毛が硬い猫はどうやってブラッシングをしたら良いの?コツをご紹介

きれいな長毛種から、被毛の少ないスフィンクスまで、猫にはさまざまな種類があります。毛が柔らかければ、簡単にブラッシングをすることができるでしょう。
しかし、毛がゴワゴワしており、硬い毛を持った猫はどうすれば良いのでしょうか?この記事は、毛が硬い猫のブラッシングのコツについて解説します。 2020年06月20日作成

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猫の毛がゴワゴワになる原因

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もしかしたら、もとはきれいな毛をしており、ゴワゴワと毛が硬いのは何らかの原因がある可能性があります。
まずは、なぜ猫の毛がゴワゴワになってしまうのかを知っておかなければなりません。

生まれつき

もちろん、生まれつき毛が硬くゴワゴワしている猫もいます。
そのほとんどは短毛種であることが多いです。
短毛種の猫は、アンダーコートがないことが多く、強くブラッシングをしてしまうと皮膚が傷ついてしまいます。
そのため、生まれつき毛がゴワゴワしている猫に対しても、毛並みを良くしようと無理やりブラッシングをすることは避けたほうが良いでしょう。

体調不良

もしかしたらその毛のゴワゴワは、猫の体調不良が原因かもしれません。
猫はきれい好きな動物であるため、自分自身で毛づくろいをし、毛の清潔を保っています。
しかし体調不良になると毛づくろいをする元気がなくなり、自然とどんどん毛並みが悪くなるのです。
いままではきれいな毛並みだったのに、突然毛がゴワゴワとしてきたのであれば、一度動物病院へ相談に行った方が良いかもしれません。
体調不良などの原因を取り除くことで、猫の毛並みは改善されるかもしれません。

栄養状態が良くない

毎日の栄養を十分に摂取できていないと、毛並みは悪くなってしまいます。
生まれつき毛がゴワゴワをしているのであれば問題はないでしょうが、キャットフードを変えてから毛が硬くなってきたと感じるようであれば、キャットフードを元に戻すことをおすすめします。
また、あまりに安価なキャットフードは粗悪品である可能性もあるでしょう。
パッケージに総合栄養食と記載されているキャットフードを与えることで、猫の毛並みが改善されることもあります。

口内炎ができている

猫にも、私たち人間と同じように口内炎ができることがあります。
毛づくろいをするときに口内に痛みを感じるため、毛づくろいをしなくなり毛がゴワゴワになっているのかもしれません。

毛が硬い猫のブラッシング方法・コツ

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猫は優しくブラッシングをしてあげないと、皮膚を傷つけてしまう可能性があります。
そのため、正しいブラッシング方法を知っておきましょう。

皮膚を傷つけにくいブラシを使用する

毛をサラサラにすることだけを考えてスリッカーブラシなどでブラッシングをすると、猫の皮膚を傷つけてしまうことも考えられます。
そのため、猫の皮膚を傷つけにくいブラシを使用するようにしましょう。

毛が硬い猫のブラッシング方法

まず、柔らかい獣毛ブラシ、ラバーブラシ、コームの3つのブラシを用意します。
はじめに柔らかい獣毛ブラシを使用し、猫の抜け毛を取り除きましょう。
獣毛ブラシを使用することで、猫の毛ツヤが良くなることが期待できます。
次に、獣毛ブラシで取り切れなかった抜け毛をラバーブラシで優しく取っていきましょう。
ラバーブラシはマッサージ効果もあるため、猫は喉をゴロゴロと慣らして気持ちよさそうにするはずです。
そして最後に、コームで全体の毛並みを整えます。
そうすることで、ゴワゴワの猫の毛が滑らかになるでしょう。

ブラッシングのコツ

ブラッシングのコツは、焦らずにコツコツと定期的に行うことです。
1日で猫の毛をきれいにしようとは考えずに、長い時間をかけて猫の毛並みを整えていきましょう。
ブラッシングが嫌いな猫は、ブラッシングが終わった後にご褒美を与えるなどし、ブラッシングが良いものだと認識してもらえるようにすると良いです。

毛が硬い猫におすすめのブラシ4選

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それでは最後に、毛が硬い猫におすすめのブラシをご紹介します。
先述した、毛がゴワゴワの猫に効果的な獣毛ブラシとラバーブラシをそれぞれ2点ずつ厳選しました。

高級豚毛ブラシ

小型で扱いやすい獣毛ブラシです。
柔らかめのブラシですので、猫の皮膚を傷つける心配も少ないでしょう。
猫のゴワゴワの硬い毛の毛ヅヤを良くしたいのであれば、このブラシをおすすめします。


高級豚毛ブラシ

レデッカー 高級キャットブラシ

木のぬくもりが印象的な、ドイツ製の獣毛ブラシです。
すべて天然素材を使用した手作りですので、使用しているとどんどん手に馴染んできて、愛着が湧くでしょう。
このブラシは大きめですので、ブラッシングが苦手な猫でも簡単にブラッシングができます。


レデッカー 高級キャットブラシ

ペットアンドミー ラバーブラシ

ラバーブラシのおすすめのひとつが、この商品です。
スイス製のセンス良いデザインと、使いやすさが特徴として挙げられます。
また、医療用の100%シリコーン製であるため、安心して使用することができるでしょう。


ペットアンドミー ラバーブラシ

ペティオ プレシャンテ ラバーブラシ

気軽にラバーブラシを使用したいのであれば、この商品を選ぶと良いでしょう。
抜け毛が目立ちやすいようなカラーですので、抜け毛の掃除漏れがなく常に清潔なブラシを保つことが可能です。
また、持ちやすい形をしているため、優しく猫のブラッシングをすることができるでしょう。


ペティオ プレシャンテ ラバーブラシ

毛が硬い猫の毛並みをツヤツヤに!

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生まれつき毛が硬いのではなく、最近になって突然毛並みが悪くなったり毛がゴワゴワとしてきたのであれば、猫の体調不良や病気などを疑わなければなりません。
もし体調不良で毛がゴワゴワになってしまっているのであれば、いくらブラッシングをしても意味はありません。
まずは獣医師に診てもらい、体調不良などの原因を取り除きましょう。
生まれつき毛が硬い猫は、ブラッシングで劇的に毛並みが良くなることもあります。
今回ご紹介したように獣毛ブラシ、ラバーブラシ、コームを使用して、猫の毛をサラサラにすることにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

参考サイト
楽天24(参照日:2020-05-27)
https://item.rakuten.co.jp/rakuten24/e490111h/

くらしの美術館(参照日:2020-05-27)
https://item.rakuten.co.jp/kurashibijutsukan/4974034-cp/

愛犬と一緒に歩くを叶えるanifull(参照日:2020-05-27)
https://item.rakuten.co.jp/anifull/428-5531p/

ペットの雑貨屋さん spring(参照日:2020-05-27)
https://item.rakuten.co.jp/spring-pet/10000486/

著者情報

けんぴ

若い頃はドッグトレーナーとして、警察犬の訓練やドッグスポーツなどを行う。
それらの経験を活かし、ペット系ライターとして活動中。
現在はすっかり猫派となる。
好きな犬種・猫種はボーダーコリーとノルウェージャンフォレストキャット。

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