猫はご飯に飽きることがある？ご飯を食べない時の対処法やおすすめのふりかけをご紹介

猫がご飯を食べないと病気になったのではないかと心配になってしまうこともあると思います。もちろん病気で食欲が落ちてしまうこともありますが、さまざまな要因で食べなくなることもあります。
ここでは、猫がご飯を食べない時の原因についてご紹介します。

通常の食事の時間以外にも、おやつなどをたくさん与えていませんか？
おやつなどの頻度が多すぎると、食事の時間になっても空腹にならず、ご飯に興味を示さなくなる可能性があります。
おやつを与えると猫が懐いてくれるため、ついつい与えすぎてしまうこともあるかもしれませんが、ご飯前などはなるべく控えるようにしましょう。
さらに、おやつを与えた時は与えた分のカロリー分はご飯から引いて与えることで、肥満になるリスクも軽減できます。

ご飯を食べない時にウェットフードやおやつなどの嗜好性の高いものばかり食べさせていると、猫は「ご飯を我慢するともっと美味しいものが食べられる」と認識してしまうことがあります。
猫のわがままを許していると、その行動を正すまでに時間がかかってしまいます。ちゃんとした食事をしないと、栄養の偏りによる体長の悪化や、食欲不振にも繋がりかねません。できるだけいつものご飯をしっかり食べさせるよう心がけましょう。

食欲が落ちたり、なくなるなどの症状はどんな病気にもみられ、比較的初期の段階でみられることが多いです。
他にも、夏バテやストレスなどでも食欲が落ちることもあるため、食欲が低下した原因が何なのか、早めに見極めることが必要になります。必要に応じて動物病院などでしっかり受診することがおすすめです。

猫がご飯を食べないでいると栄養が足りなくなってしまう恐れもあるため、できるだけ早く食べてほしいですよね。しかし、猫が食べるからと言っておやつばかり与えてしまうと栄養が偏ってしまうだけでなく、ますますご飯を食べなくなってしまいます。
ここでは、猫がご飯を食べない時の対処法についてご紹介します。

猫がご飯を食べない時は、ふやかして与えることがおすすめです。カリカリにぬるま湯を加えて10分ほどふやかすことで、香りが立ち風味が増して猫の食欲を刺激します。
この方法は病気などにより食欲が落ちている時にも有効で、ふやかすことで水分補給もできるようになります。
猫が火傷しないよう、温度を確認してから与えるようにしましょう。

年齢や環境の変化によって、猫の好みも変化することがあります。
病気などが原因でない場合は、思い切ってキャットフードを切り替えてみるのも効果的です。
粒の大きさや形状、食べごたえなどもフードによってさまざまです。初めは少量からいつものフードに新しいフードを混ぜていき、徐々に割合を増やして切り替えていきましょう。

いつものキャットフードにトッピングやふりかけをかけてみるのもよいでしょう。
トッピングやふりかけをかけることによって、フードを変えることなく嗜好性を高めることができます。さらに、トッピングによっては不足している栄養を補助する役割も期待できるかもしれません。

どうしてもキャットフードを食べない時には、ふりかけなどのトッピングを利用することで食べてくれるようになることもあります。
ここでは、おすすめの猫用ふりかけ商品をご紹介します。

ヤギミルクのふりかけです。やさしく甘い香りと濃厚な味わいでふりかけたフードの嗜好性を高めてくれます。体調を崩している時にも最適で、食が細い猫のために常備しておくのもおすすめです。

新鮮な鮭を使用したふりかけです。無添加、無着色、無塩、保存料不使用なので、安心して与えることが可能です。袋は便利なチャック付きなので保存にも便利です。

鶏ガラ、鹿あばら、野菜などの素材から出汁をとり、具材を入れて煮込んだスープです。食べごたえも抜群で、水分補給にもなります。トッピングとしてだけでなく、スープとして与えることもできるので、猫の体調に合わせて与えることもできます。

ニシンのふりかけです。細かいパウダー状のふりかけタイプなので、フードのトッピングにもおすすめです。ニシンは豊富に栄養を含んでいるため、いつものフードの栄養の補強にも効果的です。

ここでは、ご飯を食べない時の対処法やおすすめのふりかけもご紹介しました。
猫の健康的な生活のためにも、しっかりご飯を食べてもらえるよう工夫していくことが大事です。