犬の耳掃除の頻度・方法やおすすめイヤークリーナーをご紹介

犬は定期的に耳掃除をすることが望ましいです。そのためには、耳掃除の正しいやり方や頻度などを理解しておく必要があります。ここでは、耳掃除の方法や頻度、おすすめイヤークリーナーなどをご紹介します。 2022年03月15日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬の健康ケア犬のカテゴリ - 犬の健康ケア
  • VIEW:1,510

犬に耳掃除は必要?

出典:https://www.shutterstock.com

耳は健康的な状態でも定期的に掃除をすることがおすすめです。しかし過度にやり過ぎると耳を傷つけてしまう可能性があるため、注意が必要です。
ここでは、耳掃除についてご紹介します。

定期的に耳掃除を行う

犬の耳掃除の頻度は、月に1~2回程度です。耳が健康的な状態であれば、月に一度のシャンプーと同様のタイミングで耳掃除をしてあげると、忘れずにケアすることができます。
耳掃除は月に1~2回程度ですが、できるだけ頻繁に耳の状態を確認しておきましょう。特に、たれ耳の犬は耳の疾患を引き起こしやすいため、入念に確認することをおすすめします。

優しく行うことが大事

耳掃除をする時には、力を入れず、清潔なガーゼなどを使用し優しく行いましょう。綿棒を使用するケースもありますが、綿棒では耳の汚れを奥に押し込んでしまうこともあるため、ガーゼで耳周りを拭き取る程度にしておきましょう。
耳の奥が汚れている場合は、無理に取ろうとせずに、動物病院で掃除してもらうことがおすすめです。
耳の中は触られることを嫌がる犬も多いため、できる範囲で行いましょう。

嫌がる場合は動物病院で行う

耳掃除をあまりにも嫌がる場合は、動物病院でお願いしましょう。
もし耳の病気になった時には、自宅でも耳掃除をする必要があるため、できれば自宅でも掃除ができるようになっておくことがおすすめです。ただ、犬が暴れて自由にするということを繰り返すと、犬は暴れると自由にしてくれると認識するため、次行う時にさらに暴れてしまうことがあります。
犬を抑えるポイントはあごと肩と腰です。この部位をしっかり抑えることで犬を動かなくさせることができます。しかし実際に行うとなると難しいため、動物病院などで相談し、抑えることができるようにしておくことがおすすめです。

耳掃除の方法とは?

出典:https://www.shutterstock.com

耳掃除は定期的にしなければいけませんが、耳はデリケートな部位のため、正しいやり方で行うことが大事です。さらに、犬の性格や使用するイヤークリーナーによっては方法を変えることも必要です。
ここでは、耳掃除の方法についてご紹介します。

始める前に準備をする

耳掃除は暴れて嫌がる犬も多いため、始める前に準備をしておきましょう。まず、清潔なガーゼやコットン数枚、イヤークリーナーです。耳掃除用のシートを持っていればコットンやイヤークリーナーなどは用意しなくても問題ありません。
小さいケースなどにまとめて入れておくと、耳掃除の準備も簡単にできるためおすすめです。

耳掃除の手順

耳掃除の手順として、まず、犬の耳の根本を持ちます。耳の中にイヤークリーナーを数滴流し込み、耳の根本を揉み込みます。手を離すと犬がブルブルと体を振るため、そのままにし、流し込んだイヤークリーナーを外に出すようにします。最後に耳周りをガーゼで拭き取り掃除は終わりです。

イヤークリーナーによっては耳に流し込むのではなく、ガーゼにつけて拭き取るタイプもあるため、購入したイヤークリーナーの説明書をしっかり読んでから使用しましょう。
犬の耳の状態によってはイヤークリーナーを流し込んではいけないこともあります。外耳炎を患っている場合や鼓膜が傷ついている場合は危険なため、耳が健康な状態であることを確認してから掃除を行いましょう。

耳掃除用のシートを利用する場合は、必ずペット用の耳掃除シートを利用しましょう。
シートを指に巻き、耳の中を軽く拭き取るように使用します。耳掃除をする時には、力強く拭いてしまうと耳を傷つける可能性がありますので、優しく拭き取ります。

最後にしっかり乾燥させる

耳は湿った状態で放置すると、蒸れて炎症を起こすことがあります。
掃除が終わったら、しっかり乾燥させてあげることが大事です。乾いたコットンなどを利用して優しく拭き取りましょう。
拭き取る場所は耳の周りで、耳の中までは拭き取らなくても問題ありません。

ペット用イヤークリーナーやシートをご紹介

耳掃除にはイヤークリーナーや耳掃除用のシートが必要です。イヤークリーナーやシートはペットショップやインターネットなどで購入できますが、たくさんの商品があるため、選ぶ時に迷ってしまいますよね。
ここでは、ペット用イヤークリーナーやシートについてご紹介します。

らくらく耳そうじシート

ペットの耳掃除用のシートです。シートをしっかりと指に巻きつけて使用します。使用方法も簡単なので、耳掃除を嫌がる犬にも最適です。まずはシートでの耳掃除になれさせていきましょう。


らくらく耳そうじシート

ノルバサンオチック

動物病院でも利用されているイヤークリーナーです。アルコール成分が少ないため、耳掃除を嫌がる犬でも嫌がりにくくなっています。脂っぽい耳垢をしっかり取り除いてくれます。


ノルバサンオチック

オーツイヤークリーナー

天然成分を配合して作られたイヤークリーナーです。天然のオーツ麦から耳ケアに有効な成分を抽出しているため、耳の汚れも取り除いてくれます。


オーツイヤークリーナー

ベッツケア イヤークリーナー

爽やかな香りがするイヤークリーナーです。耳垢をしっかりと取り除いてくれます。


ベッツケア イヤークリーナー

耳の健康チェックも大事

出典:https://www.shutterstock.com

ここでは、耳掃除の方法や頻度、おすすめイヤークリーナーなどをご紹介しました。耳掃除は耳の健康を保つためにも大事な日常ケアです。しかし、方法を誤ってしまうと、逆に耳を傷つけてしまう可能性があるため、正しい手順と方法で行いましょう。

耳掃除をしっかりすることで、耳の病気を予防することもできます。犬の健康のためにも、こまめに耳の中を観察し、汚れていたら掃除するようにしましょう。

参考サイト

・PETECH楽天市場店(参照日:2022-02-15)
https://item.rakuten.co.jp/petech/005932/

・ペットゴー 楽天市場店 (参照日:2022-02-15)
https://item.rakuten.co.jp/petgo/4582116850169/

・爽快ペットストア (参照日:2022-02-15)
https://item.rakuten.co.jp/nyanzaq/4973640002665/

・ペット犬猫療法食動物病院 (参照日:2022-02-15)
https://item.rakuten.co.jp/doubutsunotame/306922-1/

著者情報

こばやし

犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。

オススメ

新着記事