犬が寒いと感じる温度は?暖かく過ごすためのポイントとアイテムをご紹介

犬は、基本的に寒さに強い動物とされています。
それでは、実際に犬は何度になったら寒いと感じるのでしょうか?
この記事では、犬が寒いと感じる温度と寒さ対策についてご紹介します。 2021年11月18日作成

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犬は何度から寒いと感じる?

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まずは本題である、犬が寒いと感じる温度についてご説明します。
もちろん個体差はありますが、ひとつの参考にしてみてはいかがでしょうか?

だいたい5~10度以下で寒く感じる

個体差はありますが、犬はだいたい5~10度以下で寒いと感じます。
また、普段から暖かい室内で暮らすことの多い犬は、10度以上の気温でも寒いと感じることがあるでしょう。

シングルコートの犬種は寒さに弱い

犬は基本的に寒さに強いですが、シングルコートの犬種は寒さに弱いといわれています。
シングルコートとは、体温調節の役割をするアンダーコートが生えておらずオーバーコートのみの被毛のことです。
シングルコートの犬種は温暖な地域の出身であることが多く、寒さから身を守る必要があまりありませんでした。
シングルコートの犬種は換毛期がなく1年を通じて被毛が生え変わるため、抜け毛が少ないのが特徴です。
ちなみに、マルチーズやパピヨンなどがシングルコートの犬種に該当します。

ダブルコートの犬種は寒さに強い

シングルコートとは異なり、被毛がオーバーコートとアンダーコートの二重構造になっているダブルコートの犬種は、寒さに強いといわれています。
被毛が密集しており熱を逃しにくい構造になっているため、ダブルコートの犬種は寒さに強いのです。
特に寒い地域で活躍する犬種に多く、シベリアンハスキーなどの犬種が挙げられます。

犬が快適に過ごすことができる適切温度は?

犬が快適に過ごすことができるのは、だいたい24度前後だといわれています。
寒い時期にはストーブやエアコンなどで室内を暖めることが多いでしょうが、28度以上の設定にするとかえって犬は暑いと感じてしまうかもしれません。
人間のように言葉を話すことができない犬のため、人間も犬も快適に過ごせる温度を意識して保つよう心がけましょう。
ちなみに、先述したダブルコートの犬種であれば、もう少し温度が低くても快適に過ごせるはずです。

犬の寒さ対策

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次に、犬の寒さ対策についてご紹介します。
犬を寒さから守ってあげられるように、飼い主さんもできる限りのことをしてあげましょう。

室内を快適な温度に保つ

先述したように、室内の温度は24度前後を保つようにしましょう。
適温を保ち続けることで、犬は室内でゆっくりと過ごすことができるはずです。
また、寒い時期には空気が乾燥しがちなので、加湿器なども併用して湿度を60%前後に保つことも大切です。

服を着せる

犬を寒さから守るためには、服を着せることもおすすめです。
特に寒さに弱いといわれるシングルコートの犬種に、寒い時期の服は必需品といえるでしょう。
しかし、常に服を着させられるのは煩わしいと感じる犬もいるかもしれないので、犬に服を着せるのは外出時のみで問題ありません。

温かいベッドを用意する

犬が快適に寝ることができるように、犬用ベッドを温かい素材で作られているものに変えてあげましょう。
セーター生地や毛布生地など、冬用に販売されている犬用ベッドは種類も豊富に販売されています。
犬の好きな生地を選ぶことで、犬は寒い時期にも快適にくつろぐことができるでしょう。

冬におすすめの犬服4選

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最後に、冬におすすめの犬服をご紹介します。
特に寒さに弱いといわれるシングルコートの犬種には、服を着せて外出をさせることがおすすめです。

フード付きダウン風ベスト

寒い時期におすすめの、ダウン風ベストです。
サイズはSSからLLまでの5種類を用意しているため、さまざまな犬種に着せることができるでしょう。
また、さまざまなカラーから選ぶことができ、愛犬に似合う一着がきっと見つかるはずです。


フード付きダウン風ベスト

あったか裏起毛トレーナー

裏起毛で、寒くなってきた時期に大活躍しそうなトレーナーです。
柔らかい素材でできているため、服を着ていることで犬が動きにくそうにすることもないでしょう。
値段も安価なので、色違いで複数購入して着回しを楽しむことができるのも嬉しいポイントです。


あったか裏起毛トレーナー

ヒゲおじさんジャケット

可愛らしいタグがついた、冬用のジャケットです。
スナップボタンを採用しており、着脱も簡単にすることができるでしょう。
また、犬が動きやすいように、袖口には柔らかいゴムを使用しています。


ヒゲおじさんジャケット

ノルディックボンボンあったかパーカー

フード部分のボンボンとノルディック柄のデザインが冬らしい、犬用のパーカーです。
もこもこの生地は、シングルコートの犬でも快適に過ごすことができるでしょう。
5種類の豊富なサイズから選ぶことができるため、愛犬にぴったりのサイズが見つかるはずです。


ノルディックボンボンあったかパーカー

冬は犬の寒さ対策をしっかりと!

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犬は、だいたい10度以下になると寒いと感じます。
そのため、寒い時期を乗り切ることができるような対策をする必要があるでしょう。
基本的には、室内を24度前後に保っておきます。
また、湿度を60%前後に保っておくとなお良いでしょう。
マルチーズなどのシングルコートの犬種であれば、散歩時に服を着せることがおすすめです。
シベリアンハスキーなどのダブルコートの犬種であっても、場合によっては服を着せて外出させてもよいでしょう。
犬は寒さを感じても言葉で伝えることができないため、私たち飼い主がしっかりと日頃から犬の寒さ対策をしてあげることが大切です。

参考サイト

DOG CHOiCE!(参照日:2021-10-13)
https://item.rakuten.co.jp/dog-choice/downjk/
https://item.rakuten.co.jp/dog-choice/n-bonbon/

CINC SHOP(参照日:2021-10-13)
https://item.rakuten.co.jp/cincshop/10001640/

PET FiND(参照日:2021-10-13)
https://item.rakuten.co.jp/dog-wear-creative/crma-2577/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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