下痢をする
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犬も人間と同じように下痢することがあります。しかし、原因は様々です。1回だけ下痢した程度で、その後元に戻れば経過観察で大丈夫なことが多いですが、下痢を繰り返すような場合は病気が潜んでいる可能性があります。その場合は必ず動物病院に相談しましょう。
下痢の原因は様々
下痢する原因は実に多様です。ストレスで下痢することもあれば、細菌、ウイルス、寄生虫などの感染により下痢することもあります。消化管に腫瘍ができれば下痢することもあります。原因の特定は、動物病院で検査をしてみなければわかりません。
急性膵炎という病気に用心を
急性膵炎の場合には、頻回の嘔吐と強い腹痛があります。犬はお腹を守るような形で「お祈りのポーズ」と呼ばれる独特な姿勢で固まってしまいます。動物病院での治療が必要ですので、早期に連れて行きましょう。
血便をすることがある
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犬も血便をすることがあります。血便は消化管内で出血があることを示唆しています。出血があるということは、閉塞、炎症や腫瘍などがある可能性が考えられます。無治療で放っておくと症状が悪化するリスクがありますので、早期に動物病院に連れて行きましょう。
血便の色が赤色か、黒色かで出血部位の推測ができる
血便に鮮血のような赤色の血液がみられる場合、大腸に出血病変があると推測できます。血便に黒色の血液が混ざっている場合は小腸に出血病変があると推測できます。
便秘をする
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犬も便秘を起こすことがあります。その原因も様々で、消化管の機能低下による場合や閉塞などで起こる場合などが挙げられます。
異物を食べたための腸閉塞
何か異物を食べてしまい、その異物が消化管内で停滞してしまい閉塞が起こることがあります。異物が胃内にある場合は吐かせる処置で取り出すことができる場合もありますが、明らかに異物が原因で閉塞がある場合は内視鏡か外科手術が必要になります。異物を食べてしまった場合は早急に動物病院に連れて行き、処置を受けるようにしてください。重篤化すると腹膜炎を起こし、命にかかわります。
運動不足やストレスの問題
適度な運動でストレスを解消し、胃腸の働きを高めましょう。散歩や室内遊びを充実させてあげるとよいでしょう。
便の状態は常にチェックしましょう!
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便の状態を観察することで、病気を見つける手掛かりとなることがあります。普段の生活から気にしてあげ、病気の早期発見を目指しましょう。
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UCHINOCO編集部
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