犬の年齢別予防接種スケジュールを押さえよう!

犬と暮らし始めると飼い主としては予防接種のスケジュールをしっかりと立てる必要があります。これは飼い主としての責任です。犬を大事に思う気持ちを、予防接種という形で実行することは、犬の健康管理にも大いに役立つのです。
2019年04月26日作成

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犬にとっての予防接種とは?

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子犬の時期から成犬になってからも、犬にとって季節ごとの予防接種はとても重要なことです。大事な愛犬を感染症から守るためにも、予防接種はきちんと受けることが義務づけられているのです。例えば、子犬から成犬になって、ドッグランや旅行先で宿泊をする際にも、必ずと言ってもいいほどワクチン済の証明書を提示する必要性があるのです。

それほど、ワクチン接種は重要視されています。飼い主としても年間行事の一つとしてワクチン接種のタイミングとシーズンを把握しておくとこで、急にワクチン接種を慌てて受けるということがなくなります。

子犬のワクチンスケジュールについて

子犬には3回のワクチン接種が適切と言われています。まずは生後42日~60日の間になると、母犬からもらった抗体が薄らいでしまいます。そこで、1回目のワクチンを接種します。そして2回目は生後3か月の時期、3回目を生後4か月の時期に摂取することで恐ろしい伝染病から身を守ることが出来るのです。その後は年に1回のワクチン接種となります。

子犬のワクチン・その必要性

ワクチンを接種することで子犬の体の中にも抗体が作られていくのです。万が一体に支障をきたすようなウイルスに感染しそうになっても、抗体があれば重篤にならずに済むのです。これは子犬にとっては最大のメリットと言えます。

狂犬病ワクチンについて

生後91日目を過ぎたら狂犬病ワクチン接種を行います。混合ワクチンと同じ日に接種することは危険です。獣医さんとよく相談をしてその犬の体調をみながら予定を立てることをお勧めします。子犬の場合には、2回目のワクチンを接種した後に狂犬病ワクチンの予定を立てることが多いのす。

この際に、必ず混合ワクチンを接種した後、1カ月以上の間隔をあけてから予防接種を行うことが大切です。急いで感覚を狭めて接種するようなことだけは避けてください。狂犬病ワクチンが先に接種されている場合には、1週間を開けると、混合ワクチンを接種することができます。このあたりの予定は周到に立てることが大切です。

混合ワクチンは年間通して受け付けてもらえる

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混合ワクチンは動物病院にストックがある限り、どの季節でも接種可能です。但し、年に1回のことですので忘れないように毎年同じシーズンに受ける方が無難でしょう。どの季節にワクチン接種をしても特に弊害はありません。あえて付け加えるのであれば夏場は、エアコンの部屋と外気との温度差で、食欲不振などの体調不良が多くなるシーズンです。あえて夏場に混合ワクチンを接種しないようにするのは、副作用が出やすいという傾向があるからです。

冬や夏よりも季節の良い時期を選んで

混合ワクチンの場合には、できるだけ気候の良いときを狙って打つのが理想的です。病気の少ない春先から秋口にかけてのシーズンは外出しやすく、比較的犬も元気で過ごしやすい時期と言えるのです。そういう意味でも、やはり真冬や真夏に混合ワクチンの接種するのはお勧めできません。

狂犬病の予防接種時期はいつ?

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狂犬病の予防接種は毎年4月1日~6月30日と定められています。最近は集団接種を選ぶ人と、個別接種を選ぶ人が分かれています。特にこだわりがなく元気な犬にとっては集団接種も一つの選択です。狂犬病接種に限っては季節が限定されていますので体調面に問題がなければ接種しておくことをお勧めします。

犬が生きていくうえで必要な予防接種

犬の面倒を生涯見るということは、適切な医療を受けさせ、予防医療にも努めることが大切です。これをきちんと踏まえて、春先の狂犬病予防接種や1年に1回の混合ワクチンをあらかじめ年間の予定として組み込んで、愛犬の健康を守り続けることが飼い主さんの幸せにもつながるのです。

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UCHINOCO編集部

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