散歩から帰りたくない理由とは?

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室内で生活している犬にとって散歩の時間は非常に刺激的で、とても大事な時間です。
そのため、散歩から家に帰ることを嫌がることもあります。
ここでは、犬が散歩から帰りたくない理由について考えていきます。
散歩の時間が大好き
犬が散歩の時間が好きだからということがあります。
遊ぶことや体を動かすことが好きな犬は散歩の時間が大好きです。さらに、散歩の時間は飼い主さんと接する機会でもあります。飼い主さんとの散歩の時間が楽しいために、帰る時間になると帰りたくないというアピールをします。
また散歩の機会が少ない、時間が短いといった場合、犬は体力があり余っている可能性があります。犬の年齢や犬種により必要な運動量が異なるため、愛犬は1日どれくらいの運動量が必要なのかしっかり調べてあげましょう。
行きたい場所がある
犬自身が行きたい場所があるのかもしれません。
犬は毎日の散歩を楽しんでいます。例えば、以前行った場所で他の犬に会った、人におやつをもらったなど、嬉しい体験を覚えていて、同じことが起こることを期待してその場所に行こうとします。
散歩の時間が終わっても、その場所に行っていなかったり、嬉しい出来事が起こっていない場合、家に帰りたがらないことがあるかもしれません。
最近、犬が喜ぶような出来事がなかったか、思い返してみましょう。もしかしたら犬が帰りたがらない理由がわかるかもしれません。
散歩から帰りたくない時のしぐさとは?
犬が散歩から帰りたがらない時にはいろんなアピールをして、飼い主さんに訴えかけます。犬が帰りたくない時にはどんなしぐさをするのかをわかれば、散歩中に犬の気持ちを知ることができますよね。
ここからは、犬が散歩から帰りたくない時に見られるしぐさについてご紹介します。
地面に座り込んでしまう

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犬は帰りたくない時に、地面に座り込んでしまうことがあります。地面に座り込み、絶対に帰らないぞ、というアピールをしているのです。しかし、このアピールは体調が悪い時にも見られるので、犬の様子を観察することも大事です。
地面に座り込んでいる時に、口を開けてハアハアしている場合は、疲れていたり水分が足りていない可能性もあります。日陰などで少し休憩し、水分補給をとってあげましょう。
気温が高い時期の散歩は熱中症の危険性もあります。犬の体の温度が上昇しすぎていないかなども確認し、必要に応じて動物病院を受診しましょう。
家の方向ではない方を向く

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犬は帰りたくない時に、家の方向ではない方を向くことがあります。声をかけても頑なに家の方向を向いてくれない時には、まだ散歩をしたいという気持ちの現われなのでしょう。
地面に寝転んでしまう

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犬が家に帰りたくない時にする行動として、地面に寝転ぶということがあります。地面に寝転ぶことで自分はここにいたい、まだ散歩をしたいという気持ちを飼い主さんに最大限アピールしています。リードを引っ張っても微動だにせず、自分の意見を通そうとします。
この状態のまま引きずって帰る方もいるようですが、引きずることで犬の体やリードを傷つけることになりますのでやめましょう。
犬が寝転んでしまった時には、犬がどうしたいのかを察してあげることが大事です。
ここで注意したいのが、犬は体調を崩している時にも、地面に寝転びます。犬が寝転んだ時には、犬の様子は呼吸状態、体温なども確認してみましょう。
散歩から帰りたがらない時の対処法

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犬が一向に動こうとしてくれないと、どうしていいのかわからなくなりますよね。
犬のために散歩の時間を延ばしてあげる方がいいのか、抱っこして家まで帰る方がいいのか、迷ってしまいます。
ここでは、散歩から帰りたがらない時の対処法についてご紹介します。
自宅に帰った時にご褒美を与える
自宅に帰った時に、犬にご褒美を与える方法があります。
ご褒美の種類はおやつ、ごはん、おもちゃなど、犬が好きなものにします。「散歩から帰ったらごはんにしようね」と声をかけてあげましょう。
散歩中にご褒美をあげてしまうと余計に帰らなくなってしまうので、家にたどり着いてから与えるというのがポイントです。
特にごはんが好きな犬にはおすすめですが、中には、ご褒美が楽しみすぎて散歩に行ってもすぐに帰るようになってしまう場合もあるので注意しましょう。
犬との時間を増やす
帰りたがらないことが多い場合、犬との時間を見直してみましょう。
犬は飼い主さんが大好きで、飼い主さんを独り占めすることができる散歩の時間が好きです。飼い主さんとの時間が減ってしまうと、散歩から帰りたがらなくなります。
犬との時間をしっかり取れているのか、思い返してみましょう。犬との時間が少ない場合は、家でも犬と遊ぶ時間を作ってあげたり、犬とのコミュニケーションの時間を増やしてあげるようにしましょう。
散歩時間を見直す
単純に、運動量が足りていないという可能性もあります。
犬の運動量は犬種や体格、性格により異なります。愛犬の犬種はどれくらいの運動量が必要なのかを調べて、正確な運動量を確認しましょう。
散歩の時間は体調により調節してあげることがおすすめです。その日の犬の体調や元気に合わせて、散歩の時間を変えてあげましょう。
楽しんで散歩をする
散歩は、犬にとっては飼い主さんと過ごせる大切な時間です。
飼い主さんが楽しそうに散歩をしている方が、犬にとって充実感があるものです。
飼い主さんも散歩を義務に感じるのではなく、散歩中に犬に話しかけることや、犬と遊ぶなどして一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
犬と一緒に楽しむことは、犬の運動不足解消、ストレス解消につながるだけでなく、飼い主さんのリフレッシュにも効果が期待できます。
犬の気持ちを考えてみよう!

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ここでは、犬が散歩から帰りたくない時のしぐさや理由をご紹介しました。
犬が散歩から帰りたがらない時は困ってしまいますよね。しかし、犬にも帰りたくない理由があり、理解してあげることが大切なのです。
犬が困った行動をする時には、犬との関係を見直すチャンスです。犬との時間はしっかり取れていたか、散歩の時間は犬に合っているか、犬の体調に問題はないか、確認してあげましょう。
著者情報
 
  こばやし
犬、ハムスター、うさぎ、爬虫類、魚類などの生き物と生活していたので小さい頃から動物が好きでした。
動物関係の専門学校を卒業後、動物看護師として動物病院で勤務していました。
動物看護師、愛玩動物飼養管理師などの資格を取得しており、現在はドッグアロマやドッグマッサージについて勉強中です。
    

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