犬の口が臭い!口臭がする原因と対策法とは?

子犬の頃は気にならなかったのに、成長するにつれてどんどん気になってくる口臭。
ニオイが気になって、顔も近づけられない!!という方もおられると思います。
今回は犬の口臭の原因と、対処法をご紹介します。 2018年05月24日作成

  • 犬のカテゴリ - 犬の健康ケア犬のカテゴリ - 犬の健康ケア
  • VIEW:402

せっかくの愛犬との時間、口臭が気になってスキンシップがとれないなんて
悲しすぎますよね…。
犬の口臭には様々な理由があり、対処法もそれぞれです。
今回は犬の口臭についてまとめていますので、是非参考にして下さい!

1.歯垢・歯石・歯周病が原因

出典元:https://pixabay.com/ja/

愛犬の歯が黄色、又は茶色くなっている場合
それは歯垢が溜まっている状態です。
この歯垢は、放っておくと歯石になり、歯石を放っておくと歯周病になってしまいます。

この、歯垢、歯石、歯周病は犬の口臭の原因で最も多い原因になっています。

2.内臓の不調が原因

歯を綺麗な状態に保っているのに口臭がする場合は内臓の不調が原因の可能性があります。
口の中が原因なのか、内臓が原因なのかを確かめる方法は
乾いたタオルで歯を拭いてみて下さい。
拭いてもニオイが付いていなければ、胃腸からニオイが来ていると考えられ
腸内環境が悪いの他に、胃腸炎にかかっている可能性も考えられます。

3.それぞれの対処方

出典元:https://pixabay.com/ja/

・歯が原因での口臭
歯垢が溜まっている場合、歯垢が歯石になる前に歯磨きをして取り除きましょう。
歯垢は唾液などで分解ができない為に、飼い主さんが歯ブラシで取り除いてあげる必要があります。
歯磨きをする時には特に何もつけなくても大丈夫なのですが、気になる方は犬用の歯磨き粉を
使うと良いでしょう。

・歯垢が歯石になってしまっている場合。
歯石は自宅でも出来る方法としてスケーラーで削り取る方法がありますが
素人がしてしまうと、誤って歯茎を気づ付けてしまう場合があるので
出来れば獣医さんや歯石取りを行っているトリマーさんなど、信頼できるプロの方に
頼まれる方が良いでしょう。

・歯周病が原因の場合
歯周病は軽度の場合は個人で毎日綺麗に歯磨きをする事で
改善する事が出来ますが、酷い場合は病院へ連れて行って治療してもらう必要があります。歯周病は口臭の原因になる事だけではなく、内臓疾患を起こしてしまう原因にもなりますので、放置したままにしないで、必ず治療を受けましょう。

・内臓不調が原因の場合
胃腸に悪玉菌が腸内に溜まっていると、それが口臭の原因になります。
ヨーグルトなどの乳酸菌を与える事で、悪玉菌を減らすことが出来ます。
人間用の物を与える場合は無糖ヨーグルトを与えて下さい!もちろん犬用のヨーグルトでも効果はありますよ!
そして、今与えているドックフードの見直しをしましょう。
質の悪いドックフードや古いドックフードは悪玉菌を増殖させる原因になります。

歯磨きをどうしても嫌がる子には
歯磨きガムを与えると効果的です。そして
今から犬を飼う方は子犬の時から歯磨きの習慣をつけておきましょう。

4.口臭がアンモニアのニオイな場合は注意!

口からアンモニアのニオイがする場合は腎臓疾患や肝臓疾患の病気が疑われます。
アンモニア臭の他にも下痢、嘔吐、食欲不振、便秘、体重減少などの症状が
見られる場合は病院へ連れて行きましょう。

5.食糞による口臭も…

犬の問題行動の中でも飼い主さんが困っている事が多い食糞。
食糞をした後に歯の間に糞が詰まっているとキツイ口臭がします。
食糞を辞めさせると自然に口臭も少なくなってきます。
食糞はしつけで治すことが可能ですが、食糞のしつけは比較的難しいです。
しつけでもなかなか治らない場合はサプリなどを使用してみるのもいいでしょう。

口臭の原因は主に口内環境の悪化によるものですが、
実は重大な病気が隠されていた。なんて事もあり得ますので
病院での健康チェックは定期的に行くことをおすすめします。
そして、歯磨きを毎日してあげる習慣を付けましょう。

著者情報

UCHINOCO編集部

UCHINOCO編集部では、ペットに関するお役立ち情報をお届けしています。

オススメ

新着記事