犬に与えてよい果物と与えてはいけない果物とは?犬用のドライフルーツ5選

フルーツには体に良いとされる栄養や成分を豊富に含んでおり、毎日の食卓を豊にしてくれる食品です。家族の一員である犬にも、ついついあげたくなってしまいます。しかし犬の体と人間の体とは、構造や体質が異なるものです。今回は犬が食べても大丈夫な果物と、ドライフルーツについてお話しします。 2021年05月15日作成

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犬に与えても良い果物

出典:https://www.shutterstock.com

◎ いちご

いちごは、ビタミンCの代表選手であるレモン果汁を上回るほど、ビタミンCが豊富に含まれた果物です。
カロリーも低いので、おやつにもおすすめですよ。犬に1日に与えるいちごの量の目安は20g程度です。

◎ 梨

疲労回復に効果がある果物です。クエン酸やビタミンや水分が豊富で、体に悪いとされる成分が含まれないため、犬にも安心して与えることができます。

ちなみに1日に与えても良い量は20g程度です。芯や種、皮を取り除き、犬が食べやすいサイズに切って与えましょう。水分量が多いので与え過ぎには要注意です。

◎ パイナップル

パイナップルも、犬の体に良いとされるクエン酸やビタミン類などが豊富に含まれています。主な栄養素は、ブロメリン、ビタミンB1・B2、食物繊維、ビタミンC、カロテン、カリウム、クエン酸などの成分です。
食物繊維は腸内環境を整え、ブロメリンは炭水化物を分解することで腸内環境や消化機能の改善につながります。
ビタミンCは免疫機能を高めることが知られていますね。

犬に与えて良い1日分の量は約15g程度です。人間が食べる時と同じく、皮をむいて与えてください。

◎ 柿

栄養素はミネラル類やビタミンCが含まれ、アルギニンというアミノ酸も含まれています。
犬に与えても良い量は1日15g程度です。与えすぎは肥満の原因にもなりますし、腎臓病を引き起こす要因にもなりかねません。
又、種が大きいので丸のみしないように気をつけましょう。

◎ バナナ

バナナは栄養満点の果物です。そのため犬の胃腸や皮膚の調子を整える効果があります。
ただし、糖質が高いフルーツなので、与えすぎると肥満の要因にもなりかねないので気をつけましょう。
与える量ですが、40kg程度の大型犬で約1本分、小型犬では1切れ分程度です。
皮や筋は取り除き、小さく切って少しずつ与えてくださいね。

犬に与えてはいけない果物

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✕ ぶどう

沢山食べると急性腎不全になる可能性があります。
1粒程度では問題ありませんが、嘔吐、食欲減退等といった中毒症状を引き起こすこともあります。
ですので、室内にぶどうを置いておくときは、犬がうっかり食べてしまわないよう注意が必要です。

✕ いちじく

いちじくはフィシンとソラレンを豊富に含む果物で、この成分が犬にとっては有毒であり、アレルギー症状や中毒症状を引き起こします。
フィシンは人間には整腸効果があり、良い成分ですが、犬には毒となりますので気をつけましょう。
ソラレンも、犬が食べると下痢や嘔吐などの症状を引き起こしますので注意してください。

✕ アボカド

アボカドは、森のバターと言われるほど栄養豊富な果物です。
人間にとっては、動脈硬化や生活習慣病等の予防など、とても良い働きをしてくれます。
しかし、犬が食べると、ペルシンという殺菌作用が中毒症状を引き起こす可能性があるのです。
また、アボカドにはとても大きな種があるので、飲み込まないよう犬の届かない場所、開けられないゴミ箱などに捨てるようにしましょう。
誤飲すると腸閉塞を引き起こすこともあります。

犬に与えてはいけないドライフルーツ

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✕ プルーン

プルーンはプラムを乾燥させたドライフルーツです。
プルーンの葉や茎にある「アミグダリン」という成分を食べてしまうと、青酸中毒になる可能性があるので気をつけましょう。
またカリウムの含有量が多い果物としても知られ、乾燥してドライフルーツにすることでさらに量が増えるとされています。腎機能が低下しているシニア犬や腎疾患を持つ犬が食べてしまうと、高カリウム血症という病気のリスクが懸念されます。

✕ レーズン

誤飲して中毒症状の症例が多いのがレーズンです。
室内犬を飼っている方はレーズンパンやぶどうパンなど、犬の目に入るところには置いておかないようにしてください。
密閉式のタッパー等にしまうか、絶対に見つからないところに置くことをおすすめします。

✕ いちじく

生のいちじく同様、乾燥させたいちじくも犬が食べてはいけないものの一つです。
犬にとっては毒となる成分(フィシンとソラレン)が含まれていますので、犬には与えないようにしましょう。

犬用のドライフルーツおすすめ5選

犬が食べてはいけないものの種類は、意外にも多いのです。人間と犬が口にするものはしっかり区別し、ねだられても基本的には与えないようにしましょう。
犬にはきちんと犬用の食べ物を与えることが安心です。犬用のドライフルーツというものも多数販売されています。飼い犬と一緒にドライフルーツを楽しみたい方は参考にしてみてください。

① わんのはな FRESH DRY FRUIT イチゴ

こだわりの国産イチゴを長時間乾燥させた、犬用のおやつです。
シロップやオイル不使用で、100%天然素材でできています。
眼精疲労を回復させ、視力を改善する働きがあるアントシアニンを含んでおり、便秘や免疫力が気になる愛犬にもおすすめです。


わんのはな FRESH DRY FRUIT イチゴ

② あま~い梨

さわやかな甘みでおいしい国産梨を仕様しています。しつけの時やご褒美のおやつとしても便利です。
手で割れる硬さなので、小さくカットしながら少量ずつ与えることもできます。
無添加・無着色・保存料不使用で安心して与えることができますね。
6か月以上~の愛犬に与えるようにしてください。


あま~い梨

③ わんのはな FRESH DRY FRUIT パイナップル

100%無添加で、パイナップルだけが原材料です。消化を促進し、吸収を早め健康維持に効果的と言われているプロメラインを成分に含んでいます。
また、高血圧や便秘、糖尿病が気になる愛犬にもおすすめです。


わんのはな FRESH DRY FRUIT パイナップル

④ りんごコロコロ

国産りんごのドライフルーツです。添加物を一切使用しておらず、独自の技術で乾燥させているため、自然そのままのおいしい味が楽しめます。
ポリフェノールやビタミンA、ビタミンC、食物繊維がとても豊富に含まれており、便秘気味の愛犬におすすめです。


りんごコロコロ

⑤ Coko オーガニックバナナ

保存料・添加物・着色料を一切使用していない安心のおやつです。
バナナをそのまま乾燥させているため、素材の美味しさを楽しむことができます。
食物繊維が豊富なので、便秘の愛犬にもおすすめです。


Coko オーガニックバナナ

できるだけ無添加のものを与えるようにしよう

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犬に与えても良い果物と与えてはいけない果物をご紹介してきました。
犬は人間とは身体の構造や内蔵の機能が異なるため、人間が普段美味しく食べている物でも、犬が食べると中毒症状を起こしてしまうことがあります。

今回紹介した果物意外にも、食べても大丈夫な果物と、そうでない果物が多数存在します。
愛犬が健康的に生活できるように、飼い主がしっかり知識を身につけた上で食べ物を選んであげる必要があるのです。

参考サイト

犬の服のiDog (参照日:2021-04-13)
https://item.rakuten.co.jp/idog/sn-wa038/
https://item.rakuten.co.jp/idog/sn-wa040/

charm 楽天市場店(参照日:2021-04-13)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/213698/

キャットフード帝塚山ハウンドカム(参照日:2021-04-13)
https://item.rakuten.co.jp/catfood/tge-090777/

CoKo犬と猫のご飯やさん(参照日:2021-04-13)
https://item.rakuten.co.jp/coko-kobe/banana-chips50g/

著者情報

Hanaco

子育てをしながら、専業主婦ワーカーとしてお仕事をさせていただいております。以前はチワワを2匹飼っていました。
調べることや文章を考えることが好きで、自分の考えや経験などを活かせるようなお仕事をしたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

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