犬にとって正しい歯磨き頻度はどれくらい?

歯磨きのお手入れが行き届いている犬は年齢を重ねても、歯がきれいで歯周病のリスクも低く、健康であると言われています。最低限でも1日1回はお口の中を覗いて歯磨きをする習慣をつけてあげられることが理想的です。 2018年03月23日作成

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犬と歯磨きについて

歯磨きは1日1回は必要です

毎晩、就寝前に愛犬のお口の健康を守ってあげることは重要なことです。日々の努力の積み重ねで、健康な口腔内を保てるのです

犬にどうして歯磨きが必要なの?と素朴に思われる人もいます。実際には、「歯磨きは必要」です。どうして歯磨きが必要で、歯磨きをきちんと行わないことで、いろんな予期せぬ口腔内の病気にかかる可能性も高くなるのです。パピー教室などに通っている飼い主さんの場合いは、歯磨きの重要性は教わっているはずです。犬にとって歯磨きが必要な理由は虫歯予防ではなく「歯周病予防」なのです。

犬に虫歯はほとんどないってほんとう?

もともと、犬の歯は虫歯になりにくい構造をしています。だからこそ、歯磨き習慣を必要にする理由は歯周病予防なのです。歯槽膿漏や歯周炎は、人間だけの病気ではないのです。犬のお口の中でも異変が起きていることは稀ではないのです。

歯磨き習慣をつける前にできること

歯磨きを嫌がらない子に育てたい

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いきなり犬に歯磨きをしようとしても、警戒心の強い犬は、口元を触れられること自体に嫌悪感を示す場合も多いのです。そうなってしまわないためにも普段から、飼い主さんが口の周りをチェックしてあげることが重要なのです。

日々のケアで慣れていくこと

子犬時代から口の周りや歯を触られることに慣れておくことは絶対に必要なことです。その機会を逃してしまうと、どうしても歯磨きが困難になってしまいます。それでも成犬になってからも、口周りを触る訓練が必要です。噛まないタイプの犬の場合には、良い香りのする歯磨きペーストを上手に使って、毎日少しずつ歯磨きをしていきましょう。噛むタイプの犬の場合には、獣医師や専門家に任せておくほうが良いでしょう。

犬の歯周病についての知識

恐ろしい歯周病は毎日の歯磨きで防ごう!

飼い主の丁寧なケア次第で、歯周病は必ず防ぐことができます。それには歯磨きが絶対に大切なのです。

毎日歯磨きケアを怠るとどうしても歯周病にかかりやすくなります。人間とまったく同じ原理で、歯周ポケットに食べ物カスが溜まり細菌が増えるという理由です。普段から口の中をチェックして、汚れは付着していないか?口臭が強くないか?は最低限チェックをしておきたい部分でもあります。そして歯磨きを怠ると次に問題となるのが、歯石が歯に付着することです。そうならないために歯磨きが重要なのです。

歯磨きの方法は?

歯磨きはできるだけ、犬が喜ぶ方法で行いたいものです。いきなり歯ブラシを使うのはハードルが高いので、まずは歯磨きシートのようなもので口の中を触らせてくれるだけでOKとしましょう。そこから徐々に、時間を伸ばして毎晩就寝前に、お口のチェックを行う習慣を付ければ良いのです。

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UCHINOCO編集部

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