はじめての冬・子犬の体調管理について

子犬を迎え入れて初めての冬にはいろいろと気を遣います。今回は、冬を迎える子犬の体調管理について調べてみました。犬種にもよりますが、冬場はさむがってしまう子犬も多いので、飼い主さんは注意が必要になります。 2019年11月14日作成

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子犬は冬が苦手?

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寒さに弱い人もいます。それと同じように子犬にとっては経験をしたことのない寒さだとしたら、冬場は苦手になるのもわかります。子犬には、とにかく初めての冬には慎重に対応してあげないといけないと感じます。まずは住まいの地域の冬場の気候をしっかりと把握したうえで、冬対応をさっそくしてあげてください。

子犬は自分で体温調節が上手に出来ないという欠点があります。ある程度、体格の良い犬種の子犬の場合には、それほど気を遣いません。逆に小型犬の子犬の場合には、どうしても体温調節が苦手です。そこに寒さが厳しい状態となると、子犬は体調を崩しかねません。そのあたりのことを、とにかく用意周到にグッズなどを準備して、取り組んであげてください。

寒さに飛び切り弱いチワワの場合

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小型犬の中での特にチワワの子犬は、ちょっとした寒さでもプルプルと震えます。そして寒さを訴えると同時に、元気を失くしてしまい、飼い主さんを慌てさせてしまいます。それは、チワワが暑い国が原産地ですので、当然寒さには想定できないほどの体格をしているわけです。チワワ=寒さに弱い犬種ということを、しっかりと覚えておいてください。

同じように小型犬の中での特に体が小さい犬の場合には、寒い時期にはどうしても体調が不安定になってしまいます。寒ささえきちんと凌げれば、特に問題はないはずです。真冬の気温などをきちんと把握して、あまりにも寒い時期には外出を控えるなど、犬の体調ファーストの考え方ができるのも飼い主さんならではの配慮です。

子犬が起こしやすい冬の体調不良

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よく食べてよく遊ぶような子犬でも経験のない冬場には、油断をしてしまうと体調を崩してしまいます。そこで初めて迎える冬には飼い主さんの温かなケアが必要になります。1歳を迎えていないような犬を子犬と呼びますが1歳前後の犬でも冬場はどうしても、風邪をひきやすく体調管理が難しのが現状です。

身体が小さい犬ほど自分の体温を維持することが苦手です。出来るだけ寒さを避けて、温かく過ごせるような配慮が必要になります。ある日突然、食欲が落ちてしまい、元気がなくなったという場合には、室温に問題はなかったか?子犬が一時的に低体温に陥っていないか?ということをチェックしなければ危険です。初めての冬は犬種に関わらず必ずしっかりと、体が未発達であることを忘れずに、飼い主さんとして責任をもって子犬の体調をキープしてあげてください。すべては飼い主さんの意識の高さにかかってきます。

室温の温度は大丈夫ですか?

飼い主さんの体感温度と、子犬の温度とは差があります。まずは温度計を設置して常に室温を一定にしてあげるのが、一つのコツです。暖房を使っていても意外と床付近が冷えてしまうことも考えられます。床で遊んでいる子犬はすぐに冷えてしまうのです。冬場の季節だけは敷物を準備するなど、床材との兼ね合いを考えるのも重要なことです。

夜間に冷えることで起きる体調不良

子犬の体温は比較的温かいので常に体温は保てていると、あまり過信をしないでください。そればかりを考えていると夜間の気温低下に気づかずに寒い思いをさせてしまう可能性もあります。そのために、飼い主さんと同じ寝室にして、暖房にも気を配るなど最初の冬は完全に管理してあげるほうが安全です。

ゲージの中に湯たんぽを入れてあげるなど、子犬の様子をチェックしながら一番良い方法を取るようにしてください。冬が温かい地方以外は、特に夜間の室温管理は重要です。

子犬を寒いと感じさせないコツ

室温にもよりますが、あまりにも寒さに弱く体調も不安定な場合には、まずは温かくして過ごすようにしてください。散歩なども無理をせずに初めての冬を穏やかに過ごせるように配慮をしてあげてください。子犬が寒いと感じてしまうと、そこから体調不良が続いてしまいます。

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UCHINOCO編集部

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