猫のトイレは大きいほうが良い?猫のトイレの選び方を解説

猫が排泄をしやすいように、トイレは大きいほうが良いのでしょうか?
もしくは、狭い場所が好きな猫は小さなトイレのほうが落ち着くのでしょうか。
この記事では、猫のトイレの適切な大きさや選び方について解説します。 2022年07月05日作成

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猫のトイレの適切な大きさについて

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まずは本題である、猫のトイレの適切な大きさについてご説明します。
愛猫のサイズに合ったトイレを選ぶように、心がけましょう。

少し大きめのものが良い

猫は、ゆっくりと排泄をするために少し大きめのトイレを好む傾向にあります。
これは、猫の排泄の仕方に関係しています。
尻尾を水平に伸ばして排泄をする猫は、身体に合っていない小さなトイレだと尻尾がトイレに当たってしまい、落ち着いて排泄をすることができません。
そのため、猫が水平に尻尾を伸ばしても排泄ができるように、猫の身体の1.5倍程度を目安にトイレの大きさを選ぶと良いでしょう。

深すぎるのは良くない

猫のトイレは少し大きめのほうが良いですが、深さはそこまで深くないものを選ぶ必要があります。
これは、深さがあると出入りがしにくいためです。
若くて元気な猫であれば良いかもしれませんが、子猫やシニア猫であれば出入り時に足腰や身体に負担がかかります。
また、浅すぎるのも良くありません。
トイレが浅すぎると猫砂が飛び出てしまい、こまめに掃除をしなければならなくなります。
大きさの目安はわかりにくいですが、深すぎず浅すぎないトイレを選ぶようにしましょう。

猫の好みに合ったものを選ぶ

猫のトイレは少し大きめのものが良いと先述しましたが、猫によって好みは違います。
特に形状は猫の好みが分かれるため、気を付けなければなりません。
解放感のあるオープンタイプのトイレを好む猫が多いですが、猫によってはまわりが見えないドームタイプのトイレを好むこともあるでしょう。
こればかりは猫の好みによるため、試してみないことにはわかりません。
はじめのうちはひとつのトイレを設置して様子をうかがい、気に入らないようであれば別のものに変更するなどの対処を行いましょう。

猫のトイレの選び方

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次に、猫のトイレの選び方について解説します。
トイレを正しく選ぶことで、猫が排泄を我慢しないようになるはずです。

種類を選ぶ

先述したように、猫にはトイレの好みがあります。
トイレの種類についてはある程度理解しておいたほうが良いでしょう。

まずは、解放感のあるオープンタイプのトイレです。
底は浅めで掃除もしやすいですが、猫砂が飛び散りやすいというデメリットもあります。
オープンタイプよりも猫砂が飛び散りにくいハーフカバータイプのものや、屋根付きのドームタイプは、猫のトイレのオーソドックスなものといえるでしょう。
また、底面が引き出しになっているシステムトイレは、トイレシートを敷いておしっこのにおいを軽減することができます。
ほかにもバケツのような形をした、上から出入りするタイプや猫の排泄物を検知して自動で掃除をしてくれるタイプなど、さまざまなトイレがあります。
これらの種類は猫の好みももちろんですが、飼い主や家族の生活スタイルに合わせるのも良いでしょう。

猫の年齢や性格に合ったものを選ぶ

子猫やシニア猫には、出入りが容易なトイレを選ばなければなりません。
当然ながら、若くて元気な猫であれば、高さはそこまで気にする必要はないでしょう。
また、猫の性格に合わせてトイレを選ぶのも大切です。
臆病な猫であれば周囲を見渡せるオープンタイプのものが良いですし、逆に活発な猫はオープンタイプのものは猫砂を飛び散らせてしまうため、おすすめできません。

掃除のしやすいものを選ぶ

猫のトイレは毎日掃除をしなければならないため、掃除のしやすいものを選ぶことをおすすめします。
デザイン性の高いものはインテリアのようで格好良いかもしれませんが、構造が複雑すぎるとこまめな掃除が面倒になりますし、衛生面の問題にもつながるでしょう。

おすすめの猫用トイレ4選

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最後に、おすすめの猫用トイレをご紹介します。
「たくさん種類があって、どれを選べば良いかわからない」と困っている人は、購入時の参考にしてみてはいかがでしょうか?

アイリスオーヤマ ネコのトイレ NE-550

ハーフカバータイプの、オーソドックスな猫用トイレです。
それなりの深さがあるため、解放感がありながらも猫砂が飛び散りにくいような作りになっています。
銀イオンで、においの元となる菌の発生の抑制が期待できます。


アイリスオーヤマ ネコのトイレ NE-550

Petree 猫用自動トイレ

猫の排泄物を検知して、自動で掃除をしてくれる猫用トイレです。
物体感知センサー搭載で、誤作動で猫が怪我をする心配もありません。
安全性はもちろん、スタイリッシュなデザインも特徴です。


Petree 猫用自動トイレ

トイレカバー レストルーム

家具のように猫用トイレを隠すことができる、トイレカバーを設置するのも良いでしょう。
これであれば、オープンタイプのトイレでも猫砂が飛び散る心配がありません。
また、高さもそこまでないためシニア猫でも利用できるでしょう。


トイレカバー レストルーム

アイリスオーヤマ 散らかりにくい ネコトイレ CNT-500

扉が付いており、猫砂の飛び散りを予防してくれる猫用トイレです。
扉を通るとスノコが通路のようになっており、スノコが排泄後に猫の肉球に挟まった猫砂を落としてくれます。
フードカバーは前面がフルオープンになるため、カバーをいちいち外さなくても簡単に掃除をすることが可能です。


アイリスオーヤマ 散らかりにくい ネコトイレ CNT-500

猫のトイレは少し大きめのものを選びましょう

出典:https://www.shutterstock.com

猫のトイレは、少し大きめのものを選んだほうが、猫がゆったりと排泄をしやすくなります。
また、そこまで深さのないものを選ぶことで、子猫やシニア猫でも身体に負担が少なくトイレに行くことができるでしょう。
飼い主の毎日の負担を軽減するためにも、掃除のしやすいトイレを選ぶことも大切です。

参考サイト

Pet館(参照日:2022-06-06)
https://item.rakuten.co.jp/dog-kan/311358/

ハピポート(参照日:2022-06-06)
https://item.rakuten.co.jp/happiport/petree-0001/

MAXSHARE(参照日:2022-06-06)
https://item.rakuten.co.jp/maxshare/a14402/

キャットランド(参照日:2022-06-06)
https://item.rakuten.co.jp/cat-land/i312198/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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