猫がへそ天しているのは大丈夫?
猫が無防備に仰向けになり、へそ天の状態になっていると大丈夫かな?と不安になる飼い主さんもいるのではないでしょうか?
結論から言えば猫がへそ天の状態をしていても問題はありません。
逆に猫がへそ天している状態は安心しきっており、リラックスしている証拠ですのでストレスなく過ごしている証です。
特に外敵のすくない飼い猫はリラックスしている時の他にも、飼い主さんに構って欲しい時のアピールとしてへそ天することがあります。
しかし、飼い猫だけではなく野良猫も日向ぼっこをしてリラックスしている時や熱くて熱を逃したい時などもへそ天します。
猫にとってへそ天は比較的見られる行動であり、リラックス指数が高い時にする仕草なのでやめさせたり心配する必要はありません。
飼い猫がへそ天して寝ている時はなるべくそっとしておきましょう。
猫がへそ天する時の気持ちとは?
へそ天している時はリラックスして熟睡している時と紹介しましたが、起きている時にも仰向けに寝転がりへそ天してくる時もあります。
そんな時猫はどんな気持ちなのでしょうか?
①安全な場所で安心している
自分のお気に入りの毛布の上や家の中で安全な場所と認識しているため安心している気持ちが強いとへそ天することがあります。
特に勝手知ったる家の中は守られているので、リラックスしており心身ともに羽を伸ばしている状態です。
そんな安心からそのままへそ天の状態で熟睡してしまう子も珍しくありません。
さらには、このへそ天の状態は四肢が伸びた状態であり、気持ち良いという理由からへそ天していることも考えられます。
人にも好きな姿勢があるようにこのへそ天の状態が気持ち良いから実行している猫も多いです。
②飼い主さんに甘えたいとき
飼い主さんに甘えたいときや自分に注目してほしい時にへそ天になることがあります。
犬の場合は仰向けの姿勢は服従の意味が強いですが、猫はどちらかというと自分になにか要求があり、飼い主さんにそれを分かってもらうアピールのためにへそ天をします。
特になでて欲しい、おやつやご飯が食べたいなどの飼い主さんに対してなにかお願いがありまする時に行う子が多いようですね。
仰向けになって甘えてくる姿は可愛いです。
③子猫は母猫にする
へそ天は子猫がよくするポーズでもあります。
母猫に守ってもらっているからこそ安心してみせるポーズであり、まだ危険や外敵などの存在を知らない無邪気な子猫だからこそするポーズですね。
この子猫の時にしていたへそ天がくせになり大人になっても行う猫ちゃんもいるようですね。
猫がへそ天している時の注意点は?
猫さんがへそ天しているのは安心してリラックスしている時と紹介しましたかまだ、へそ天して寝ている時は極力構わずにそっとしておきましょう。
ついつい可愛い姿に写真を撮ったり、なでてしまいたくなりますが、音や感触にびっくりしてしまい転倒したりする危険もあります。
中には驚いて噛み付いたり引っ掻いたりしてくる猫もいるかもしれません。
人間でもリラックスしている時に構われると気分を害するものですが、猫にも同様のことが言えます。
また、あんまりへそ天して寝ているとなにか病気なのではと心配になる飼い主さんもいるかもしれませんが問題はありません。
へそ天は全ての猫がするわけではなくその子の癖のようなものです。
ですので長時間へそ天状態で寝ていてもそれはその子の個性であるため、あまり心配はいりません。
しかし、へそ天して苦しがっている、硬直している、下痢や嘔吐などの他の症状があるなどの場合には病気や怪我をしている危険もあるため早めに動物病院を受診するようにします。
へそ天状態は可愛くて癒されますが、普段から愛猫の状態を観察して緊急時に早期発見できるようにしておくと大切ですね。
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UCHINOCO編集部
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