猫のウェットフードどう選ぶ?おすすめキャットフード5選

ウェットフードは食いつきが良いのが魅力ですが、種類が多くて選ぶ際に迷ってしまいます。そこでウェットフードの選び方とおすすめ商品を紹介します。 2020年06月02日作成

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ウェットフードはやわらかい食感で風味が強いのが特徴で、子猫から老猫まで幅広く好まれます。

嗜好性が高いのでドライフードのトッピングやおやつに最適ですが、種類が多くてどれを選べば良いのか迷ってしまいます。また加工食品なので原材料の安全性が気になります。

そこで安心安全なウェットフードの選び方とおすすめ商品を紹介します。

ウェットフードの特徴

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キャットフードは大きく分けて、ドライとウェットがあります。このうち水分が80~90%占めているのがウェットフードです。

水分が多いのでやわらかく風味が強いのが特徴です。そのため嗜好性が高くて食いつきが良く、子猫から老猫まで好んで食べてくれるのがメリットです。また1食ずつ小分けされているものが多く、開封前であればよく日持ちします。

一方で水分が多いので必要なカロリーを補おうとすると、ドライフードよりも量が多くなる、コストが高い、開封後の賞味期限が短い、ゴミが多く出るといったデメリットがあります。

ウェットフードの選び方

食べ切りサイズ

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ウェットフードは1回で食べ切れるものがおすすめです。昔は大容量の缶詰タイプが主流でしたが、いまは1食分ずつ小分けされたパウチタイプが主流です。

コスパは大容量の缶詰のほうが有利ですが、ウェットフードは一度開封すると腐敗が早く進みます。多頭飼いなら大容量の缶詰でも問題ありませんが、1匹なら食べ切りサイズのパウチか小さな缶詰のウェットフードがおすすめです。

主食として与えるなら総合栄養食と記載されたものを

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ウェットフードを主食として与えるなら、必ず「総合栄養食」と記載されたものを選びましょう。

総合栄養食とは日本の「ペットフード公正取引委員会」が定めてもので、これと水さえあれば生きていけることを示しています。

総合栄養食以外のウェットフードには、副食や一般食と記載されています。これらのウェットフードは主食として与えることはできませんが、ドライフードのトッピングやおやつとして少量だけ与えるなら問題ありません。

主食として与えるなら高カロリーなものを

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ウェットフードは水分を多く含んでいるのでカロリーが少なめです。例えばパウチタイプなら、だいたい1袋のカロリーは40~60kcalほどです。

ところが成猫は1日に体重1kgあたり80kcal前後のカロリーが必要です。体重5kgの猫なら、1日6袋以上食べさせないと必要なカロリーを満たすことができないのです。

ウェットフードを主食として与えるなら、できるだけ高カロリーなものを選びましょう。

安心安全な国産

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近年ではタイやフィリピンを原産国とするウェットフードが増えています。外国産=危険、国産=安全ではありませんが、安心安全を求めるなら国産のウェットフードがおすすめです。

なぜならウェットフードの生産には大量の水が使われるからです。原料の魚を洗うのにも水が必要です。日本ならどこでも安全な水が手に入りますが、そうでない国もたくさんあり、安全な水を使用しているという保証がないのです。

添加物が少ない

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ウェットフードはレトルト食品なので、保存性を高める目的でさまざまな食品添加物が加えられています。

特によく使われるのが赤102号、黄色5号といった合成着色料、発色剤の亜硝酸ナトリウム(亜硝酸Na)、酸化防止剤のBHA、BHTです。これらの添加物は有害性が指摘されています。愛猫の健康を考えるなら、できるだけ添加物が少ないウェットフードを選びましょう。

おすすめウェットキャットフード5選

それでは猫の健康に配慮したおすすめウェットキャットフードを紹介します。

三洋食品 何も入れないまぐろとサーモンのたまの伝説

日本で初めて猫缶を発売した三洋食品が素材にこだわって作った国産ウェットフードです。

「たま伝説 何も入れないシリーズ」は豊富なラインナップを揃えていますが、その中からまぐろとサーモンを選んでみました。新鮮なかつおの白肉にたっぷりの銀鮭を使用し、グルメな猫も大満足の味に仕上げています。

原材料はシンプルにまぐろとサーモンのみ、食品添加物を一切加えていません。さらに猫の年齢や体重に合わせて、必要な栄養素を組み合わせることで健康にも配慮しています。


三洋食品 何も入れないまぐろとサーモンのたまの伝説

はごろもフーズ 無一物 まぐろ

シーチキンでおなじみのはごろもフーズが作った、素材にこだわったフレークタイプのウェットフードです。

まぐろは素材の旨味を存分に味わえるように、まぐろと水だけで仕上げています。ほかに何も加えていないのでとってもピュア、もちろん食品添加物は加えていません。しかも高タンパク質で猫の体にも配慮しています。安心安全な国産で、天然水を使用しているのも嬉しいです。


はごろもフーズ 無一物 まぐろ

いなば CIAO 総合栄養食 まぐろ ささみ・しらす入り

栄養バランスを考慮した総合栄養食のウェットフードです。

まぐろ・ささみ・しらすと猫が大好きな素材を組み合わせています。やわらかなペースト状でとろみがついているので、子猫や老猫にも安心して与えることができます。安心な国産なのも嬉しいです。


いなば CIAO 総合栄養食 まぐろ ささみ・しらす入り

ミャウミャウ とびきり まぐろ100%ベース

まぐろを贅沢に使用したゼリータイプのウェットフードです。

どの猫も満足できるように、まぐろエキスやa-iペプチドで味を調整しています。さらに腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖、脂肪の酸化を防ぐビタミンEを加えています。安心な国産なのも嬉しいです。


ミャウミャウ とびきり まぐろ100%ベース

いなば CIAO 焼かつおディナー ほたて貝柱入り

フレーク状の焼きかつお・焼きささみと風味豊かなほたて貝柱を組み合わせた国産ウェットフードです。

ほたてエキスを加えることで旨味を足し、グルメな猫も納得する味に仕上げています。お腹に溜まった毛玉をケアできる食物繊維、便臭をケアできる緑茶エキスを配合しているのも嬉しいです。


いなば CIAO 焼かつおディナー ほたて貝柱入り

安心安全なウェットフードを選びましょう!

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ウェットフードは嗜好性が高く食いつきが良いのが魅力ですが、レトルト食品なので原料の安全性が気になります。愛猫の健康を考えるなら安心安全な国産がおすすめです。できるだけ添加物が少ないウェットフードを選びましょう。

参考サイト
charm 楽天市場店(参照日:2020-5-9)
https://item.rakuten.co.jp/chanet/259609/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/166801/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/184988/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/250692/
https://item.rakuten.co.jp/chanet/279282/

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

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