ケージはどこに置けばいい?
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犬を飼育する際にはケージが必需品です。ケージは犬が安心して休める専用のスペースです。ケージを置く場所は適当に決めるのではなく、さまざまな条件を考慮して選ぶ必要があります。ここでは、ケージの置き場所についてご紹介します。
直射日光が当たらない場所
ケージに直射日光があたるような場所は避けましょう。直射日光があたると、ケージ内の温度は室内以上に上昇します。さらに、犬の体温を上昇させてしまうため、夏場などは気温の上昇により熱中症などの危険性も高くなります。
季節により日の長さや日の差し方も異なります。季節によりケージの場所を少し変えてみましょう。あまり大幅に変更してしまうと自分のケージはどこにあるかわからなくなってしまうため、注意しましょう。
1年を通じて日が差さない快適な場所を探すことが理想です。
風通しが良い場所
犬が快適に過ごせる環境として、室温は18〜22℃、湿度は40〜60%が理想だと言われています。そのためケージは風通しが良い場所に設置してあげましょう。
安心して休める場所
犬のケージの設置場所は犬が安心して休める場所にしましょう。犬が安心して休める場所とは、音がうるさくなく、人の行き来が激しくない場所が望ましいです。慌ただしく騒がしい場所では、犬が安心して休むことが難しくなってしまいます。そのため、ドアから遠く、テレビやスピーカーなどが近くない場所に設置してあげましょう。
ケージのメリットや選ぶ際の注意点とは?
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中には、完全室内飼育でもケージを利用していない方もいますよね。しかし、ケージにはたくさんのメリットがあります。ここでは、ケージのメリットと使用上の注意点についてご紹介します。
トレーニングにも活用できる
ケージはトレーニングにも活用することができます。トレーニングは基本的なものから実用的なものまでありますが、犬が人間社会で生きていくためには必要なものです。
「うちは外に出さないから」「小型犬だから危険はない」などの思い込みから、しつけトレーニングをしない飼い主さんもいるようです。散歩やお出かけ、動物病院を受診するために外にはいつか必ず出ます。トレーニングは飼い主さんと犬が快適に生活するために必要なものです。
ケージを利用することで、犬だけでなく、飼い主さんも快適に生活できるようになります。
急な来客時にも活躍する
ケージは急な来客でも活用することができます。来客時にケージを利用することで、犬がお客さんにイタズラしてしまうことや不慮の事故などにあう可能性が低くなります。
犬がお客さんの洋服に噛み付いてしまった、バッグや靴を壊してしまったなどトラブルを起こすケースもあります。そんな時に、ケージを利用することで、それらの危険を未然に防ぐことができるのです。
ケージの大きさは犬に合ったサイズを選ぶ
ケージを選ぶ際の注意点として、ケージの大きさは犬に合ったサイズのものを選ぶようにしましょう。必要以上に大きい、小さいなどの場合、犬がリラックスできない可能性があります。
さらに、安全性の低いケージも購入しないようにしましょう。ケージを購入する時には、安全性だけでなく、機能性の高いものを選ぶようにすることをおすすめします。
おすすめのペットケージをご紹介
ペティオ トイレのしつけができる ドッグルームサークル
トイレのしつけもできるドッグサークルです。ケージの配置を変えることができるので、どんな間取りにも合わせることも可能です。トイレトレーを置くことができるので、犬に留守番をさせる可能性がある場合におすすめのケージです。
リッチェル 木製スライドペットサークル
犬の成長に合わせてスライドして大きさを調節することができるケージです。90~154cmまで調節することができるので、部屋の広さや犬の成長に合わせて大きさを変更できます。トイレトレーやおもちゃなども入れることができるため、留守番をする時にも最適です。仕切りを使用することで多頭飼育でも利用することができます。
アイリスオーヤマ 折りたたみケージ
軽量で組み立ても非常に簡単なケージです。頑丈なスチール製でできているので安心です。組み立ても2ステップでできるので、すぐに使用することができます。カラーはブラックで統一されているので、インテリアにも馴染みやすくなっています。室内だけでなく、お出かけにも活躍してくれます。
使用しないときは折りたたんで収納できるので、一つあると便利なケージです。
アイリスオーヤマ 折りたたみソフトケージ
折り畳めるソフトタイプのペットケージです。上部、側面、正面の扉はすべてファスナーで開閉が可能です。扉はメッシュ素材でできているので、通気性もよく、オールシーズン使用することができます。ケージが汚れた時には、固く絞ったタオルで拭き取り、風通しのよい場所で陰干しすることでお手入れが可能です。
ケージの置き場所はしっかり検討しよう
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ここでは、犬のケージの置き場所や注意点、おすすめペットケージをご紹介しました。ケージを置く場所をいい加減に決めてはいけません。直射日光を避けて、犬が安心して休むことができるような場所を選びましょう。
ケージをうまく活用して、犬にとって居心地の良い空間を作ってあげましょう。
・ ペッツビレッジクロス~ペット通販(参照日:2021-06-21)
https://www.rakuten.ne.jp/gold/kurosu/
・charm 楽天市場店 (参照日:2021-06-21)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/197564/
・犬とEnjoy!ドッグパーク (参照日:2021-06-21)
https://item.rakuten.co.jp/dogland/533117/
https://item.rakuten.co.jp/dogland/533119/
著者情報
こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。