犬用ジャーキーの選び方
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まずは、犬用ジャーキーの選び方をご説明します。
愛犬に安心して与えられるように、チェックしておきましょう。
原材料や原産国を確認する
犬用ジャーキーを選ぶときは、原材料を確認しましょう。
原材料を見ると、余計な添加物が含まれているかどうかがわかります。
良質なジャーキーは、着色料などの犬が美味しく食べられるかどうかに関係のない添加物は加えていません。
また、原産国や製造国を確認することも大切です。
国産はもちろん、外国産であってもペット大国のドイツやアメリカ産であればある程度安心することができます。
しかし、やはり中国で作られているジャーキーは、不安に感じることもあるでしょう。
当然ながら、中国で作られているジャーキーであっても、良質なものはたくさんあります。
ひとつの目安として、原産国や製造国を確認することをおすすめします。
ヒューマングレードの原材料を使用しているものを選ぶ
ヒューマングレードとは、人間が食べられる基準に達している原材料のことです。
極端に安価なものなどは、人間が食べることのできない肉や魚を使用していることがあります。
通常、人間が食べることのできない肉や魚は、家畜の飼料などで使用されます。
そのような原材料を愛犬に与えるのは、やはり身体には良くありません。
そのため、ヒューマングレードと記載されているものを選ぶと良いでしょう。
添加物が少ないものを選ぶ
粗悪なジャーキーは、人間が購入するときに美味しく見えるように、着色料や香料などを使用しています。
しかし、それらの添加物は犬にとって悪影響を及ぼすことがあるため、避けたほうが良いでしょう。
無添加のジャーキーは、消費期限が短いなどのデメリットがありますが、犬に安心して与えることができます。
水分率の低いものを選ぶ
ジャーキーは、生肉を乾燥させたものです。
そのため、若干ながら水分が含まれています。
ジャーキーの乾燥具合を水分率といいますが、水分率が低いほどカビが生えにくく、腐りにくいというメリットがあります。
犬にジャーキーを与える際の注意点
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質の良いジャーキーであっても、与え方によっては犬の肥満などの原因になります。
次に、犬にジャーキーを与える際の注意点を解説します。
一度に与えすぎない
ジャーキーは食べ応えがあるため、少量でも犬は満足します。
そのため、一度に与えすぎるのはやめましょう。
また、ジャーキーは塩分が高く、食べ過ぎることで腎臓に負担がかかります。
ひとつの目安ですが、1日に与えるドッグフードの10%を上限としましょう。
ジャーキーはほかのおやつに比べると嗜好性が高いため、与えすぎるとドッグフードを食べなくなる可能性があります。
小さくちぎって与える
ジャーキーは、乾燥してあるため消化吸収がしにくいです。
そのため、なるべく小さくちぎって与えるようにしましょう。
小さくちぎって与えても、食べる回数が多くなることで犬の満足度は高くなります。
おすすめの犬用ジャーキー4選
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最後に、おすすめの犬用ジャーキーをご紹介します。
犬が美味しく健康的に食べられるように、質の良いジャーキーを選びましょう。
手作り馬肉ジャーキー
国産で、ひとつずつ丁寧に手作りをした無添加の馬肉ジャーキーです。
比較的柔らかく作られているため、シニア犬にも小さくちぎって与えることができるでしょう。
高たんぱく低脂肪の馬肉を、犬のご褒美として与えてみてはいかがでしょうか?
国産 鹿胸骨ジャーキー
低温温風で24時間乾燥させた、鹿の胸骨ジャーキーです。
真空パックなので、新鮮なものを犬に与えることができます。
鹿肉はアレルギーのリスクが低いため、アレルギーに悩む犬にもおすすめです。
アレルギーが心配な場合、まずは少量を与え、下痢や嘔吐などがないか様子を見るようにしましょう。
エゾ鹿のスネ肉
脂肪分が少ないエゾ鹿のスネ肉を使用した、犬用ジャーキーです。
牛肉と比べるとたんぱく質や鉄分が豊富に含まれているため、おやつを食べながら栄養補給をすることができます。
手で小さくちぎることができ、しつけのご褒美としてもおすすめです。
ハーブで育った鶏ささみのジャーキー
植物性原料の多い飼料で飼育された、九州産の鶏を使用した犬用ジャーキーです。
高たんぱく低脂肪の鶏ささみは噛み応えも抜群で、犬が満足しやすいでしょう。
無添加かつ無塩の鶏ささみジャーキーは、素材の味をそのまま味わうことができます。
犬にジャーキーを与えるのはほどほどに
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ジャーキーは、犬が大好きなおやつのひとつです。
しかし、粗悪なものを与えると身体に悪影響を及ぼす可能性があるため、原材料や原産国を確認し、無添加のものを選ばなければなりません。
また、与えすぎると腎臓に負担がかかり、肥満の原因にもなります。
正しい与え方をすれば、スムーズにしつけを行えたり犬とのコミュニケーションにもなったりするジャーキーを、上手に活用してみましょう。
ペットの家(参照日:2022-05-09)
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まつだ家ジビエ(参照日:2022-05-09)
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著者情報
けんぴ
若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。