【ペットの健康診断の日】猫の健康診断は元気でも必要?費用と内容とは?

10月13日は「じゅう(10)いさん(13)」と読めることから「ペットの健康診断の日」として定められています。
私たちが普段受けている健康診断は、病気の早期発見に役立つものですが、猫にとってもそれは同じです。ここでは、猫の健康診断がなぜ必要なのか、また費用の目安や検査の内容についてご紹介します。 2021年10月13日作成

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猫の健康診断は本当に必要?

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「普段から、猫の体調には気を配っているから病院へ行くのは不調がある時だけで大丈夫」と思っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。中には、費用面の心配から、明らかに不調が現れた時だけ病院に行くという方もいるでしょう。

しかし、いつもと変わらない様子であっても、定期的に健康診断を受けることはメリットもたくさんあります。一般的に、人間と同じように猫も健康診断を受けることが推奨されています。

なぜ猫の健康診断が必要なの?

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猫が健康診断を受ける理由、それは病気の早期発見・治療です。

病気が早く見つかれば、それだけ早いうちに対処ができ、猫にとってはツラくなる前に改善する可能性が高まります。また、現状の健康上の課題が分かることで、健康を保つために何をすれば良いのかも分かり、病気の予防につながることもあります。
もし病気や健康上の課題が見つからなくても、飼い主さんにとっては「病気になってなくて良かった」という安心感が得られます。

猫は、本能的に病気やケガなどの不調を隠す傾向があります。野生で暮らしていた猫は、不調があった時に敵に襲われないように、ジッとして回復を待つのが自然な行動だからです。よほど痛かったり苦しかったりする時は鳴いたり怒ったりして分かることもありますが、表情や声に出さずに普通に見えるようでも、何らかの不調を抱えていることもあるのです。

猫の健康診断の頻度は?

それでは、どのくらいの頻度で健康診断を受けると良いのでしょうか。病院によって多少勧められる頻度は違うようですが、一般的には6歳までは年1回、7歳からは年2回が目安とされています。

もちろん、これは普段治療が必要ない、元気な猫の場合の目安です。持病がある場合はもっと頻繁に検査を勧められることもあります。猫は、7歳を超えると老化が本格的に始まってくると言われています。そのため、7歳からは頻度を多めにして、10歳以上になるとその内容もより精密なものを勧められることが多いです。

とはいえ、多くの場合、予防接種を年1回のペースで受けると思われるため、そのタイミングで健康診断を受けるとあとは半年後にもう1度行けば良いと考えれば、そんなにハードルの高いものでもなさそうですね。

猫の健康診断の内容にはどんなものがある?

まず始めに押さえておきたいのは、猫の健康診断の内容や費用は病院ごとに異なるということです。同じ検査でも病院により検査費用が変わったり、病院によって基本的な検査の範囲が違います。

ここでご紹介するのはあくまでも一例なので、詳しくはかかりつけの動物病院に問い合わせましょう。

・問診…家での様子を飼い主から聞く
・視診…見た目で分かる異常がないか確認する
・触診…猫の身体を触って体型チェックやリンパの腫れの有無、しこりの有無等を確認する
・聴診…聴診器を使って心音やあ呼吸音、肺音等を確認する
・血液検査…血液を採取して調べる
・レントゲン検査…心臓や血管の状態、各臓器の状態、関節等を調べる
・糞尿検査…寄生虫の有無、泌尿器の病気、糖尿病の有無等を調べる
・眼科検査…眼圧、涙の量、緑内障や白内障の有無を調べる
・歯科検査…口腔内の状態を調べる

これらの検査は、猫の年齢や必要性によって獣医師と相談しながら受ける範囲を決めることも可能です。
また、病院によっては検診パックとしていくつかの検査がセットになって料金を決めているところも多いです。

猫の健康診断にかかる費用の目安

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一般的な猫の健康診断にかかる費用は、およそ15,000円~20,000円程度と言われています。もちろん、検査の内容によっても変わってきますので、費用面の心配がある方は事前に問い合わせておきましょう。

健康診断料金の一例

病院によっては、健康診断パックなどの名目で、いくつかのセットコースを用意しているところもあります。以下は、その一例です。

・基本セット…10,000円
問診・聴診など+腹部超音波検査+血液検査

・基本セット+α(もう少し詳しく検査したい場合)…17,000円
問診・聴診など+腹部超音波検査+胸部超音波検査+レントゲン検査+血液検査

・基本セット+β(さらに詳しく検査したい場合)…24,000円
基本セットα+甲状腺ホルモン検査

なお、健康診断は日帰りでできる場合と、1泊して行う場合とがあるようです。1泊するとお金もそのぶんかかるのでは、と思われるかもしれませんが、病院によっては1泊した方が効率的に検査が行えるため費用面の負担が少なくなるところもあります。

猫の健康診断を受ける時は

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実際に、あなたの猫が健康診断を受けることとなったとき、飼い主さんが注意すべきことや準備段階で知っておきたいことをご紹介します。

まずはかかりつけの動物病院へ連絡し相談

ほとんどの場合、健康診断は予約が必要となっています。あらかじめ電話等で確認し、予約日を決めましょう。その際に、どんな検査をするのか、費用はいくらくらいかかるのかを聞いておきましょう。食事はどうするのかなど、注意点も確認しておきます。

検査当日までに様子をよく確認しておく

問診では、猫の普段の様子が聞かれます。どのくらいの食事量なのか、お水はどのくらい飲むのか、トイレの回数はどのくらいなのかなど、聞かれたら明確に答えられるようにしておくとスムーズです。

尿や便を採取しておく

予約の段階で詳しい説明があるかと思いますが、猫の健康診断では尿検査や便検査が含まれることが多く、家で事前に採取しておくように言われることがあります。できれば検査の3時間前ほどまでのものをとり、時間を書いておきましょう。

猫が安心できるものを持っていく

多くの猫は、自宅とは違う環境に連れて行かれて慣れない検査を受けることにストレスを感じます。待ち時間に落ち着けるように、いつも使っているおもちゃやクッションなどをケージに入れて持っていきましょう。

猫の健康寿命を健康診断で伸ばそう

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人間と同じように、猫も病気の早期発見・早期治療は病気の重症化を防ぎ、健康寿命を伸ばす上で重要です。そのためにも、健康診断を定期的に行い、隠れた病気に早く気づけるようにしてあげましょう。

猫の場合、去勢・避妊手術を終えると病院から遠ざかるケースも少なくありません。年1回のワクチンが推奨されているため、その時に合わせて健康診断も行うなどすると、病院へ行く手間も省けて便利です。

著者情報

こば

小さな頃から保護された犬や猫を迎えて生活。現在は黒猫の「ジジ」に翻弄されながら、発見と感動の毎日を送っています。
実体験を振り返りつつ、飼い主さんの役に立つような情報を分かりやすく記事にすることを目標にしています。

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