あれ?どうしたの?犬が触られるのを嫌がる理由とそのサインについて

犬は自分の体に痛みを感じているときには、たとえ飼い主さんであっても触れられのを嫌がります。普段は少しも触られるのを嫌がらないのに、急に態度を変えているときには、要注意です。必ず理由があって、そのサインとして触られるのを嫌がるのです。 2019年11月03日作成

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もしかすると苦手な場所を触っていませんか?

https://www.shutterstock.com/ja/home

犬は体の中でも先端部分を触ると嫌がる場合が多いことはご存じでしょうか?しっぽの先や足先などは、比較的苦手意識を強く持つ犬が多いのです。これはある程度幼い頃からのしつけで軽減できるものですが何のトレーニングもしていない場合には、触られるのを拒否するものです。あまり無理強いをしないようにしてください。

基本的に子犬の時期から、触られて嫌がる場所を少しでもなくすことが良いのですが、どうしても体の先の部分には抵抗があることが多いようです。もしも、触られて急に拒否をするような態度をする場合には、その場所は触られると苦手な場所であると、飼い主さんの方で認識しておきましょう。

飼い主さんとして心得ておきたい

触られると嫌な場所があるわけです。そこは何度も触らないようにするか、もしくは少しずつ慣れてもらうかのどちらかです。犬の方に我慢をさせてしまうのは、ストレスを招く結果になりますのであまり好ましくありません。

それよりも、飼い主さんの方が心得ておくことが先決です。まずは触られるのを嫌がる理由やサインを知っておくことで、愛犬が苦手なことを回避することが出来るのです。

犬が触られたくないとサインを出しているとき

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普段は耳が下がらない犬が、急に耳を後ろ側に倒して飼い主さんが触るのを嫌がっている場合には、その原因を考えなければいけません。単にその場所を触られるのに慣れていない場合なのか?あるいは何か痛みがあるのかも?という推測は飼い主さんにも必要です。急に後ろず去りをするなど、いつもとは違うサインで「触らないで」と伝えているわけです。

それ以上、犬を追い込んでまで触ろうとするのは、間違っています。それよりも、何かの痛みなのでは?と疑う方が先です。あまりにも、逃げ回るような場合には、一度専門的にきちんと診察を受けた方が良いでしょう。

頭を急に撫でようとしたとき

犬に慣れていない人は、急に犬の頭を触ろうとします。それは犬にとって、とても苦手なことです。その上、恐怖を感じやすいものです。とにかく目線に覆いかぶさるように、犬を触ってしまうと、かなりのストレスを感じてしまいます。これ以上触らないで!というオーラを出して、犬の表情はいきなり曇ってしまいます。

これは、よく観察をしているとわかるものです。触られるのを嫌がる前に、嫌がる触り方を避ける方が肝心です。また撫でるときには、必ず犬の目線より下から触ってあげることが鉄則です。

体に痛みがある場合

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犬が触られるのを嫌がる理由として、痛みのサインを出していることが往々にして感画られます。腹痛や足腰の痛みなどを感じたときには、誰にも触られたくないと自分の身を守ろうとします。部屋の隅でうずくまるような態度を見せるようになります。これは間違いなく体の不具合が起きている時のサインです。出来るだけ見逃さないようにしてください。

無理に抱き寄せようとすると「キャン」という甲高い声を出してしまうこともあります。これらはすべて痛みのサインです。人間の子供の様に痛みがあるときには親に甘えるというよりも、犬の場合には、出来るだけ誰にも触られないような場所に逃げ隠れたいという気持ちになるのです。そこを理解してあげてください。

しばらくは様子を見て判断をする

一時的に触られるのを嫌がるだけであれば、一過性の痛みや気分の問題だと理解しても大丈夫です。例えば半日以上も、何か様子がおかしく、触られるのを嫌がる場合には、その理由を探さなければいけません。そして早急に対応することが、飼い主さんとしての役割です。

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UCHINOCO編集部

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