちゃの引っ張り合いをすることは、さまざまなメリットがあります。
この記事では、犬とおもちゃの引っ張り合いをするメリットや方法、注意点について解説します。 2022年02月20日作成

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犬とおもちゃの引っ張り合いをするメリット

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まずは、犬とおもちゃの引っ張り合いをするメリットについてご紹介します。
コミュニケーション以外にもさまざまなメリットが挙げられるため、犬といっしょに遊ぶときにはおもちゃの引っ張り合いを取り入れてみてはいかがでしょうか?

犬とコミュニケーションがとれる

犬とおもちゃの引っ張り合いをする一番のメリットは、コミュニケーションがとれる点です。
しつけの際におやつではなくおもちゃでいっしょに遊ぶことで、犬はしつけを「おやつをもらえるもの」ではなく、「飼い主といっしょに取り組む共同作業」という考え方に変化します。
また、おやつは飼い主から犬への一方通行ですが、おもちゃの引っ張り合いはいっしょに楽しむことができるため、信頼関係も築くことができるでしょう。

運動不足解消

犬とおもちゃの引っ張り合いをしたことがある人なら知っているでしょうが、おもちゃの引っ張り合いは人間も疲れるくらい、犬が一生懸命に引っ張ります。
そのため、犬にとって運動不足解消にも繋がるでしょう。

しつけができる

犬とおもちゃの引っ張り合いをするときには、ついでにしつけをすることもできます。
おもちゃの引っ張り合いでできるしつけは、「出せ」と「咥えろ」です。
特に「出せ」のしつけはとても大切で、犬が床に落ちているものを咥えてしまったときなどに、誤飲を防ぐことができます。

犬に自信を持たせることが期待できる

犬によっては、自分に自信がない性格の場合があります。
自分に自信のない犬は、飼い主からのしつけもオドオドとしていて「本当に合っているのかな?」と、不安になりながら取り組んでいるでしょう。
しかし、飼い主とのおもちゃの引っ張り合いをして、何度もおもちゃを勝ち取る成功体験によって、犬に自信を持たせることができます。

犬とおもちゃの引っ張り合いの方法・注意点

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次に、犬とおもちゃの引っ張り合いの方法をご説明します。
犬が楽しんでくれるように、正しい遊び方を覚えておきましょう。

おもちゃを親指と人差し指だけでつまむ

犬とおもちゃの引っ張り合いをするときの方法としては、飼い主は親指と人差し指でつまむようにして掴むことが大切です。
そうすることで、犬が一生懸命引っ張ったら飼い主からおもちゃを奪えますし、飼い主も本気になって犬におもちゃを取られまいと引っ張り合いをすることができます。
おもちゃにロープが付いているタイプのものであっても、ロープ部分を親指と人差し指でつまむようにして持ちましょう。

犬におもちゃを取られすぎない

犬とおもちゃの引っ張り合いをするのは、単なる遊びだけには留まりません。
先述したように、犬が何度も飼い主からおもちゃを勝ち取ることで、「自分は飼い主よりも強いんだ!」と自信を持たせることができます。

しかし、何度も犬に負けてしまうと、犬と飼い主の立場が逆転してしまう可能性があります。
おもちゃの引っ張り合いで大切なのは、飼い主が本気で犬におもちゃを取られないようにすることです。
わざと負けると犬はそれを察知し、おもちゃの引っ張り合いに飽きてしまいます。
また、飼い主が「絶対に負けまい」と、おもちゃのロープ部分をしっかりと掴んでしまったら、犬の顎や歯に負担がかかる可能性もあるでしょう。

「出せ」のご褒美で引っ張り合いをする

先述したように、おもちゃの引っ張り合いは、犬の「出せ」のしつけにも利用できます。
しかし、「出せ」といって犬がおもちゃを放したときに、そのまま褒めてしつけが終わってしまえば、犬は「口を開けたら大好きなおもちゃを奪われてしまうだけ…」と考えるようになります。
そこで、「出せ」と命令をしたときに犬がおもちゃを放したら、ご褒美に再度引っ張り合いをしてあげましょう。
そうすることで、犬は「おもちゃを放せば褒めてもらえるし、また遊べる!」と理解して、喜んで咥えているものを放すようになります。

犬と引っ張り合いにおすすめのおもちゃ4選

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最後に、犬と引っ張り合いにおすすめのおもちゃをご紹介します。
これらのおもちゃは扱いやすいため、引っ張り合いをするのに最適でしょう。

犬用おもちゃ キャタピー Jr

イモムシの形をした、可愛らしいおもちゃです。
顔部分や足部分など、たくさん噛む場所があるため、犬の気分によって引っ張り合いをする箇所を変えることができます。
カラフルな見た目は、いっしょに遊んでいる飼い主も楽しめるでしょう。


犬用おもちゃ キャタピー Jr

ビジーバディ グリッピンタグ用ロープ

シンプルなロープ型のおもちゃです。
ロープ型は飼い主も掴みやすく犬は咥えやすいため、思い切り引っ張り合いに集中することができます。


ビジーバディ グリッピンタグ用ロープ

デンタファン ロープリングウィズボール

ナチュラルラバーとロープでできた、犬と引っ張り合いをするためのおもちゃです。
ラバーのボールは、犬が噛むことで歯茎のマッサージにもなるでしょう。
中型犬以上の犬と思い切り遊ぶ際には、このおもちゃがおすすめです。


デンタファン ロープリングウィズボール

ペティオ テニスロープ

シンプルでありながらも、犬といっしょに引っ張り合いを楽しむには最適といえるおもちゃです。
犬にボール部分を噛ませて引っ張り合いをすることで、信頼関係を築くことができるでしょう。
また、遠くに投げやすい形になっているため、「おいで」のしつけにもおすすめです。


ペティオ テニスロープ

おもちゃの引っ張り合いはとても大切!

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犬とおもちゃの引っ張り合いをするのは、信頼関係を構築する上でとても大切です。
しつけをする際にも、楽しく取り組むことができるでしょう。
引っ張り合いをする際のコツとしては、親指と人差し指でつまむようにして持つことです。
そうすることで、犬と本気でおもちゃの引っ張り合いをすることができます。
「出せ」のしつけも併せて行うことで、犬の誤飲を予防することにも繋がるでしょう。

参考サイト

SHOP ELEVEN(参照日:2022-01-17)
https://item.rakuten.co.jp/shopeleven/21cr50377/

カモシカnetSHOP(参照日:2022-01-17)
https://item.rakuten.co.jp/comellbaby/095737/

HANGON(参照日:2022-01-17)
https://item.rakuten.co.jp/hangon/tri33704/

Pets Village(参照日:2022-01-17)
https://item.rakuten.co.jp/kurosu/10008892/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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