猫が寄ってくる人の特徴とは?懐かれる方法も解説

「猫好きなはずの私には全然寄ってこないのに、何であの人には懐くんだろう?」と、猫の人に対しての好みがわからない人も多いのではないでしょうか?
実は、猫好きだからこそ猫にとっては嫌な行動をしている可能性があります。
この記事では、猫が寄ってくる人の特徴と、猫に懐かれる方法について見ていきましょう。 2021年06月03日作成

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猫が寄ってくる人の特徴

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まずは、猫が寄ってくる人の特徴について解説します。
これをチェックすると、猫好きな人が実はあまり猫に好かれない行動をしていることが理解いただけるはずです。

声が大きくない・低くない人

猫は、基本的に男性よりも女性に寄っていくといわれています。
これは、男性のほうが声が大きくて低いからだと考えられます。
猫にとって女性のような高い声は、子猫の声や母猫が子猫を呼ぶときの声と感じるため、安心感があるのでしょう。
逆に男性のような低い声は、猫は恐怖を覚える可能性があります。
これは犬の場合もそうですが、低い声で話しかけられると猫は叱られていると勘違いすることもあるでしょう。

静かな人

猫は、騒がしい人を好みません。
これは先述したように声が大きいこともそうですが、行動についても同じで、大きな音をたてる人には寄っていかないでしょう。
ドアや冷蔵庫などを大きな音で閉めたり、歩く音がうるさかったりする人は、猫が嫌うはずです。
逆に、あまり大きな音をたてずに生活をする人は、自然と猫に懐かれるでしょう。

猫を気にしない人

猫好きであれば、猫の仕草のひとつひとつが気になるはずです。
しかし、猫は自分の自由にさせてくれる人のほうが好みます。
その人の近くにいても無理やり触るわけでもなく、眠りを妨げられるわけでもない、つまり自分にとっては無害な人ほど、猫は安心して寄っていくでしょう。
逆に猫の一挙一動が気になり、寝ていても撫でようとするなど、猫にとって落ち着かない人のそばには寄りつこうとしません。

おやつをくれる人

これはどんな動物もそうかもしれませんが、おやつやご飯をくれる人に対しては猫が敵対することはありません。
毎日のお世話をしっかりとしてくれる人は、猫も自然と心を許すようになるはずです。
もちろんトイレの掃除や飲み水の交換などをこまめにすることも、猫に好かれる上で大切でしょう。

猫に懐かれる方法

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それでは、猫に懐かれるにはどうすれば良いのでしょうか?
これらを守っていれば、猫は徐々に懐いてくれるはずです。

猫の嫌がることをしない

猫は基本的にマイペースな性格をしていることが多いため、猫の生活の邪魔をしないようにすれば徐々に懐いてくれるでしょう。
猫の嫌がることを簡単にまとめると、大きな音をたてず、自分に危害を加えない人です。
つまり、声をかけるときには高く穏やかな声で話しかけてあげて、猫から寄ってくるまでは触ろうとしないことが大切です。
猫といっしょに生活をしているのであれば、ドアの開け閉めの音なども気を配りながら生活をすると良いでしょう。

おやつを与える

猫に手っ取り早く懐かれたいのであれば、おやつやご飯を与えることです。
おやつやご飯を日頃から与えていれば、猫は「この人は自分にとって有益な存在だ」と認識するようになります。
猫にとって毎日のご飯を与えてくれるのは、親猫と同様の存在です。
毎日続けることで、徐々に信頼関係も築くことができるでしょう。

猫の撫で方を覚える

猫は、撫でられて嫌な部位があります。
例えば、お腹や足先などは、好きな相手でなければ撫でられても嬉しくはないでしょう。
猫を撫でて喜ぶ部位といえば、顎の下や頭などが挙げられます。
猫の喜ぶ部位を優しく撫でることで、猫は徐々にその人に懐いてくれるはずです。

猫と過ごす時間を増やす

どんな動物もそうでしょうが、猫と過ごす時間を増やすことが大切です。
これは猫が懐くというよりも、過ごす時間を増やすことで猫は「この人といることが当たり前」と、徐々に信頼関係が築けていくはずです。
信頼関係が築けていくと、自然と猫は懐くようになるでしょう。

野良猫に懐かれる方法

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人によっては、野良猫と仲良くしたいと考える人もいるのではないでしょうか?
最後に、野良猫に懐かれる方法をご紹介します。

定期的に会う

野良猫は、基本的に縄張りを持って生活をしています。
その野良猫に会うということは、縄張りに侵入することになるはずです。
自分の縄張りに入ってきたと感じた野良猫は、その人に対して警戒をするでしょう。
しかし、定期的に会うことで、野良猫から自分の存在が認められることもあります。
野良猫と仲良くなるには、まず自分の存在を猫に知ってもらう必要があるでしょう。

子猫のころに会う

野良猫が子猫のころから接しておくことで、その野良猫にとってその人は生活をする上で当たり前の存在になります。
特に社会化が形成される生後2週間から2ヶ月までの間に触れ合っておくことで、その人のことを無害だと認識するはずです。

ご飯を与える

野良猫は毎日の食事に困っていることが多いため、ご飯を与えてくれる人のことは自然と好きになります。
懐いているといっても良いのか微妙ですが、野良猫にとって「ご飯をくれる良い人」という認識にはなるでしょう。
しかし、近隣の住人の中には野良猫の存在を良く思っていない人もいるはずです。
野良猫にご飯を与えることは、近隣への糞尿被害に繋がることも理解して、近隣住人の理解を得た上で与えることをおすすめします。

猫が寄っていくのは無害な人

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以上が、猫が寄ってくる人や、懐かれる人の特徴です。
猫好きの人ほど、猫に好かれないという理由が理解いただけましたか?
猫に懐かれるためには、猫にとって無害な人になる必要があります。
むやみに触ってきたり、干渉してきたりする人は、信頼関係が築けていない限り猫から寄ってくることは少ないでしょう。
猫に懐かれたいのであれば、まず猫から寄ってくるような無害な人になることが大切です。
また、野良猫と仲良くなりたいのであれば、猫にとって有益な人になりましょう。
ただし、野良猫と仲良くなるのは、近隣住人とのトラブルに発展する可能性もあるため、注意しなければなりません。

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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