犬の肉球をケアしよう！おすすめのクリームもご紹介

まずは、犬の肉球のケア方法についてご説明します。
正しい肉球ケアをして、犬の肉球の健康を維持しましょう。

犬の肉球をマッサージすることで、リラックス効果や血行促進が期待できます。
また、犬が特定の部位を触ることを嫌がる場合は、病気や怪我の早期発見にも繋がることもあるのです。

まずは、飼い主の指を少し濡らして、犬の肉球を優しく撫でてあげます。
次に、犬の肉球クリームを両手の親指に塗り、親指で犬の肉球全体を優しくマッサージしてあげましょう。
その際に、肉球と肉球の間にもクリームを塗ることが大切です。
これを、犬が落ち着いていたら5～10分程度行いましょう。

私たちがハンドクリームをこまめに塗るように、犬の肉球クリームも定期的に塗る必要があります。
散歩後はもちろん、シャンプー後や寝る前など、こまめに肉球クリームを塗ってあげましょう。
肉球クリームを塗る前には、犬の肉球や汚れていないか確認します。
散歩後は肉球が汚れていますので、きれいなタオルなどで汚れを取り除いてあげましょう。
また、肉球の間の毛が伸びているようであれば、犬用バリカンなどでカットする必要があります。
肉球を清潔な状態にしてからクリームを塗ることで、クリームの効果が薄れることを防ぐことができるでしょう。

次に、犬の肉球クリームの選び方について解説します。
犬の肉球を保護するために、肌に優しいクリームを選びましょう。

犬の肉球クリームは、かならず犬が舐めても問題ない成分で作られているものを選びましょう。
犬は、肉球にクリームを塗られるのを嫌がることがあります。
慣れるまでは、クリームを舐め取ってしまうこともあるでしょう。
その際に犬にとって有害な成分が含まれていると、身体に悪影響を及ぼす可能性があります。

犬は体内でアルコールを分解することができないため、クリームにはアルコールを使用していないものを選びます。
ほとんどの肉球クリームはノンアルコールですが、ごくまれにアルコールが含まれているものもあるため、成分には注意しなければなりません。

着色料は、犬にとって何の意味もありません。
特に犬が舐めてしまう可能性のある肉球クリームには、着色料の含まれていないものを選ぶ必要があります。
着色料は、購入する飼い主に向けて添加されているものです。
犬の身体のことを考えるなら、絶対に無着色の肉球クリームをおすすめします。

また、香料についても犬には全く必要のないものといえるでしょう。
天然成分のみで製造されたクリームが、愛犬の安全のためにもおすすめです。

最後に、おすすめの犬の肉球クリームをご紹介します。
「どの肉球クリームを選べばよいかわからない」という人は、購入時の参考にしてみてはいかがでしょうか？

みつろうをはじめ、亜麻仁油や菜種油など天然成分100%で作られた肉球クリームです。
もちろん香料や着色料も使用しておらず、安心して犬に使用することができるでしょう。
べたつきがないため、肉球クリームを塗った犬が歩いても違和感は少ないはずです。

鹿油100%で作られた、肉球クリームです。
成分の35.4%を占めるパルミチン酸は、湿疹のある皮膚に効果が期待できます。
また、食品級の原料のため安心して犬に使用することが可能です。
香料は使用していませんが、鹿油の独特のにおいが感じられます。

100％国産の天然素材で作られた、犬用の肉球クリームです。
高精製の馬油をベースにしているため、犬の肉球に素早く浸透するはずです。
また、馬油は炎症を鎮めたり殺菌効果があったりと、犬の肉球に優しい効果が多い原料といえます。
血行の促進が期待できるビタミンＥを配合することにより、犬の肉球マッサージもさらに効果的になるでしょう。

主成分にみつろうと天然ベースオイルを採用した、天然素材100%の肉球クリームです。
べたつきが少ないため、肉球に塗った後も足跡がフローリングにつきにくいでしょう。
ラベンダーの香りもありますが、やはり無香料のものをおすすめします。
可愛らしいケースは、プレゼントにもよいでしょう。

犬の肉球ケアを怠ると、散歩時にアスファルトを歩き回ることによるひび割れなどが起こります。
肉球は一度ひび割れが起こると治りにくいことはもちろん、犬が散歩を嫌がるようになってしまうでしょう。
そのため、犬の肉球ケアはなるべく犬が若いうちからはじめることをすすめします。
肉球ケアをするための肉球マッサージは、犬とのコミュニケーションにもなりますし、病気や怪我の早期発見にも繋がります。
犬がいつまでも元気で歩けるように、被毛や身体はもちろん、肉球のケアにも努めましょう。