キャットフードの有名メーカーと人気ブランド

世界最大のペットフードメーカーと言われています。100年以上の歴史ある会社・米国マースインコーポレイテッドがキャットフード事業に参入したのは1958年のこと。日本名では「カルカン」で知られるキャットフードをイギリスで販売し始めました。

猫の飼い主さんなら一度は見聞きしたことのある、「ロイヤルカナン」や「ニュートロ」、「アイムス」等のブランドが代表的。ペットフードとしては、「ペディグリー」や「シーザー」もとても有名です。

日本で販売されるキャットフードメーカーとしても代表的な存在と言えるでしょう。ちなみに、ペットフードやペットケアジャンルのみならず、チョコレートや食品などの事業も展開しており、M&M’sやスニッカーズなどのチョコレートはよく知られていますよね。

室内で生活する猫のために、運動量が屋外猫より少なくても消化しやすい点に配慮されたキャットフードです。毛玉ケアや体重維持、健康的な消化に役立ちます。このシリーズ以外にも様々な種類があり、年齢や猫種、体質などに応じたものが選びやすいです。

主原料にサーモンのすり身を使用。また消化しやすくエネルギー効率の良いポテトが主に使われています。アレルゲンとなりやすい穀物は使用せず、自然由来の成分を配合しています。こちらのブランドも種類が豊富で、国内のファンも多いです。

コーヒーのイメージが強いかもしれませんが、「ピュリナワン」や「モンプチ」、「フリスキー」等のブランドでペットフードも展開しています。

代表的なキャットフードのひとつである「ピュリナワン」
避妊去勢後の体重増加に配慮し低カロリーに設定されています。また、猫の病気に多い下部尿路疾患にも配慮しPHを弱酸性にコントロールするよう調整されています。さらに、天然の食物繊維により毛玉の排出を手助けしてくれます。良質なたんぱく源で高い嗜好性もあり、高品質キャットフードです。

総合栄養食はもちろんですが、療養食を扱うメーカーとしても有名です。約半世紀前、腎臓病を患った盲導犬のために腎臓に負担の少ないペットフードを開発したことがきっかけとなり、様々な療養食を革新的な技術とノウハウで作り出してきたという歴史があります。世界86か国で販売されており、病気の治療中の猫には獣医さんから勧められることも多いのではないでしょうか。療養食はインターネット上から購入することも可能ですが、必ず獣医さんに相談の上で与えるよう注意書がなされています。

消化しやすく快適な排便に役立ちます。お腹が弱い猫の飼い主さんに多く選ばれているようですが、必ず事前に獣医さんに相談することを勧められています。

おむつや生理用ナプキン、マスクなど、ドラッグストアでよく見かけるメーカーというイメージが強いかもしれませんが、ペットフードやペット用品でも多数のヒット商品があります。

「健康と清潔でペットの暮らしを快適に」という理念を掲げ、数々のペットフードやトイレタリー用品をリリース。キャットフードとしては「銀のスプーン」や「三ツ星グルメ」、ペットのトイレタリー用品としては「デオトイレ」や「消臭ビーズ」などが有名ですね。

かつお節や挽き小魚が使用された、ドライフードです。ドライフードを粒のまま吐いてしまう猫のために作られています。独自の技術で粒がお腹の中で素早く砕け、吐き戻しを軽減。毛玉ケアにも役立ちます。

とろりとした上質な美味しさのおやつです。飼い主さんの手から少しずつあげることができ、猫とのコミュニケーションやご褒美におすすめ。日本各地でとれる素材が使用されています。

国内最大規模の工場と生産量で知られる、歴史あるメーカーです。日本初となるドッグフード「ビタワン」は今もよく知られていますね。魚や鳥用のペットフードも手掛けています。キャットフードとしては、「ミオ」や「COMBO」などが有名です。

年齢を問わず与えられるオールステージ猫用総合フードです。かつおとまぐろ、小魚の旨味が詰まっていて、食いつきも良いのだそう。リーズナブルな価格で、ドラッグストアやホームセンター、スーパーなど購入しやすいのも嬉しいですね。食物繊維の働きにより、毛玉の排泄をサポートしてくれます。

「ちゅ～るちゅ～るチャオちゅ～る」のコマーシャルで大ヒットした「CIAOちゅ～る」はあまりにも有名。「いなばライトツナ」などの缶詰が代表的な食品メーカーとしても親しまれています。ペットフード製造の歴史は古いですが、米国向けの海外輸出のみで日本では販売されていませんでした。現在は、誰もが知るキャットフードの代表的メーカーの1つです。

猫が舐めて味わえる液状のスティックタイプのおやつとして、一大ブームを巻き起こしました。当時は今までにないタイプのおやつとして注目を集め、その人気は今もなお顕在。味やセット内容のバリエーションが豊富で、与える頻度や好みにより選びやすくなっています。

今回は、よく知られるキャットフードメーカーと代表的なブランドについてご紹介しました。ここでご紹介した以外にも、数多くのメーカーがあります。

キャットフードメーカーには、それぞれのこだわりや理念があります。主原料や健康への配慮など、愛猫の健康を願う飼い主さんにとって知っておきたいポイントではないでしょうか。

キャットフードのメーカーは、いくつものブランドを持っている場合が多いです。品質に信頼がおけるメーカーであれば、他にどのようなブランドをリリースしているか知っておくと便利。もし、猫がキャットフードの味に飽きてしまった時、同じメーカーの他のブランドに変えることで解決することもあります。