これって普通?と思う飼い主へ!雌猫の体重について

飼っている猫が軽く思えたり、重く思うと飼い主としては不安になることも多いかと思います。そんな飼い主の方の為に今回は雌猫の体重について、成長期間に合った体重なのか、痩せ気味、太り気味の対策についてもお話しさせて頂きます。
2018年11月22日作成

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猫の平均体重を知ることで、自分が飼っている猫の健康状態も分かることになります。
また、平均体重でない場合の対策にいてもご紹介させて頂きますので、是非参考にしてもらえると幸いです。

雌猫の平均体重は?

出典元:https://www.shutterstock.com/

まず、雌猫の平均体重はどのくらいなのかということを雌猫の成長段階別にご紹介致します。
生後1週間…200g前後
生後3週間…300g前後
生後1か月…400g前後
生後2か月…1㎏前後
生後3か月…1.5㎏前後
生後6か月…3㎏前後
1歳頃~…4㎏前後
となっており、1歳を超えると身体の成長も止まり、体重にも変化がなくなります。 ですが、この平均体重よりも大幅に痩せている、太っている場合には注意が必要です。
この平均体重は日本の一般的な雌猫の体重を指しており、外国産の品種などの大きな体格の猫の場合はこの平均体重よりも重くなります。

痩せている猫の対策について

野良猫を見ると、痩せている猫も多いです。
それは飼い猫とは違い、野良猫は毎日十分な食事にありつける保証がなく、また生活環境も飼い猫よりも悪く体力の消費が大きくなるためと考えられます。
では、飼い猫が痩せてしまっている場合、どんな原因が考えられるのでしょうか?
考えられる原因としては、
・フード選びが不適切で、十分な栄養素が摂取できていない
・消化器系の病気で、食欲低下や栄養摂取不良が起きている
・甲状腺機能亢進症
などが挙げられます。
痩せているかどうかは、外観で判断します。
ちょうどよい体格では、体幹を皮膚の上から触ったときに肋骨がうっすらと感じられます。
触るとはっきり肋骨がわかるときは痩せ気味と判断します。もし、触らなくても見て肋骨、骨盤、腰椎が分かってしまうようであればかなり削痩が進んでいると判断します。
痩せていると感じたら、動物病院に連れていきましょう!
適切なフードを適切な量与えているのか、確認しましょう。「一般食(おやつ)」でなく、「総合栄養食」でなければ主食として与えてはいけません。 食欲がなくなってしまい、痩せてしまっている場合は、口腔内や胃腸など消化器疾患、あるいはその他の疾患の可能性を考えなければいけません。
適切な質と量のフードを与えているのに痩せている場合は、甲状腺の病気かもしれません。

猫の肥満対策について

出典元:https://www.shutterstock.com/

肥満の猫の原因としては、
・食べすぎ
・運動不足
・避妊後の食欲の増大
・病気
などが挙げられます。
まず、食事の量が適切か確認しましょう。わからない場合は獣医師に相談しましょう。 食事が多すぎる場合は、摂取カロリーを減らそうとして急に食事量を減らすのは良くありません。カロリー以外の必要な栄養素が不足するリスクがあります。減量用のフードを与えるなどの工夫が必要です。 室内飼いの場合は、運動不足に注意しましょう。一日に10-15分程度でもよいので一緒に遊んであげる時間を作りましょう。
避妊手術をした猫では、食欲が増加する場合が多いです。避妊雌用の低カロリー食を与えるようにし、おやつは与えないなどの注意が必要です。 病気が原因で太ることもあります。クッシング症候群など内分泌系の病気などが疑われる場合、しっかり検査する必要があります。太る以外にも何か気になることがあれば、病気が隠れている可能性もありますので獣医師に相談しましょう。

自分のことの様に考えましょう!

いかがでしたか?
雌猫の平均体重や痩せすぎ、太りすぎの原因と対策についてご紹介させて頂きました。
猫は人間の様に言葉を話して伝えることは出来ません。
その分、飼い主側が猫の体調や健康管理をしっかりし、猫にも快適に過ごしてもらえるように心がけましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

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